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オンライン世界旅行microツアー:シンガポールのガイドさん紹介!

カラフルな街、活気あふれる多国籍な雰囲気が魅力のシンガポールを案内してくれるのは、ジェーン・フン(Jane Feng)さん。シンガポールで生まれ育って、これまでに海外に長期滞在をしたことはないにも関わらず、日本語を含めいくつもの言語を操ることができるのです。どうやって勉強したのか、何がモチベーションになっているのか、お話を聞いてみました。

ジェーン・フンさん
(Jane Feng)

学生時代、スラムダンク、カードキャプターさくらなど、日本のアニメ作品が好きになったことで日本文化に関心を持ったジェーンさんは、まずは日本語がわかるようになりたいという一心で、日本語を自習するための方法を模索しました。そこで見つけたのが本屋さんでのアルバイト。シンガポールではいくつかの条件はありますが13歳から就労が可能です。当時のジェーンさんは15歳の高校生。放課後に働いてお金を貯めて、日本語のテキストや辞書を買いました。「母に見つかると学校の勉強をしなさいと言われるので、隠れてこっそり日本語を勉強しました」と笑うジェーンさん。独学で日本語能力検定のN2級を取得し、次は最高レベルのN1級を受検するというのですから驚きです。

ジェーンさんが初来日を果たしたのは2018年。日本語を学び始めてから12年後のことです。このとき出会ったのが、つまみかんざしでした。かんざしの展覧会を訪れ、ワークショップに参加したジェーンさんは、つまみかんざしの柔らかく細やかな美しさに心を奪われ、帰国後も腕を磨き続け、SNSなどで作品を発表しています。「シンガポールではつまみかんざしを知る人はあまりいませんし、教えてくれる人もいません。だから本を買って自分で学び、自分のスタイルで制作を続けています」とジェーンさん。何事もどうにかして自分で習得する — 見習いたいマインドです。

Janeさんのつまみかんざしの作品

興味があることは同時進行でいくつもやってみるのもジェーン流。韓国ドラマがきっかけで始めた韓国語、アルゼンチンタンゴダンスを習い始めたことで関心を持ったスペイン語など、「この国のことをもっと知りたい」と思ったら、言語を学ばずにはいられないのです。「日本のことについて調べたいと思ったときに、英語で検索しても情報は得られますが、外国人の目線で書かれたものがほとんどだったりします。日本のことは日本語で、韓国のことは韓国語で検索したほうが、その国の人が書いたものを読むことができます」とジェーンさん。言語を学ぶことで、集められる情報はより幅広くなり、深みが増します。ひとつの国のいろいろな面を知ることができ、さらに興味が湧きます。「日本の花といえば外国人はみんな桜を思い浮かべますが、季節によって本当にいろんな花が楽しめるのが日本の良さですよね。この時期は藤の花が素敵。あしかがフラワーパークの藤は見事です」と、本当に日本通なジェーンさんです。

Janeさんが撮影した、あしかがフラワーパークの藤

日本の文化や言語に関心のあるシンガポール人はたくさんいるそうで、ジェーンさんはそんな人たちに日本語を教えたり、逆に日本からシンガポールに赴任してくる日本人に英語や中国語を教えたりしています。他にも、韓国語を教えたり、外国人にシンガポールを案内したりと、高い語学力とコミュニケーション能力を活かして多方面に活躍しているジェーンさん。その明るいキャラクターで、microツアーではシンガポールファンを増やすこと間違いなしです。

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