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【ハイヤーセルフと私】 不倫について私見


『ダイレクトだけど、大事なことだから、幸せになりたい人はきてね。』



(ハイヤーセルフと私シリーズ⇧)

(現実を錬成するシリーズ⇧)

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「ハイヤーさん。」



『なんだい?』



「私は仕事柄のせいか、
プライベートでも不倫相談をかなり受けるんですよ。」



『うんうん。』



「不倫って聞けば聞くほど、"いや、そのまま走ったらまずいでしょ〜"って思うような状況や相手ばかりなんですよね。」



『うんうん。』



「4年付き合って別れたとか、自分以外にも女遊び(妻以外)の相手がいるのに別れられないとか、
いつか結婚してくれるだろう。
みたいな願望から、ズルズルと不倫してる感じがするんですよ。」



『うんうん。」



『私としては、なんだかなー。
"最初から、わかるやん??"みたいに思っちゃうんですよね。冷たいようですが。」



『うんうん。実はね、そこが大事なんだ。
最初からわかるやん。
この感覚って大切。』



「どういう意味ですか?」



『物事は始まりと終わりが大事。
そして物事の多くは、始まりと終わりは同じもの。
なんだよね。』


「始まりは同じこと…??」



『そう。
うまくいかない恋愛をしている時、たいがいは
上手くいかない始まり方"をしている。』



「いったいどういうことですか?」



『不倫ってね、出会ったときには
相手は結婚しているわけよ。そしてさ、結婚相手がいるのに、"あなたに"手を出すわけよね。』



「そうですね。肉体関係はたいがいありますよね。」



『うん。わかっててやってる。』



「相手も自分もですね。。いや、私は不倫してないですけど。」



『逆の立場なら、どう思う?あなたが奥さんの立場なら。』



「え?誠実じゃないでしょ。って思う。」



『そうだよね。
つまりさ、最初からぜんぜん誠実じゃないのよ。
愛する人がいるのに、他の相手に手を出すって。』



「たしかに。その時点で愛が足りないのだと?」



『うん。そりゃあね、結婚相手も不倫相手も
どちらも同じぐらい愛している、という人も
いるかも知れないけど、
それなら、あなたとも結婚してる。



「一夫多妻制か。」



『これさ、不倫相手は誤解をするんだよ。
奥さんじゃなくて私を選んだ。奥さんへの愛情は冷めて、私の方に惹かれているって。



「うんうん。私の方が魅力的だわってね。」



『でもさ、冷静に考えて欲しいんだよね。
本気で好きな相手がいるのに、今の相手と別れずに付き合おうと思うか??って。』



「え?」



『不倫だから誤解しやすいんだよね。
恋人だったら、すぐにわかるはず。
恋人がいる状態であなたに
「俺はお前のことが本気で好きだから、今すぐ付き合おう。今の恋人とはいずれ別れるからさ。」
って言われたらどう思う??』



「いや、今すぐ別れなさいよ。何言ってんだ?
って思いますね。」



『そうでしょう?"本気でお前のことが好きだから"
なんて、体のいい言葉だって。
普通に思うでしょう?』




「確かに。
本気で好きな相手にすることじゃないし、そもそも、それで相手が普通にOKって言うかな?って感じですね。



『そうなのよ。他に恋人がいる状態を
相手に知られているのに、
"相手は自分と付き合うだろう"って思ってるんだよ?

高嶺の花にそれやる??




「高嶺の花か。あまり人を区別したくないけど、
学年1のモテ美女とかに、そんな告白の仕方はしないですよね。丸腰どころか、マイナス100で告白しに行くものですから。」



「うんうん。そういうことなんだよね。
奥さんがいることを相手に全力で知られているのに、
平然と付き合おうって言ってきたり
ベッドに誘ってくる時点で
あなたは、"奥さんを超えるほどに"愛されてるわけじゃないんだ。



「悔しい…だけど
それは真実だと思いますよ。側から見ていても。」



『つらいけどね。
"最初からわかってる。"ってそういうことなんだ。最初から、彼は奥さんだけでなく、あなたに対してもとても不誠実なことをしているよ。奥さんとお別れをせずに不倫する事を選んだ時点で。』


「そっかあ。最初から
相手の中にも答えはある。」



『言葉では優しい事言うだろうけど。もしかしたら、本人もそのときは、そんな気になってるかも知れない。』



「いわゆる魔が刺すってやつか。」



『でもね、"行動はウソつかない"。
奥さんとは結婚したのに、あなたとは結婚しない。
好きなのにケジメをつけない。』



「うん。」



『ケジメのない状態で、誠実でない状態で
付き合う。その時点で
奥さんを手放したくない。という1つの"事実"が彼の中にはあるんだ。』


「うん。」


『そしてね、あなたとの関係を続けてまで、あなたとの
結婚を選んでまで、奥さんと別れたくない。

それも1つの事実。彼の本音なんだよ。』



「うん。そうなんですよね。
彼の本音はちゃんとある。行動に出ていますからね。」



『例え、どんなに、別れたいだのなんだの。奥さんの文句を言っていたとしてもね。』



「行動はウソつかない…か。確かになぁ。」



『でさ、最初からわかるやん。の話なんだけど、
なんで最初からわかってることを続けて
最後に苦しい気持ちになるかと言ったら、

"違和感"をごまかすからなんだよ。』



「違和感をごまかす?」




『そう。ごまかす。
そういう時ってさ、本人もわかってるはずなんだ。
最初から。この人とは一緒にならない。

なれない。というより、ならない。
そこには進まない相手だってわかってる。





「不倫しても、奥さんと別れないし、こちらを選ばないってわかってるってことですね。」




『そう。わかってるはずだよ。間違いなく。最初から。 




「いわゆる、直感ってやつですかね〜。」




『あなたもあるでしょう?
付き合うことはできない人に夢見ちゃったこと。』



「好きな芸能人とかありますね。
頭の中だけでイチャコラを妄想したり、
クラスのイケメンに少し優しくされたら
この人私のこと好きなのかも。
みたいにニヤニヤ妄想したり。」

