10分日記 #148 オンライン化によって失われたもの。

おはようございます。
kei.です。

今日の記事

今日の記事は、新型コロナウイルスの影響によって留学できなくなった学生に対してオンラインでも講義が受けられるような仕組みが整っている、という内容のものでした。

感想

「留学」というもののあり方を考えたとき、本当にこの形で良いのでしょうか?


私は、留学で学べる最大の要因は、優秀な大学の講義でも、英語による講義でもなく、それ以外の、課外活動の時間において体験する文化であると考えています。


今回の取り組みのように、海外で受講予定であった講義をオンラインで補填することに対して文句をいうつもりはありませんが、それによってこれまでの留学をしなくて良くなった、ということはないと考えています。


私自身、海外短期研修に参加した際にもどちらかといえば、海外の文化を知ることによる学びの方が大きかったです。


もちろん、学問的な学びも得ることはできましたが、それ以上に、日常的な生活の中で、海外の同年代の学生がどのようなことを考え、どのように生活をしているのかを知ることに大きな価値があったと思います。


良い例ではないかもしれないですが、海外の屋台を歩き回って、売られている商品に目を向けたり、海外でのいつもと変わった食事を楽しむこともとても充実していました。


今後、コロナ以前に環境が戻ることはないと思いますが、だからと言って、そうした、現地でしか味わえない文化を体験する機会が失われないことを祈っています。

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