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【現実を錬成するシリーズ】㉛与えよ、さすれば与えられん

 


『前回さ、、上司や会社をキラウと出世できにくくなるって話をしたんだけど、もう1つ、理由があるって言ったじゃん?これは、心理的な理由なんだけどさ、、』



(前回まではこちらから⇧)


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『上司や会社を否定していると、出世できにくくなるのは

上司になることが怖くなるからなの。


「上司になることが怖くなる…??」


『そう。上司のアラばかり探す、つまり、尊敬ができないわけだよね。』


「はい。私も昔、そんな感じでしたよ。」


『深層心理って、すべて他人に"投影"されちゃうのね。』


「え〜と、"自分がそうだから他人もそうだ"って思ってしまうやつですよね。」


『そう。だからね、上司のアラを探せば探すほどに、自分が上司になったら何が起こるか?を想像しちゃうわけよ。』


『ん?上司の不満な点ばかり見つけてしまうってことは??』


『部下から慕われると思えなくなるの。』


「ああ!」


『自分が上司や会社の方針に文句ばかりつけていると、上司になったら、部下から文句を言われる大変さばかり想像する。

部下に慕われたり、部下に支えられたり、部下から尊敬される上司になる想像がしにくくなる。』


「そっか。だから、出世できにくくなるんだ。
深層心理で出世が怖くなるから。


『そういうこと。部下も自分と同じことをしてくると思ってしまうからね。』


「それはあるかも。私も上の立場になんてぜーったいに、なりたくない!って思ってましたけど
当時は、会社や上が全部悪い!ぐらいの思考回路をしてましたから。ぜんぶ心の投影だったんですね。」


『そう。これはね、心の中でしてるだけでも、そうなってしまうの。


「心の中だけで?」


『そうだよ。だって、自分は心の中の言葉を聞いている。いつも、部下である自分がどんなことを考えているかよく理解している。』


「うん。」


『なら、同じように、自分の部下も考えるだろうな、と
すぐに他人の心の内側を想像するようになるんだよね。
事実ではないとしてもね。

「直接してなくても、"そう思われてる"と想像してしまうんですね。」


『よくさ、思われる不安が強い人とか、人目が気になる、って人いるけど、それって、心の中で他人をそういう目で見過ぎなんだよね。自分が。


「他人を非難しすぎってことですか?」


『そう。他人をいい目で見る習慣がないのよ。
"深層心理"でね。
だから、人からよく思われない不安が頭をよぎるのね。』


「自覚できなくとも、ですね…。」


『たとえ、目の前で部下に直接、文句を言われなくても「裏では悪く言ってるんだろうな」「色々文句あるんだろうな」「どうせ、私が上司になの気に入らないとか思ってんだろうな」「責められるだけ。」とか、ネガティヴな想像が膨らむの。』


「うん。あるある。」


『当たり前だけど、上の立場になるのを深層心理では拒否しちゃう。そんなにストレスがたまる思いしたくないじゃん。


「これが、"心の投影"ってことですね〜。」


『上司と部下が"助け合い"ではなく、"敵同士"みたいな認識になっちゃうんだよね。』


「そうですね〜。私はむしろ会社を敵だと思ってたぐらいですよ。」

『そんな大変さをイメージしても、出世欲が勝る人もいるだろうけど、前にも言ったように、上司や会社に好かれる考え方をしていないと出世は厳しいから、、、
上を尊敬できるかどうか、というのは、かなりの分かれ道になるんだよね。』


「うん。私の前の上司は26歳であらゆる施設を統括する
女性管理職になった人だけど、、もちろん、自他ともに認める優秀な人だけど、、、
トップには一生ついていく!ぐらいの精神の人でしたから。やっぱり尊敬の念が強かったですね。