 


『うんうん。』



「まあ。別に私も本気で、そうなれるとは思ってないですよ。」




『そうだよね。
いわば、夢心地
想像の中だけで幸せな気持ち、楽しい気持ちに浸っているんだ。そういうときは。




「うん。よくあるけど
そういう恋愛ほど、相手に"確信的な質問"を避けるんですよ。奥さんといつ別れるのか、私と結婚する気があるのか、とか、一切聞かない。そのまま、4年とか経ってるんですよ。"現実のこと"を確認しないんですね。



『"夢心地"だから。聞けないんだ。
聞いたら、現実が来るから。
濁されたり、、あるいは、結婚はしたくないって言われたり。奥さんと別れたくないって直球がきたりね。
結局、"相手の覚悟の度合い"を知ることになるよね。』



「それは、"自分に対する彼の気持ちを知る"ってことになりますね。」



『不倫ってさ、ハードルがあるからある意味"楽"なんだ。
あなたを選びたくないから結婚しないんじゃなくて。

奥さんや子供がいるなら、結婚できないだけです。

みたいに、"あなたへの気持ちはありますよ。"みたいな夢を見させてくれるのよね。』



「うん。たしかに、告白してフラれるのとは違って。
自分への気持ちが生半可かもしれない、という真実に直面しなくていい。」



『そう。
独身同士なら、たんに"選びたくないだけ"だってわかるはずなのに、不倫だからわからなくなるんだ。』



「…たしかにな。人の行動はウソつかない。
こちらが思っている以上に素直ですね。」



『相手が本気なら。何かはしてくれるよ。
あるいは、あなたも本気なら略奪婚ぐらいできるさ。』




「つまり、相手の気持ちが生半可だとしたら、
自分の気持ちも生半可ってことになるんですね。



『夢心地だと、本気で相手にいけないからね。
だから、相手にもそれぐらいの気持ちしか伝わらない。
だから、相手もそこまで本気にならない。』



「なるほどね。人は鏡
相手が本気になってくれるのは、"自分が本気"になったときだけ。ってことですね。』



『略奪婚できるのは、本気の人だけだから。
彼が本気にならないのは、あなたが本気でない証拠でもある。"善悪"は抜きにしてね。だから、夢心地。夢心地で、どこか、違和感があるんだよ。この人とは、そうはならないだろうって。なる気がないの。最初から。』



「ふーん。だから、最初が肝心ってことになるのか。
最初の違和感を見逃すなと。」



『でさ、大切なことだけど、この世で幸せになりたいのなら、夢心地じゃなくて、現実を生きることが大切なんだ。



「夢心地じゃなくて現実を生きる??」



『そう。これまで話してきた夢心地ってさ、
旅行と同じなんだ。
夢の中で、海外旅行を想像して楽しんでいるのと同じ状態なんだよね。
だけどさ、実際に海外に行くのは、想像の中で海外に行くのとは火星と地球ぐらいに
感じるものが違うんだ。』


「た、たしかに。私は日本しか旅行したことないけど、
雑誌見てワクワクしてるのと、実際に観に行くのは
まったく違うものですよ。」


『そういうこと。
"体験しなければ"見えない、わからない。』


「うん。」



『幸せってのは、現実を"直視する"ことなんだよ。



「現実を直視。」



『今の現実をよく見て、夢じゃなくて現実にするにはどうしたらいいか考えること。
そして、現実にしたくないならなぜ現実にしたくないのかを考えること。』



「それって、不倫なら、彼がいつか奥さんと別れて結婚してくれるかも。と、ただ夢を見るんじゃなく…。
どうしたら、彼が本気になってくれるかなって考えて行動することですね。そして、もし、そこまで行動するつもりはないって言うのなら、なぜ行動できないのかを見つめ直さなきゃいけないってことですね。



『その通り。夢じゃなくて現実で幸せになりたいなら、
夢じゃなくて現実を生きる。現実に飛び込む。
実際になってみる、やってみる。
すると想像以上の感動や幸せ、想像以上のわずわしさや大変さがそこにはあるんだ。
そこに飛び込むことが、幸せになるってことなんだ。』



「うんうん。幸せは現実の中でしか生まれない。
夢の中で幸せを感じても、それは夢。夢心地。」



『悪いわけではないけどね。
これは恋愛だけじゃないよ。仕事も人間関係もお金も
将来も全部そう。
幸せになりたいなら、夢心地を抜けて、現実を生きることが大切なんだ。』



「うんうん。」



『幸せになりたいなら、自分と向き合う。
違和感をごまかさない。本気で幸せになりたいのか。
幸せになるためにはどうしたらいいのか。
答えは必ず自分の中にあるんだ。
だから、それと向き合うこと。
それが、幸せに生きるってことだからね。』



つづく。

ありがとうございます! あなたにも2倍3倍に運が巡りますように。 (お問い合わせ機能からメッセージいただくこと増え、大変ありがたいのですがこちらからは直接ご返信ができないため、お問い合わせは、公式LINE:924gfadaまでお願いします。)