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ティーチングとコーチング

勤務先が開催してくれた勉強会で、コーチングについて触れる機会がありました。これまでティーチングとコーチングを分けて考えたことが無かったからいろいろと腑に落ちるところがあって、自分に定着させるためと備忘録として自分なりにまとめてみます。


コーチングとは

正解を見つけるためにするのではなく、会話を通して手段や方法を自分で探していく。
【例】答えのない問、もやもやとした相談事

ティーチングとは

正解は教える人がもっていいて、手段や方法を人から教わる。
【例】すでに決まっている手順や、ある程度のフレームワークがあるものについて教える

なぜ1on1や相談事がいつもモヤモヤして終わるのか?

会社でこういう経験はありませんか?
業務の進め方をどうしようかなとあれこれ考えている時に、上司っぽい人に「最近どう?」と声をかけられた。別に相談とかしたい意図は無いけど、「いや、今こんなことで進め方どうしようかなと考えているんですよ~」なんて言ったら、「ああするといいよ」「僕ならこうするよ」とたくさんアドバイスしてくれた。挙句の果てに「どうする?僕の方でやっておこうか?」
ありがたいけど。。。あれ。。?私、アドバイス求めたっけ。。。

期待値を明確にする

上のケースは、相手は「この人には知識やスキルが足りないから教えてあげよう」という親切心があったのだと思います。つまりティーチング。一方の私は自分の中でまだ考えている段階で、誰かに「答え(っぽいもの)」をもらいたいわけではなかった。このギャップがあったから、なんだかモヤモヤしてしまったんだと思います。

こんな些細な一コマですらすれ違いが起きるのだがら、1on1や面談ではますます、コーチングとティーチングのどちらをしたいのか?1on1や面談が終った時にどうなっていたいのか?を、最初に両者が共通認識を持つの、すごく大切ですよね。

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