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仕事を辞めてからの過ごし方<初期>

2021年5月から仕事に行かなくなり、6月に正式に辞めました。

なかなか辞めさせてくれない職場だったので、強行突破というふうに
なってしまったのかもしれませんが、その頃の私はそれでよかったんだと
思います。


過ごす環境も、子どもたちも他の何人かの先生も保護者も好きだけど、トップの人種差別的な発言、人の生い立ちを無理やり聞いて親の批判、職員への暴力(若い私たちからしたら暴力と思うけど、本人からしたら世代的に愛情みたいです)言い出したらきりがないので、ストップします、、。

1人の人が原因で自分が好きな環境からいなくなるのは悔しいけど、その人が作り上げてきたものだし、その人に何を言っても響かないし、自分中心で世界が動いていると思っているので、それに我慢ができないなら自分がいなくなるしかないと思い、強行突破で辞めました。

人のせいにしないようにしよう、自分が変えられるところを変えようとしましたが、途中で、いや~無理だっ☆と思ってしまいましたね。


ありがたき家族


職場に行かなくなったのは5月。
5月から8月までの3か月間のお話をここではしようと思います。

辞めた時は、「もうあそこに行かなくていいんだ」という安心感と、
うちに乗り込まれたらどうしようという心配がありました。

なぜなら、過去に辞めるって言った人の実家に乗り込んだらしいからです。


何週間かしても、それはなかったので安心しました。


私の過ごし方は、まずは一人暮らしだったので、親の元に帰って
癒してもらいました。親と一緒に話したり、笑ったり、ご飯をたくさん食べて 
栄養を取り戻して、心身共に生き返らせてもらいました。


そうしたら、今まで避けてきた
読書をすることにしました。

前職場では、毎日のように言われてた
「本を読め、本を」私は、「はい」と言いながら一年間で一冊も読みませんでした。
読まなかったというより、読む時間が1秒もなかったといっても過言ではないくらいでした。

逆にせっかくある5分とかの時間を、なぜ苦手な読書に当てないといけないのかと思っていたので、読んでいませんでした。

しかしせっかくの機会、読む時間がたくさんできたので、本屋さんに行ったり、図書館に行って、本を買ったり、借りたりして、たくさんの本と触れ合いました。

ありがたいことに、私は本が好きになりました。

購入した本は、前職場で好きになった道端に生えてる草花の図鑑や
自己啓発本です。

図書館で借りた本は、興味あると思った本を片っ端から借りて、毎日公園に行って芝生の上に寝っ転がったり、ベンチに座って読んでいました。

平日に公園のベンチで本を読んでる人って、おじいちゃんくらいしか見ませんでした。

それくらいみんなちゃんと働いてるんだぁみんな偉いなぁと思っていました。

実家の近くには、自転車で走っていれば大きな公園も小さな公園も、おしゃれなカフェもおしゃれな図書館もあって、毎日が優雅で天気も心も晴々した日々を送っていました。

最初の頃はまだ、仕事をしたいという気持ちも、探そうとも思っていませんでした。

2年間も毎日働いてきたんだからいいじゃん?休憩させてくれい☆という感じです。

何年も何十年も仕事を頑張ってくれている人には申し訳ないですが、なんだか私にはそんなに働く気力がなく、のんびりと好きな時間に好きなことをやっていたいんですよね。

みんなそうなのか・・?そうだけど、我慢して仕事をしているのかな?
分からないけど、何か月かは生きていけるだろうという貯金で、何か月かだけ、生きていこうと思っていました。


学生を卒業して2年たちますが、気持ちはまだ学生を抜け出せないのです。
だって、今まで学生生活の年数が長すぎてそんなに早く忘れられますか?
切り替えの早い方を見習いたいし、どういう考え方をしているのか知りたいし、話を聞きたいくらいです。


そんな感じで、3か月間、本を読んだり、自転車でフラフラしたり、散歩したり、夏だし海大好きなので何回も行ったり(全然1人で行こうとしていたのですが、ありがたいことに毎回誰かしらが一緒に行ってくれました)ネットフリックス見たり、ハローワークに行って、失業保険申請したり、職業訓練に申請したりしていたら3か月過ぎてたという感じです。

働いていないと、時の流れはあっという間です。

のんびりしていると時間はすぐにたってしまうということを知りました。

仕事をしていた時は、これ意味ある?とか、無駄な時間・・と
思っていたことも、もしかしたら自分の成長になっていたのかもしれないと思いました。
子どもの成長を見ていると、早いなと思うように、大人は目には見にくいかもしれないけど、必ず成長してるんですよね。

この3か月で私が成長したことは、

社会の仕組みを少しだけ理解できたことです。
ひとつひとつ言うと細かくなってしまうのですが、

失業保険というものがあることを知った、そのお金はどこからのお金で、なんで自分たちのような人にくれるのか
とか
保険証の手続きの仕方や、生きてく上でかかるお金のことを知れました。

普通に働いてたら全部会社がやってくれることだから、身をもって体感すると理解度や感謝度、こんなにかかるんだということも含め、全然変わってくると思いました。

あとは、自分はこんなにも本を読めるのかと、本に興味を持つことができて、
好きな本は積極的に読みたいと思うようになりました。
読むスピードも今までは小学生の頃と読むスピードが変わっていなかったのに、自分で興味を持った本だというのと、字を読む回数が増えたことによって
読むスピードが速くなったことは、成長だなと感じました。

逆に学生の頃は、学校のあとにバイトに行って、テスト勉強をする時間も作って、コロナがないから友達と遊び放題で、とやっていたから
自由だけど、完全なる自由ではなかったです。

でも、仕事を辞めたら、本当に自由。

誰にもなにも強制的にやらされない、
お金も貯金である程度ある、
少しの間は何にも縛られないで生きいける。
老後の楽しみを先に味わってしまった感はありますね。


人によっては、みんなが働いてる中、自分だけ働いてないのなんて
無理!とか、罪悪感!とか、そういう考え方や感じ方もありますよね。

働くのは嫌いじゃないからすぐに職を見つけたいとか、

みんなが頑張ってるのに自分だけ頑張ってないのは、焦っちゃうとか、

実は私も少しはありました。
本当に仕事に行かなくなって、1か月後くらいに、
仕事しないと!早く仕事しないと!みんな頑張ってるのに自分は今
働き盛りなのに、何やってるんだ!と夜に思ったことがあります。

が、少しで終わりました。

自分のやりたいことを見つけて、自分が楽しく幸せに生きることが一番大事。と思っている私は、人は人、自分は自分。
受け入れてくれない人はそれでいい。世間は受け入れてくれないかもしれないけど、
受け入れてくれる人、会社のところでやってみよう。という

何事も重く考えないで、軽く考えています。

だからこんな生活を送っているのです。

逆に世の中のことを知らな過ぎて軽く考えているのかもしれないです。
知ってても受け入れたくないというか、受け入れたらまた焦っちゃうし、
どうしようってなって、自分が嫌になってしまいそうで。

なので、自分が自分らしくいられるために、時には受け入れたくないことは受け入れないようにしているのかもしれないです。


HAPPYです


家族にも友達にも言われます。
仕事辞めて幸せそうだね。楽しそう、顔が明るい、いきいきしてるって。

どんだけ仕事が嫌だったんだという話にはなりますが、

本当にストレスフリーになると、自分らしくいられるのです。

2021年5月~2021年8月までのまとめでした。







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