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ヒット曲の作り方

最高にヒットする音楽の作り方をお教えしましょう。 まずあなたが何人で何歳でどういう音楽を聴いてきたかということが、非常に重要になります 。

まず、あなたは誰をターゲットにしているのでしょうか ?

一般的に、いい曲悪い曲というのは何をもとに言えるのでしょうか。

日本でヒットする曲アメリカでヒットする曲 それぞれ違いますね。

ドイツ、イタリア、フランス。 アフリカ中近東世界には色々な国があるのです。 でも一般的に日本人が考えるいい音楽というのは、よく耳にする、たくさん売れている曲ということが前提になりますね。なのでここでは日本人ウケする日本語の日本人のための曲を考えてみましょう 。

まず、 日本人はどうやって音楽を聴いているのでしょう、これは生まれた時からもうすでに決まっています。幼少の頃はまず間違いなく動揺を聞かされているはずです 。幼稚園などでは童謡を必ず聞かされています。この童謡というものがかなりの曲者です、動揺はまず間違いなく メジャースケールのペンタトニックスケールでできています。

よく言われるのはシとファのノートを抜いているシファは抜きと言う 音階のことです。
これはメジャースケールのペンタトニックスケールになりますね。 そこで考えてみると動揺というのは聞きやすいように、覚えやすいようにできています。ペンタトニックスケールと言ってもブルースなどのようなペンタトニックスケールではありません、シ、ファンの音を抜いている5音階のペンタトニックスケールです。昔も今も動揺も必ずペンタトニックスケールでできています、何故もてはやされるかというと答えは単純で 、みんなで歌いやすいということが前提にあります。5音階にすることによって幼児でも音階を判断しやすく歌いやすく馴染みやすくすることができるのです。もしここでシャープとかフラットとか 変わった音階を入れ入れてしまうと覚えにくく歌いにくくなってしまいます。なので動揺演歌日本の j-pop などはまず間違いなく、メジャースケールのペンタトニックスケールでできています。ロックダゼーという曲ほど音階は動揺です。そこで思い返してみると幼少の頃から今回のペンタトニックスケールで耳が慣れてしまっているということがあります 。だから大人になってもペンタトニックスケール以外を受け入れようとしないのです。そこで海外を考えてみましょう、海外ではまず間違いなく宗教的な意味合いが大きくがあります。子供の頃からゴスペルを聞きに協会にいく子供たちが非常に多いのです。これは宗教的な意味合いですが、キリスト教ではまず間違いなく週末ミサに行きます。ミサに入ってゴスペルを聴いてゴスペルを歌って育っているわけです。 日本の場合は動揺を聞いて育っているのに、海外の場合はブラックミュージックに近いゴスペルなどを聴いて育っているので、幼少期からブルースフィーリングのあるゴスペルなどを聴いている子供たちが大人になって。 簡単なスケールを使うということは考えられません。

なので日本人はどうしても単純な音階わかりやすい音階、童謡のような歌しか作ることが出来ないのです。これは必ずしも否定しているわけではありません 、一般的に求めやすい音楽、聴きたい音楽というのは耳慣れているということが条件です。 なので、日本人に受けるように曲を作るということは。 簡単な音階わかりやすい音階覚えやすい音階歌いやすい音階これが必ず必要条件になります 。これはターゲットが違うということで。 海外のイギリスだとかアメリカだとかフランスだとかそこの地域によって求められているものは違うのです、なので私たち日本人が日本人の為に作る歌っていうのは分かりやすいというのが一番の 解決策ということになります。


ここまで読んでくださった皆さんありがとうございます。実はこれは全部嘘です 。嘘ではないのですがこの方法論でやっていきますと、必ず限界が来ます 普通のメロディー、普通のコード進行、循環コードダイアトニックコードこれらを覚えて行くと、必ず飽きて破綻します。なぜかと言うとありきたりなメロディ、ありきたりなコード進行しかないからです。人間は不思議なものである一定のパターンから慣れてくると抜け出そうとする気持ちがあります。なので人と違うことをしようとするとまずメロディーを変えたりコードを変えたり色々なことを考えてみます。しかしここで問題になるのは現在の音楽の教育システムなのです。

現在の音楽の教育システムではまず 、音階や音程ダイアトニックコードスケールなど理論的なものを教えようとします。しかしこれらの教育システムは間違っているということまでは言いませんが、かなり同一化する危険があります。人間は元来、他人と同じように生きたいと考えるのが普通なのです。人間の考えの根本的なところには死ぬという概念があります。人間は死を恐れます。ここでの恐怖とは他人と違う音楽他人と違うメロディ一般的な教育で習った 音楽的な技術を否定することになります。 一般的に習ってきた音楽教育の理論ではその理論を使うことで皆と同じ、共感を得ることができるので非常に心が安定するのです。なので他人と違う音程や他人と違うメロディ他人と違う曲を作ろうとしないのが人間の本質なのですしかし考えてみると 元来音楽というのは自由のはずです。ここで一旦他のジャンルを考えてみましょう。昔の曲アメリカのポップス、ジャズ、こういう音楽を聞いてみると コード進行などめちゃくちゃな場合があります。ただ無茶苦茶な進行だと思っていても 誰かが必ず理論付けしてしまいます。理論付けされてしまうと納得してしまうのです。そして何回も聞いているうちに変な進行だと思っていても耳に慣れした慣れてしまうものなのです

若いミュージシャンや素人ミュージシャンが。 このメロディーが好きだ!この作ったコード進行が好きだ!この和音の響きが好きだと!思って作ってしまえばそれを押し通すことが必要なのです。他人にどう言われようと 否定されようと論破されようと気にすることはありません。自分の音楽を自分のメロディー、自分のリズム、自分の感性で作っていけばいいのです。ここでいう音楽とはコマーシャルソングや j-pop やヒット曲などではありません。自分の感性を、 完成させる唯一の方法が音楽であるとすれば。 自分らしく自分のメロディ自分の考えを行動に起こすことが必要なのです。

ここで絵について考えてみましょう 絵画や会は非常に抽象的なものです。色使いやタッチ油絵の混ぜ具合などいろんな手法があるそうです。私はあまり絵画は詳しくはありませんが、とにかく読み取る人の感性にすごく委ねられるところがあります。有名なところではムンクの叫びですねあれはムンクという女性が叫んでいるのではありません、ムンクという画家が書いた背景が叫んでいるのでそういうのも実は後付なのかもしれません。 

絵画を見るというのは非常に抽象的なのですが、心が動かされる場合がありますね。音楽も実はそういうのでいいのではないでしょうか。自由に自分のタッチで自分のメロディーで好き勝手にやることが重要だと思います。日本人は特に他人と違うことをするのを否定する習慣があります。外国人の場合は個人を大事にするので。 自己流を認めるということが非常に多いのですが日本人の場合は島国で育っているというのもあるのでしょうが他人の考えを否定して、みんなで一緒にわいわいやろうという感覚が非常に強くあります 音楽を作るというのは元来楽しいはずです。否定したり、論破したりするものではないと思います。自由に自分らしく表現できればそれでいいのではないでしょうか。

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