【J1ドラフト会議2020】指名振り返り&各チーム紹介記事まとめ
ご無沙汰してます、ちくわです。去る12月23日、「J1ドラフト会議2020」に運営として参加させていただきました。
10名のドラフトピッカーたちが有力選手達を奪い合いながら自分の理想のイレブンを選んでいくというこのゲーム。ゲーム自体の楽しさもさることながら、自分の贔屓チームからどれだけ選ばれるのかを楽しんだり、今年のJ1で輝いた選手たちを一挙に振り返ったりと、やる側も観る側も重層的な楽しみ方ができるのがこのドラフトの面白いところだと思います。
レギュレーション、参加者等は以下記事をご参照ください。
ピッカー及び運営合わせてフォロワー数全員で合計13万越えという圧倒的豪華出演陣の中、フォロワー数最小の圧倒的木っ端ツイッタラーである私は、戦術クラスタ界の悲しいヒエラルキーにより積極的に雑用をしなければならない定めの中、この振り返り記事を書かされています(嘘です)。
この記事では、各ピッカーたちの指名をさらいながら運営達のリアクション等をハイライトで振り返っていきます。また、記事の最後に参加メンバーたちの自チームについてのまとめ記事も拾えるだけ拾っています。リアルタイムで会議を観ていた方もそうでない方も楽しめる記事になっていれば幸いです。
一巡目指名
【第1巡目指名】@RMJ_muga:菊池流帆@qwertyuiiopasd:エヴェラウド@KASHIMAWARI40:イニエスタ@sumihiga: 古橋亨梧@Lagty_in_2D:清武弘嗣@yuukikouhei:ランゲラク @sanspo_wsftbl:守田英正@ozamendi:登里享平@sukego_fut:オルンガ@urawareds96:オルンガ#J1ドラフト会議2020
— せこ (@seko_gunners) December 23, 2020
各ピッカーの肝いりが並ぶ一巡目は錚々たるメンバーが並びました。今期のJ1MVPオルンガはやはり競合。スケゴーさんと96さんが奪い合うことになりました。
【オルンガ抽選動画】#J1ドラフト会議2020 pic.twitter.com/ot6pOqDhJ7
— せこ (@seko_gunners) December 23, 2020
抽選の結果オルンガを勝ち取ったのはスケゴーさん。浦和の責任を背負って立つ96さんは序盤から苦しい立ち上がりとなりましたが、外れ一位で江坂を指名。
【第1巡目指名確定】@RMJ_muga:菊池流帆@qwertyuiiopasd:エヴェラウド@KASHIMAWARI40:イニエスタ@sumihiga: 古橋亨梧@Lagty_in_2D:清武弘嗣@yuukikouhei:ランゲラク @sanspo_wsftbl:守田英正@ozamendi:登里享平@sukego_fut:オルンガ@urawareds96:江坂任#J1ドラフト会議2020 pic.twitter.com/wAbDSmYNWm
— せこ (@seko_gunners) December 23, 2020
もう一つの注目ポイントは、かしまわりさんやラグさん、96さんなど、事前にブログ等で予告指名を行っていた人たちがほとんどその予告通りの指名を正直に行っていたこと。生き馬の目を抜く偽りの予告指名が横行していたJ2ドラフトに慣れ切った運営メンバーたちは逆に困惑していました。
二巡目指名
【第2巡目指名確定】@RMJ_muga:オビンナ@qwertyuiiopasd:丸山祐市@KASHIMAWARI40:西大伍@sumihiga:エリキ@Lagty_in_2D:山根視来@yuukikouhei:ヨニッチ@sanspo_wsftbl:森重真人@ozamendi:サントス@sukego_fut:マテウス@urawareds96:安部柊斗#J1ドラフト会議2020 pic.twitter.com/8q5lprsF7v
— せこ (@seko_gunners) December 23, 2020
二巡目も重複抽選ありのドラ1方式でしたが、ここでの重複はなし。
ドラフトを観る楽しみの一つに、「ピッカーの考えたチームコンセプトを当てる」というものがあります。一位指名で菊池流帆を指名し、(レノファだな……)(これは山口……)(維新の風……)と出演者たちを確信させたジェイさんはここでオビ・パウエル・オビンナを指名。経歴を洗ってもレノファとの関係がなさそうな彼の指名に対して運営陣は混乱。そのほかは順当に今期のJ1を賑わせた選手の指名が続きます。
