心の飢えーあなたの子供心は満たされていますか?
こんにちは。
アフターコロナ皆さんはどうお過ごしでしょうか。
今回は
『心の飢え』
について話をしたいと思います。
「心なら私も飢えているよ。」
という方はたくさんいらっしゃるかもしれないですね。笑
心が乾いたり潤ったり
日々繰り返すのが私たち人間です。
しかしながら、心が満たされるということを全く知らないまま生きている人もいます。
実は
心の飢えの始まりは
生まれたときまで遡ることができます。
子供のうちの基本的な役割は
与えられる側ですよね。
与えられなかったらどうなるのでしょう。
自立する力のない子供はいずれ死んでしまいます。
子供時代に満たされないと
飢えを生むのです。
『飢え』とはなんだと思いますか?
食べ物を与えられたかどうかですか?
衣食住が揃っていることですか?
私たちが大人となり自立して生きていくために必要なものはそれだけではありません。
『心の成長』にも栄養が必要です。
例えばそれは
●愛情
●人に対する信頼
●安心と安全の保障
といったものです。
●愛情がなければ人から愛されること、人を愛することがわかりません。
●信頼を知らなければ人との関係構築ができません。
●安心と安全が保障されたことがなければ人生に不安がつきまといます。
何よりこれらがなければ
自分を生かす気力が芽生えません。
子供時代の心の飢餓は
大人になっても私たちの心に影響を与えています。
大人になっても
私たちの心の中には
『餓鬼』が潜むようになるのです。
飢えに苦しむ『餓鬼』が。
◆満たされない子供心
大人になれば
私たちは分別がつき
社会生活を送るため
大人の仮面をかぶるようになります。
大人として適切な振る舞いができなければ
お金も稼げないし
社会の中で居場所を失いますよね。
しかし、その反面
私たちの心の中には小さい子供が眠っています。
インナーチャイルド
と呼ばれるものです。
あなたは普段
分別のある
世の中をよく知り
自立した
他人の立場を考えることができる
大人な方かもしれません。
しかし例えば
パートナーの前では
何かが吹き出したように寂しさや甘えたい気持ちが吹き出すかもしれません。
突然、何かへの怒りが爆発しそうになるかもしれません。
誰かのせいにしたい気持ちが溢れ出てくるかもしれません。
他者を傷つけたくなるかもしれません。
きっと自分の全てが大人だと思える方はいらっしゃらないのではないでしょうか。
こうした行動の背景には
インナーチャイルドが深く関わっていることがあります。
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◆インナーチャイルド
私たちの心の中には
誰しも小さい子供が眠っています。
小さい頃の満たされない想いを抱えたあなたです。
あなたは例えば子供時代にこんなことはありませんでしたか?
家庭の中で起きた満たされなかった想いは
色濃く心に残ります。
それを自分では自覚していない場合もあります。
また、仮に家庭以外の場所で与えてくれる大人がいればまた変わるかもしれません。
インナーチャイルドは普段眠っていますが
私たちの言動に所々で影響を与えてきます。
◆子供になれない人ほど大人になれない
ここでは大人を
『精神的自立』ができていると捉えます。
精神的自立とは
『満たされた状態を知っていること』
とここでは定義します。
つまり
『常に枯渇していること』
と反対です。
満たされた状態とはなんでしょうか?
満たすってとっても難しいことです。
満たされた経験がある人しか分からないからです。
私たち満たされないときなんて沢山ありますよね。
ただ、
【満たされる】ということを知っている人は
【満たされた状態】に自分をもっていくことができます。
枯渇している状態に違和感が生まれるからです。
満たされた状態を知っている人は
以下のような言動が取れます。
端的に言えば
『自己肯定感』
が養われています。
自己肯定感がある方は
人生に前向きで
他者とも互いを尊重した関係を築くことができます。
◾️満たされないとどうなる?
子供時代に満たされない心が大きい人はどうすることが多いと思いますか?
