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【現実を錬成するシリーズ】㊹本当にやりたいの??


『そういやさ、最近新しい仕事始めたじゃない?』


「ええ。」


『それって、10年前ぐらいにやりたいなぁって言ってた仕事だよね。』


「そうです。資格だけはもってたけど、やらなかった(やれなかった)仕事なんですよ。」


『じゃあ""叶ったんだ。』


「うん。まあ。この仕事するの実は2回目なんですが、仕事内容が1回目と全然違くて、
今回は、10年前にやってみたかった"仕事内容"なんですよね。」


『そうなんだ。仕事内容って幅広いの?』


「はい。例えるなら、看護師免許はあるけど、
1番やりたいのは、外科の手術室に入ることだけど…
今までは、内科や老人ホームでしか仕事をしたことがことなかったって感じです。」


『じゃあ1番やりたい仕事内容にピンポイントで当たることができたわけだ。』


「そんな感じです。」


『おめでとう。
10年前と今回、あるいは1回目と今回、何か違いはあったの?』


「10年前は、やる勇気がなかった。周りの子達は、サクサクその仕事を選んでたけど、私にはできる気がしなかった。だから、つけなかったんだと思います。」


『うんうん。つけなかった。不合格の連発だったのよね。』


「ええ。その仕事に関わるあらゆるルート、
資格試験、就職、または、学校での研究室が、
私とは無縁状態だったわけです。」


『うんうん。1回目受かった時は??』


「そのときは、その仕事をする"勇気"がありました。」


『勇気?』


「はい。
例えるなら、よし!看護師免許あるぞ!
看護師やるぞ!みたいな感じ。」


『うんうん。だけど、やりたい【仕事内容】ではなかったんでしょう?』


「うーん。もちろん、その仕事につけたこと自体嬉しかったし、やりがいはあったけど、1番やりたいことではなかった。
というか、当初、やりたい内容の仕事をするには
"2〜3年かかる"って言われていたんですよね。



『へー。なんで?』


「教育的な意味もありました。
だけど、それは3次元の話…なんですよね?」


『そうだね。5次元的には"あなた"がだ。
どうしてやれなかったかわかる?』



「私がまだまだ"ビビリ"だったからですね。
準備期間が欲しいと思っていた。」



『うんうん。あなたはあのとき、
初めてだし、ブランクがあるから、ゆっくり教わっていきたい。ゆっくり身につけていければ良い、と思っていた。


「はい。その通りです。
例えるなら、、いや!いきなり外科の手術室に入るなんて、どころか、いきなり採血で注射打つなんてムリでしょ!みたいに思ってたんですよ。
だから、身の回りの雑用や、助手みたいなところから始めたい。みたいに思ってたんですよね。


『うんうん。』


「そしたら、本当にそんな感じの仕事から再スタートしたんです。職場の掃除係や整理整頓係みたいな感じで。願いは叶ったんですよね。たしかに。」


『うん。恐れはあったけどね。
じゃあ、今回は1回目と何が違ったの??』



「今回1番違うのは
本番に備えて、サクサク準備してた。


『本番??』


「ええ。すぐに本番。つまり、
今すぐあなたその仕事1人でやってね。"と言われても大丈夫なぐらいに仕事のための勉強をしたり、シュミレーションしたりしていました。」



『へー。』


「この1年ぐらいは、毎日、仕事に触れていました。
その道のプロの人たちが出る研修会に参加したり、
参考になる本を読み漁ったり、
実践の場ですぐに使えるように"
"何を聞かれても答えられるように"自分を高めていました。



『本気になったんだね。』



「まあ、1年とか言うと、長く感じますけど、
ここ3ヶ月ぐらいです。本腰を入れたのは。
そこから、採用もすんなり決まって、すぐにその仕事を任せたい、って話は出ていて。」


『うんうん。』


「入社前日はとくに、その1番やりたい仕事のための勉強に打ち込んでいたんですが…。」


『うんうん。』


「そしたら初日から、1番やりたい仕事の席に同席させてもらえたんですよ。」


『おおーーー!!』


「例えるなら、初日から、外科の手術室に入らせてもらえたり、初日から、気になっていた会社との商談に同行させてもらえたり。
イメージ的にはそんな感じです。」



『うんうん。大切なことだね。
あなたがうまくいった理由の1つ目は、投資量。』



「投資量??」



『いつも話しているけど、
この世界は、エネルギーをかけたものが、かけた分だけ、形になる。どれぐらい、そのことにエネルギーを注いだかが大事なんだ。


「うん。」


『努力とはまた違うんだけどね。"見えないエネルギー"をいかに使うかって話でもあるから。』 


「ですね。
ただ…今回私は、自分はプロだ、って意識をもって勉強に取り組んでいました。来る人に質のいいサービスを提供する!と思ってやっていた。」


『そうだね。もう明日からプロ、1人立ちしたプロ。
1人前のプロとして現場に立つ、って気持ちをもって
勉強に取り組んだから、
本当に現場ですぐに、その仕事を任せたいと言ってもらえるようになった。