さて、今回積極的に雑用をしている私は指名状況の一覧をスプレッドシート化してリアルタイムで更新していました。やる側も観る側も状況が一目瞭然ということでドラフトを楽しむうえで非常に役に立つツールになっていたのではないでしょうか(自画自賛)
二巡目までの指名を終えた各ピッカーの状況はこんな感じ。比較的、ディフェンダーの指名が先行していたように見えますね。
三巡目指名
【第3巡目指名確定】@RMJ_muga:小池龍太@qwertyuiiopasd:デサバト@KASHIMAWARI40:シマオ・マテ@sumihiga:藤田直之@Lagty_in_2D:畠中槙之輔@yuukikouhei:家長昭博@sanspo_wsftbl:中村憲剛@ozamendi:長谷川竜也@sukego_fut:東口順昭@urawareds96:チアゴ・マルチンス#J1ドラフト会議2020 pic.twitter.com/BqtglFCdg9
— せこ (@seko_gunners) December 23, 2020
ここまでが重複抽選ありの「ドラ1方式」。運営としてはガンガン競合して阿鼻叫喚を聞くのが楽しみではあったのですが、残念ながらここでも重複はなし。今回抽選があったのはMVPのオルンガのみとなりました。
ここで運営を騒がせていたのはスケゴーさんのスカッド。「オルンガ!マテウス!東口!」と次郎系のごとくハイカロリーな並びに、今期彼らに多くのトラウマを刻まれた運営陣達がうめき声を上げていました。
四巡目指名
【第4巡目指名】@RMJ_muga:小野瀬康介@qwertyuiiopasd:三笘薫@KASHIMAWARI40:倉田秋@sumihiga:山口蛍@Lagty_in_2D:大島僚太@yuukikouhei:三竿健斗@sanspo_wsftbl:前田直輝@ozamendi:森下龍矢@sukego_fut:ドウグラス@urawareds96:岩田智輝#J1ドラフト会議2020 pic.twitter.com/MT9uPg2tCi
— せこ (@seko_gunners) December 23, 2020
ここからは重複抽選のないウェーバー制の指名となります。この巡目では中盤の選手の指名が続きました。新人ながらJ1MVPか!?と騒がれた三笘がなんとこの巡目まで残っており、らいかーるとさんが悠々指名。スケゴーさんの影に隠れていましたが、これもなかなかじゃね……?と運営がざわつき始めます。負けじとスケゴーさんはドウグラスとまたしてもゴツ盛り指名。
2人が話題を振りまく中、他のピッカーたちは粛々と指名を続けていきます。運営の「順調ですか?」という呼びかけにほぼ全員が「順調です!」と答えていたのが印象的でした。先行?する彼らに釣られることなく皆さん我が道を進んでいたようです。
五巡目指名
【第5巡目指名】@RMJ_muga:原川力@qwertyuiiopasd:坂元達裕@KASHIMAWARI40:永木亮太@sumihiga:ジェジエウ@Lagty_in_2D:吉田豊@yuukikouhei:パトリック@sanspo_wsftbl:荒木隼人@ozamendi:マルコス@sukego_fut:丸橋祐介@urawareds96:浅野雄也#J1ドラフト会議2020 pic.twitter.com/1KFG2yQak1
— せこ (@seko_gunners) December 23, 2020
徐々にバランスを考えた指名が目立つようになっていきますが、フォワード指名がゼロのピッカーがこの巡目でもまだ4人います。比較的選択肢の少ないサイドバックやセンターバックに指名が集中しているようでした。
ゴールキーパーもまだまだ空白のピッカーが多いです。過密日程、降格なしのレギュレーションの中で多くのキーパーが出場機会を得たため、例年に比べて選択の幅は広がっていたように思います。
らいかーるとさんが三笘に続いて坂元と、チャラさの極みのような指名をされていましたが、このあたりの運営は専ら邨田さんのコンセプトが何なのかで盛り上がっていました。選手の名前に自然を感じる漢字や農業にまつわる漢字が多いことに目を付けた運営によって繰り広げられる無差別大喜利。比較的スムーズに進行していた今回のJ1ドラフトでしたが、「林!」「郷家!」「稲垣!」「米本!」など、ネタ投下が相次ぎ多くの時間が浪費されてしまいました。申し訳ありません。
六巡目指名