他者に満たしてもらうことを期待します。
あるいは満たしてもらうことを全く期待しなくなります。
とても極端になるんですね。
『人に満たしてもらう』というのはどのような状態
でしょうか。
大人になると子供のように要求を出したり喚いたりできませんよね。
そこで以下のような手段をとります。
など
自分の中の不足感や不満を
他者から得られるもので満たす・解消する前提で他者に働きかけることがあります。
【例】を出せば
その相手に対する興味ではなく
相手が何を与えてくれるか(相手から何を得られるか)
で恋人を選ぶ
ということがあるかもしれません。
『親の代用品としての恋人を求める』
と言えるでしょう。
その逆で
『満たしてもらうことを期待できない場合』
以下のようになります。
など
内心寂しくとも孤独な生き方を選んでしまうことがあります。
インナーチャイルドがない人間はいません。
完全に満たされた大人はいないかもしれません。
誰しも心の中に不足感はありますが
程度の差、本人の苦しさの度合いが一番の問題です。
◾️満たされないことによる弊害
ここで疑問が湧きませんか?
「それの何が悪いの?」
「満たしてくれる人がいるならいいじゃん」
と。
基本的に満たされない気持ちが強い人は
人間関係の構築が苦手です。
満たされない人は自分が満たされていないから
自己犠牲的に他者に与えることもあります。
相手の満たされない気持ちがわかるからです。
かつ似たような満たされていない人と
くっつくことが多いんですね。
その結果
親密になればなるほど
搾取的な人間関係になりやすいです。
与えるばかりで返ってこない人間関係だったり
自分が求めすぎて相手が疲れて離れてしまったり。
とはいえどちらも似たようなものです。
自己犠牲をして人に与えていたとしても
他者から承認や関心を得たいという下心は
相手には伝わり、かつ相手が疲弊します。
寂しいなら寂しいと言えばいいのに
頼りたいなら頼りたいと言えばいいのに
それができないからなんとか相手を引きつけようと
あれこれするんですね。
それでは相手との関係性が手段化してしまいます。
与えられる一方も重いので
それを受け取れる人以外は離れていくことが多いんですね。
与えられる一方で平気な相手ということは
あなたに与えてくれる相手ではないですよね。
ですから満たされない人は
結果的に人が離れていったり
得たいものが得られない状況を何度も引き寄せます。
逆にどれだけ自分が他者に利用されていても
相手からの関心を失いたくないばかりに
離れられないという人もいます。
他者に期待を全くしない人の場合には
関わりたいと思ってくれている人も手放してしまうからもったいないことになりますね。
内心は寂しいのですから。
満たされない心が生むのは
自立した大人同士の信頼関係の
得られにくさということです。
◆大人でいることに疲れたのなら
『子供心はいけないものだ』
と思ってしまっていませんか?
満たされない人ほど
自分の欲求や感情を押さえ込んでいます。
甘えたい
寂しい
人からこうして欲しい
人からもっと大切にされたい
もっと褒められたかった
嫌なこと、嫌いなことが本当はたくさんある
もう我慢するの疲れた
本当はこうしたい
そのような気持ちは
何にも悪いことではないんです。
『大人はこうであるべき』
なんて誰が決めたのでしょうか。
本当はそんな定義どこにもありません。
今日から欲求不満をぶちまければいい
とは言いません。
ただ
『いい大人なのにこんなことしたら』
『いい大人なのにこんなこと考えたら』
だなんて
自分を責めることはやめてあげてください。
大人にも
子供のときみたいな心があったっていいんですから。
というより
隠しているだけで
どうせ皆あるのですから。
◆インナーチャイルドのケア
インナーチャイルドを癒す方法の一つは
『子供の自分と対話すること』
です。
静かな部屋で
小さな自分に語りかけてください。
「何がそんなに辛いの?」
「なんでそんなに気持ちがあばれるの?」
きっと答えを返してくれます。
大人のあなたが
その子の親になったつもりで
『ケア』をしてあげましょう。
気持ちが暴れて仕方がない方は
以下のような本も出ています。
『アダルトチルドレン』とは
【家庭内におけるトラウマを抱えながら大人になった人】という意味です。
子供みたいな大人という意味ではないのであしからず。
家にいる時間が増えた方は
この機会に自分と向き合う時間をつくってみてはいかがでしょうか。
あなたの中に眠るインナーチャイルドは
きっとあなたに目を向けてもらうことを待っています。
ありがとうございます! あなたにも2倍3倍に運が巡りますように。 (お問い合わせ機能からメッセージいただくこと増え、大変ありがたいのですがこちらからは直接ご返信ができないため、お問い合わせは、公式LINE:924gfadaまでお願いします。)