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信じるのは占いではなく、信じると決めた自分

はじめまして。双蝶です。
占いを学んでおりますが、信じてはおりません。

占いは使うもの。
人生を変えるためのツール。

そんなスタンスで学んでいるのが
タロットであることに、自分でも驚いています。

統計学的な要素のあるものなら、
多少の信憑性はあるような気がしておりますが、
固定概念しかないと言っても過言ではない
この私が、なんの論拠もない、
偶然性に頼るタロットを…??

たまたま出たカードに、未来を委ねるなんて、
あり得ません。絶対に嫌です。

あと、なんかよくわからないけど、
カードの絵柄が、暗くて、怖い。
主観で申し訳ないのですが、おどろおどろしい。

悪魔とか、死神とか、塔とか、吊るされた男とか。
カードの意味が分からなくても、
見ただけで「運がいいはずがない」ことを悟ってしまう。

しかも、逆位置になることで、
良い意味も反転してしまうという、理不尽さ。

逃げ場のない容赦のなさ。
それが、タロットを避けてきた理由です。

つまりは、占いを信じないと言いながら、
占いの結果に少なからず作用されてしまう程度にしか
自分を信頼していなかったということなのだと思います。


占いを怪しいとか、胡散臭いものとして避けていたのは、
確証のない未来を選択することへの恐怖。
選択した結果が望まないものであった場合に
責任を取りたくないという甘え。

自分の選択によって、未来が確定すること。
未来への覚悟のなさ。

望む未来を選んで生きてゆく事ができなかったのは、
自分に期待することを無自覚なまま諦めていたから。
幸せになりたいって、願いながらも。

私は、占いを信じてはおりませんが、
占いの結果を信じると決めた自分は信じています。
もちろん、信じないと決めた自分も。

占いが当たることや、望んだ通りの現実的な結果は、
もちろん素晴らしいものですが、
不確かな今にあって、
選択し続ける自分を信頼しているか、
未来に期待しているかを、
今の私は大切に思っています。

…と、胸を張って言えるようになりたい。

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