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絶交したはずの猥褻系毒父がしつこく接触しようとしてくるやり口もキモい【トライアンギュレーション操作】

父親が、私に「会いたい」と言っていると最近、きょうだいから聞き、私は怒りと疲労、絶望を覚えている。対策は万全だと思っていたのに、こうもエネルギーを奪い続ける毒親のしつこさに嫌気が差す。

「父親」とは私が3〜4歳の時、寝ている間にパンツの中に手を突っ込んで触っていた男だ。目を覚ました私は抵抗したにも関わらず、執拗に求められ、瞬時にその場から逃げた。にも関わらず翌朝、母親からこう言われて、抱き寄せられた。

「お父さんからめごめごしてもらったんだって?よかったねぇ。」

幼児の私は混乱の余り、その直後の記憶が全くない。

猥褻行為は成人になった後も続いていた事実と、長期的な虐待が私の人生を狂わしているということは、精神治療を進める度に認識・理解できるようになった......。

その父親がこの度、私の電話番号を聞き出そうとし、きょうだいから断られると、会えないかという伝言を頼んだそうだ。

私は約5年前の2019年、人生で初めて両親による虐待を個別に本人たちに問いただした。両親は各々動揺しながら、認めるでも否定をするでもないどっちつかずな言動をした。

父親からは逆ギレされたまま絶交。母親からは無責任な言葉を浴びせられるなどした末、自然消滅的に連絡がなくなった。コロナ中の安否確認も一度もない。

毒親というものは所詮、娘を溺愛していると豪語していた父親であっても、過干渉なまでに過保護な母親であっても、己の非を指摘される途端、手の平を返すように、無関心になれるものらしい。

ではなぜ約5年後、急に「会いたい」と言ってきているのか。

きょうだい曰く、父親は「このままでは死ねない」と言ったらしい。その言葉に同情し、協力しようと思ったとのこと。

どこまでも身勝手な奴だ。私は父親に犯された記憶が事実であれば墓場に持っていくと決心しながら、早く死にたいと何遍思いながら40年間、この生き地獄を彷徨ってきたことか。

私に会えたら、死ぬ時にいくらかマシになるとでも思っているのだろうか。

いずれにせよ、なぜ私に直接、連絡しないのか。

メールアドレスは変わっていないのだから、「連絡が取れない」という言い訳は通用しない。

私にはその魂胆が見え透いている。

直接連絡すれば未読スルーされる可能性が高い。私が心を許しているきょうだいを味方につけて伝言役として利用することで、私が面会に応じるかもしれないと企んでいるのだろう。

このように第三者を利用する心理操作を「triangulation(トライアンギュレーション)」といい、悪意の有無に関わらず、毒親がよく使う手法らしい。

甘すぎる。その浅はかさと卑怯さを私は軽蔑し、会いたくないという気持ちが一層強まる。

私はきょうだいを巻き込まれることが何よりも許せない。

きょうだいに迷惑をかけたくない。

それ以上に、きょうだいが加わることで、煩わしさが増す。

きょうだいは三日後に父親に会うらしいが、その時に私の回答を聞かれるだろう。

それまでにきょうだいにどう対応してもらうか、私は急遽考えなくてはならなくなった。

自分の精神ケアで精一杯、トラウマ症状がいつ刺激されてもおかしくない日々を平穏に生きるだけでも大変なのに、父親の都合で、タイミングで、余計な雑用を増やされた。

きょうだいは私に「会わなかった」と父に嘘をつこうと思うと言った。が、私はきょうだいに嘘をつかせたくない。

私は毒親が作り出した偽りの人生に苦しんできたので、きょうだいに同じ道は歩ませたくない。

それに嘘をついたところで、父親は今後もきょうだいを伝言役として利用しようとし続けるだけだろう。

一方で「会いたくないと言っていた」と伝えられるのも嫌だ。

自分も毒父と同じようにきょうだいを伝言役として利用していたら元も子もないからだ。

それに厳密に言えば「会いたくない」訳ではない。

私は性犯罪の当事者として、加害者が犯行に及ぶ原因を研究しているので、「研究対象として」加害者である父親に興味がないわけではない。

ただ、会うのは条件付きであり、今後一生会わなくても私は後悔ないし、少なくとも「今」会いたいとは一切思わない。

私に直接連絡をする勇気も、謙虚さも、配慮もない親と、児童性虐待防止への建設的な対話ができるとは思えないからだ。

メールなど直接連絡できる手段があったのに、それをすっ飛ばして、いきなり電話番号をきょうだいに聞き出そうとする、その行為が気持ち悪すぎる。

もし、きょうだいが父親に私の電話番号を教えてしまったとしたら、と想像するだけで恐ろしい。

きょうだいには打ち明けているので、そんなことはありえない。でも今回、父親に同情して利用されている様を見て、きょうだいとも距離を取り始めることを検討している。

私は知らない電話番号は取らないと決めているから、仮にかかってきたとしても、電話に出ることはないだろうが、自分の情報を握られたらと思うと不安で仕方ない。

私はそれが嫌で、住民票閲覧制限をかけるために、面倒な手続きを踏んできた。

「お父さんになんて言えばいい?」

と聞かれ、悩んだ。何も言ってほしくない。私の感情も、反応も、言葉も何もかも伝えてほしくない。

反応したら、奴の思う壺だ。

「あなたが思うことを正直に伝えればいいんじゃない?私だったらなんで直接連絡しないの?って聞き返すと思うけど」ときょうだいに言った。

きょうだいは同感だったようだけど、どうか、あくまで自分自身の言葉で答えてほしい。

きょうだいとの会話の後、早速、両親のメアドをブロックした。

なんで直接連絡しないの?とは思ったものの、その通りにされても困る。

父のFacebookはとうの昔にブロック済み。

母のLINEは今年のはじめにブロック済み。

住民票閲覧制限も今年からかけた。

「絶縁」は日本でできないらしいし、仮に絶縁できたとしても、彼らが私に加えてきた苦悩とその後遺症は一生かかっても許し癒せるものではない。

でも、繋がり(縁)が少しでも薄くなるような工夫は必要に応じてしてきた。

これは、両親を第一に考えてきた私が、自分を第一に大切するための行動変化。

親が毒でも、ここまで成長できた自分を自分で祝福しよう。

あああああああああ疲れた。

同じような境遇の人と繋がって共感できたら、少しは楽になるのにな。

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