「うん。」


『次に2つ目、これはあなたも気づかなかった。
嫉妬するのをやめたから。』


「嫉妬?」


『この前も話したけどさ、、
願いを叶えたいなら、
それをすでに叶えている人をうらやましく思うのを
やめないといけないよ
"って言ったじゃない?。』



「はい。うらやましいは妬みと紙一重。妬んでいるものは自分の手元にはやってこない、って話でしたね。」


『あなたは過去、めちゃくちゃ嫉妬してた。
10年前も、サクサクやりたい仕事のために行動してる人、先生からやりたい仕事のボランティアを紹介してもらえてる人、実際にその仕事に就職できた人…。
なんで私だけチャンスがもらえないんだ!
って人をうらやんでばかりいた。』


「うん。勇気がない自分もイヤだったけど、周りの人たちがすごく恵まれてるように見えて、バチバチ対抗心を燃やしていたんですよね。」

『1回目の時もそうだよ。』

「え?」


『せっかく、勇気をもって、その仕事に就いたのに、
あなたはあのとき、
先にその仕事に就いていた同級生たちに勝ちたい!!と思っていた。


「どういうことですか?」


『人より出遅れた分、誰よりも優秀になって、人生を挽回したい!人を見返したい!と思っていたんだよ。』



「確かに。そういう気持ちは0ではなかった。
1回目にその仕事に就いたときも
私と歳もあまり変わらない人が、先にその仕事をしていて職場で頼られていたんですよね。


『うん。その姿を見て。教えてもらおう!吸収しよう!
ではなく、"負けたくない!"って思っていたでしょう?』


「ですね。私も、"最初からその仕事に就いていたら
今頃、これぐらいになれただろうに"ってうらやましい気持ちがあったんですよ。」



『うんうん。
だから、自然と、その人と部署が離れてしまったのよ。』



「あ!たしかに。
結局、同じ部署で仕事をすることはなく、終わってしまったんですよね。
その部署に入ることなく、そこをやめちゃってるから。私。



『その人はあなたが1番やりたい部署にいたのにね。
結局、あなたは1番やりたい内容の仕事はせずに終わったんだよね。』



「そっか。それが"見えない理由"の1つだったんだ。
あの人と同じ場所にいたくなかったんですね。
私の方が。」


『深層心理でね。嫉妬してる人のことは遠ざけちゃうから。』

「うん。今となってはわかる。」


『あと余談だけど、うらやましい!って思ってるってことは、私は手に入ってない!って心底思ってるってことだから、【ない】が具現化してしまうんだよね。』


「そっか。それも理由なのか。」



『だけど、今回はもうそういうのなかったでしょう。』



「ですね。"うらやましい"とか、"負けたくない"とかは特に。悪く言えば、そんなことはどうでもいい。むしろ、"どんどん教えてもらいたいな""助けてもらいたいな"と思ってました。」


『うん。よく言った。』


「なんか、執着みたいなものがスッキリとれたら、
すんなり叶っちゃったんですよね。」



『この世界って、そういうものだからね。
そしてね、最後の1つ。』


「???」


『これが1番大切かな。
覚悟をもった。』


「覚悟??」


『硬く言えば、"責任をとる"、この覚悟をもったってこと。』


「え?そんな重い責任感なんて私にはないですよ。」


『意識ではそう思ってるかもしれないけど
私がやります。周りの人じゃなくて。
そういう気持ちをもったでしょう?』


「うん。いつでも私がやるつもりでいます。任せてもらえるなら。」


『うん。つまり、私にはムリ。でもなく、初めてだしまだできない。でもなく、先輩代わりにお願いします。でもなく、
私がやる!って決めたってこと。心の中でね。


「うん。たしかに。それを当然とするようになったかも。」


『うん。それが覚悟だよ。
当たり前のようにその"仕事"をちゃんとやる覚悟をもったってこと。』


「へー。そうすると叶うんですか。」


『あなたが""だからね。
あなたがやる!って決めないと、やってこないのよ。』



「そっか。いつきても大丈夫ですよ、って心もちになったから、本当にすぐにくるようになったってことか。」



『そうだね。まとめると
①明日それ任せるわ、と言われても大丈夫なぐらい自己投資をする②うらやましいを手放す③本気でやる覚悟をもつ。
この3つを意識してみるといい。』


「うん。」


『そしたら、10年越しの願いもすんなり叶うよ。』


参考リンク


つづく。



ありがとうございます! あなたにも2倍3倍に運が巡りますように。 (お問い合わせ機能からメッセージいただくこと増え、大変ありがたいのですがこちらからは直接ご返信ができないため、お問い合わせは、公式LINE:924gfadaまでお願いします。)