『そうだね。人に憧れを抱くって大切なことで、あんな人になりたいって思えるほどに、自分もそんな人に近づけるものだからね。』


「逆に憧れられないと、批判や不満を言うだけになってしまうんですよね。内心、うらやましいと感じていても。」


『そうだね。それすると、逆に出世が怖くなるから、
本当は、上司や会社の文句言うのやめた方がいいんだよ。
好きになったほうがいいよ。あなたが出世したいならね。』


「ネガティブな未来想像をしなくなるからですね。」



『ただ、上って言っても、全員好きになれってことじゃないからね。全般的な話だよ。』


「うん。意味はわかります。
だけど、、、1つ疑問が浮かびました。」


『なあに?』


「周りに上司の文句が多い人がいたら、そういう想像ってだれでも起きるんじゃないですか?」


『だからね、この世は""なのよ。』


「逆??」


『自分が上司に文句をつけるのが当たり前になっているから、上司に文句を言う人たちが周りに集まってしまうの。』


「へー、類は友を呼ぶって?」


『うん。ただ、深層心理はすぐに反映されるから、自分が会社や上司に文句つけるのやめたら、周りの人も上司の文句言わなくなるけどね。』


「マジですか?」


『あなたも転職たくさんしてるけど、職場によって、ガラリと風土が違ったでしょう?』


「たしかに!空き時間に必ず誰かの悪口言ったり、ケンカや対立が多いこともあれば、協調性が豊かでお互いさま精神にあふれていたり…今考えたら、そのときの私の心情にどの会社もピッタリでしたね。」


『そう。あなたの深層心理次第で周りの人たちは変わるから、そこは心配しなくていいよ。安心して。
同じ場所にいても、職場の雰囲気って変わるからね。』


「ぜんぶ、創ってるのは"自分"ってことですね。」


『そうだよ。嫉妬とかもそう。』


「嫉妬??」


『自分が嫉妬深いと、幸せになったら人から嫉妬されちゃう、と思ってしまうんだ。人からね。』


「ああ!」


『すると、わざわざ"輝かない"ようになったりするのよ。』


「あー、それあるかも。私も昔は"目立つと嫉妬される"と思っていたから、わざと地味にしたりしてましたね。服装とかもだし、行動も。目立つ立場を避けたりとか。ぶっちゃけ、私が輝いている人間に嫉妬してたからなんですけどね。」


『そういうネガティヴな想像って、ほとんど投影だからね。自分が先に人にやっちゃってるのよ。心の中で。』


「うん。しかも、自分と同じ人が周りに集まるから堂々巡りになってしまうんですよね。」



『そうだね。
幸せになりたいとか、もっと認められたいとか
出世したいとか、給料が上がりたいとか
色んな悩みを聞くけれど、解決するのはカンタンなんだ。』


「カンタン??」


『先だししろってことなの。』


「先出し??」


『先に心の中を理想に合わせなさいってこと。
自分に返ってきて欲しいもの(ギフト)は
あなたが先に選べるんだよってこと。』


「つまり?」


『出世したいなら、上司を慕う。尊敬する。会社を好きになる。
幸せになりたいなら、他人の幸せを喜ぶ。』


「そういうことか。」


『自分に与えてくれる人や自分の理想の人を
"先に"好きになりなさいってこと。』


「うん。」

『するとね、、妬まれるとか、文句を言われる、みたいな発想がそもそも浮かばなくなるの。私もあんな風に憧れられる、とか、慕われる、みたいなポジティブなイメージのほうが増すようになるんだよね。』


「うん。今度は、自分が人を尊敬しているから、他人にもそう思ってもらえると信じられるってことですよね。

『ポジティブなイメージが強くなると、拒否が起きなくなる。妬まれたり、文句を言われるような怖さがなくなるから、スムーズに願いを叶えるために動けるようになるんだよ。』


「そうなんだ。深層心理が味方になってくれるんですね。」


『だからこそ、あなたが欲しいモノをもっている人に対してポジティブな言葉がでるようになることが大切かな。全員じゃなくていいから、、、あんな人になりたい、あんな風になれたらステキだなぁとか、そういう人を見つけて、そういう言葉が自然とでるようになった方がいいね。


「うんうん。それが願いを叶える…欲しいものを得る最短のルートって感じですね。」


『そうだね。それともう1つ、、
少なくとも、今のストレスを欲しいモノをもってる人間に当たるのはやめなさいな。
あなたが損してるから。


「うん。そうですね。」


『憧れには必ず辿り着けるものなんだ。
だからね、
素直になった方が"お得"だよ。』


つづく。


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