【第6巡目指名】@RMJ_muga:三幸秀稔@qwertyuiiopasd:レオナルド@KASHIMAWARI40:柏好文@sumihiga:阿部浩之@Lagty_in_2D:高丘陽平@yuukikouhei:谷口彰悟@sanspo_wsftbl:和田拓也@ozamendi:ヘナト@sukego_fut:エウシーニョ@urawareds96:片山瑛一#J1ドラフト会議2020 pic.twitter.com/SZjOz0Vzvq
— せこ (@seko_gunners) December 23, 2020
このあたりから各チームのコンセプトが少しずつ明らかになっていました。ジェイさんは言わずもがな、ベテラン選手の指名が目立つかしまわりさん、外国人選手の指名を避けて指名を進めるラグさんなど、独自の指名を進めるネタ枠(失礼)とガチ枠との差が鮮明になっていきます。
ガチ枠においては、らいかーるとさん、スケゴーさん、結城さんなどが指名選手の筋肉で先行して話題を集めていましたが、指名順が進むにつれ、がちゃさんやozamendiさん、96さんなどからJリーグをつぶさに見てきたフリークにこそ刺さるいぶし銀な選手の名前が次々コールされ運営を唸らせていました。
七巡目指名
【第7巡目指名】@RMJ_muga:宮代大聖@qwertyuiiopasd:長谷川雄志@KASHIMAWARI40:六反勇治@sumihiga:ヨングォン@Lagty_in_2D:中谷進之介@yuukikouhei:ヒシャルジソン@sanspo_wsftbl:林卓人@ozamendi:松岡大起@sukego_fut:フェルマーレン@urawareds96:エドゥアルド#J1ドラフト会議2020 pic.twitter.com/58TRcXur7w
— せこ (@seko_gunners) December 23, 2020
ここでは96さんのエドゥアルド指名が話題に。方々でエドゥアルドを褒め散らかしていたがちゃさんの目論見がつぶれたことで彼の出方を伺う運営陣。同じ巡目ですぐさま左利きのCB枠としてキムヨングォンを獲得するあたり、かなりのダメージがあったものと推察されます。
また、らいかーるとさんの長谷川やozamendiさんの松岡など今期ブレイクした若手の指名に湧くサポーターたちのコメントも目立っていました。
八巡目指名
【第8巡目指名】@RMJ_muga:高橋祐翔@qwertyuiiopasd:高嶺朋樹@KASHIMAWARI40:松浦拓弥@sumihiga:ジンヒョン@Lagty_in_2D:和泉竜司@yuukikouhei:土居聖真@sanspo_wsftbl:石原直樹@ozamendi:トーマス・デン@sukego_fut:昌子源@urawareds96:金子大毅#J1ドラフト会議2020 pic.twitter.com/Ht9ucecnl5
— せこ (@seko_gunners) December 23, 2020
このあたりから「同クラブからは1人2名までしか選べない」というルールの縛りが各ピッカーを苦しめていきます。有力選手の指名を先行して早々に枠を使い切ってしまい、選択選手の幅が狭まっていくという事態が起きはじめていました。指名した選手に被りのミスが起き、方針転換を迫られるピッカーも。
同クラブ2名縛り、という点で話題になっていたのがかしまわりさん。ここまで全員over30のベテラン指名が続いていたため、オチは間違いなくあのキング……と誰もが思っていたところ、まさかの松浦と横浜FCから2人目の指名。どういうこと?と悩む運営メンバーたち。
そして、指名選手のプールが広く、基本的には平和に進行していたJ1ドラフトですが、ここまで煮詰まってくると指名被りも出てきます。がちゃさんのキムジンヒョン指名に絶叫する96さんの姿は印象的でした。
九巡目指名
【第9巡目指名】@RMJ_muga:星雄次@qwertyuiiopasd:中野伸哉@KASHIMAWARI40:藤春廣輝@sumihiga:ディエゴ・オリベイラ@Lagty_in_2D:川辺駿@yuukikouhei:柴戸海@sanspo_wsftbl:西村拓真@ozamendi:米本拓司@sukego_fut:三原雅俊@urawareds96:大迫敬介#J1ドラフト会議2020 pic.twitter.com/KD6to48WWH
— せこ (@seko_gunners) December 23, 2020
ここからはスカッドをまとめていく巡目となっていきます。空いていたポジションを埋める、理想と現実の間をつなぎとめるプレイヤーの選出が相次ぎます。スケゴーさんの三原指名は多くの視聴者にKAROSHIの文字を浮かび上がらせました。
