コミュニティでの在り方を考える

コミュニティに属するということ

ビジネスにおいて、提供する商品やサービスのクオリティが高いというのはもはや当たり前で、クオリティだけで選ばれ続けるっていうのは至難の業だと思います。あっちのラーメン屋もこっちのラーメン屋もどちらも美味しくて、味だけで選ぶならその日の気分とかで選んじゃうと思います。クオリティだけで選ばれ続けるには、その気分すらも度外視できるほど圧倒的でなければならない。だけれども、そんなのはほんの一握りです。
じゃあ、どうすれば選ばれ続けるようになるのか、という問いの一つの答えにコミュニティっていうのがあると思います。コミュニティをつくる、もしくは属することで、少なくともそのコミュニティ内では選ばれ続ける率が高くなる。そこはクオリティという世界ではなくて、その商品・サービス提供者に対しての支援に近い。現代において、このコミュニティに属するというのは決して無視できないものだと思います。

コミュニティの属性を把握する

そうやって、世の中には自分を取り巻くいくつものコミュニティが存在していると思います。それこそ家族であったり、ご近所さんであったり、友人であったり。その中でビジネスに積極的なコミュニティというのもいくつも存在していて、私も例にもれずそういったコミュニティに属しています。そうやっていくつものコミュニティに属していると、それぞれ違った性質があり、その中で自分をどういった存在にしていくかというのがとても重要になってくるなぁと思っています。
私は以前、そういったコミュニティの一つに対して“一番声をかけやすいデザイナー”というポジションを作っていきました。それはそのコミュニティの属性が「仲間」という、ちょっとサークル活動にも似た性質を持っていたからです。今はまたちょっと違う性質のコミュニティにいくつか入っていて、その中で同じように、どういったポジション、つまりどういった在り方が一番いいのかを探っていたりします。ここで、私なりに一番大事だなと思うことは、仕事とは別のことで繋がりを持つことです。仕事が欲しいからと、仕事に直結するような活動はあまり上手く行かないなというのが、これまでで感じたことなので、その点も踏まえていろいろやっていこうと思います。

というわけで今日は、コミュニティでの在り方を考える。というお話でした。

ブランド・プランナー 採用ブランディング認定ディレクター 下野

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