一方でディエゴ・オリヴェイラや米本などの有力選手がチーム枠やコンセプトの都合もあってかぽっかりと空いていました。こうした選手をいかにスムーズに出せるか、もドラフト技術の見せ所ですね。
十巡目指名
【第10巡目指名】@RMJ_muga:佐々木匠@qwertyuiiopasd:林彰洋@KASHIMAWARI40:長沢駿@sumihiga:佐々木翔@Lagty_in_2D:宇佐美貴史@yuukikouhei:畑大雅@sanspo_wsftbl:内田裕斗@ozamendi:田中達也@sukego_fut:田中駿汰@urawareds96:上田綺世#J1ドラフト会議2020 pic.twitter.com/BJXkOpPxto
— せこ (@seko_gunners) December 23, 2020
急ピッチで空白のポジションを埋めるピッカーたち。ここで指名被りが起きるとドラフト恒例のチキチキ選手名鑑早めくりレースが発生します。今回の犠牲者はラグさんでした。かしまわりさんの長沢指名に絶叫したのちにコールされたのは宇佐美。電柱フォワードの代役にファンタジスタが選ばれるあたりとてつもない方向転換が起きたことが察せられます。
十一巡目指名
【第11巡目指名】@RMJ_muga:安永玲央@qwertyuiiopasd:渡辺強@KASHIMAWARI40:槙野智章@sumihiga:中村帆高@Lagty_in_2D:柿谷曜一朗@yuukikouhei:照山颯人@sanspo_wsftbl:野村直輝@ozamendi:スンギュ@sukego_fut:稲垣祥@urawareds96:マルティノス#J1ドラフト会議2020 pic.twitter.com/mucA7hFH9U
— せこ (@seko_gunners) December 23, 2020
最後の十一巡目指名ですが、「オチ」に向けて指名を進めてきたピッカーと、「ラストピース」を探していたピッカーとで好対照だったように思います。
燦然と輝いていたのが96さんのクエンティン・マルティノス指名。今後の彼の幸せを願わずにはいられません。
驚きをもって迎えられていたのが結城さんの照山指名。今季出場はたったの3試合とまだまだ出始めの選手です。現地で観ていい選手だったので指名、とのこと。奥州から欧州へ渡る次なる選手となるのは彼かも。
各チーム紹介記事まとめ
ここからは各チームの紹介記事・紹介ツイートをまとめていきます。みんな、振り返りへの気合がえぐい。各記事を並行して読み進めていくと超名作ADV・十三機兵防衛圏ばりの重層的なドラマが楽しめるかも?!
ジェイさん
#J1ドラフト会議2020
— ジェイ(CV:沖永雄一郎) (@RMJ_muga) December 23, 2020
浦和関連はJ2でやったのと96さんもいらっしゃるので、レノファ/山口縛りでした。来年も呼ばれたら普通に行きたいです。。。 pic.twitter.com/6tDp1HU6ZJ
らいかーるとさん
かしまわりさん
がちゃさん
ラグさん
結城さん
邨田さん
#J1ドラフト会議2020 指名終了しました。
— 邨田 直人(サンスポ) (@sanspo_wsftbl) December 23, 2020
指名コンセプト、完成したチームなどまとめました。ぜひお読みください。
運営各位、長時間ありがとうございました!
俺は俺を愛する!
(後述おまけ、は↓) pic.twitter.com/8JH6JlgzHd
ozamendiさん
ドラフトで今のマリノスのサッカーをとスタートしたが目論みミスでエリマテどちらも取れず。
— ozamendi(新人見習いプレビュアー) (@ozamendi) December 24, 2020
巡を追う毎に気付けば違うスタイルになった上に話題性としても微妙なチームに。。
マジで反省してます!!(笑)
でも良いチームになったし楽しかった。
ありがとうございました✨
#J1ドラフト会議2020 pic.twitter.com/Yw7A1mgBPo
スケゴーさん
J1ドラフトの反省会でもするかな。
— スケゴー (@sukego_fut) December 24, 2020
(各自スケゴーさんのツイ垢でご確認ください)
96さん
好きなチームへの投票はこちら
ぜひ清きご一票を!
運営ツイキャスのアーカイブ音源はこちら
臨場感を楽しみたい方はこちら!(天の声もあるよ!)
さくっとまとめるつもりが、あまりの面白さで筆が進んでしまいました。来年もまた参加できたらいいな!
ちくわ(@ckwisb)
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?