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徳島ワーホリ

ふるさとワーキングホリデー2か所目は徳島県徳島市です。
2021年12月14日~12月28日の2週間で行きました。

なぜ徳島市に行こうと思ったのかというと

気仙沼ワーホリの楽しさと、初めてのことばかりの新鮮さと、吸収さが自分で感じられるくらいすごすぎて、またすぐに他の地のワーホリに行きたいと思い、ワーホリのHPを見ていたら

徳島市で保育士を募集しているページを発見したのです。

田舎で育つ子どもはどんななんだろうと興味を持った私は
すぐに応募しました。

他に特にやりたいと思ったこともなかったし、その時やりたいと思って
できる環境があることに感謝し、自分のその時の勢いに乗っていました。


徳島市は、気仙沼と違って、全部電話対応。
決まった期間もなければ、泊まるところも自分で決めていいという

なんだかすごく自由だなと思ったのですが

まだ始めたばかりで、まさか人が応募しにくると思っておらず何にも決めてなかったみたいです。笑

こちらの制度は、交通費と宿泊費を半額出すけど、自分で決めてくれという感じでした。

交通手段は夜行バスで、宿泊場所は駅の近くのゲストハウスにしました。


徳島に着くのは朝7時くらい。

なのにも関わらず、担当の方が車で迎えに来てくれて朝日を見に海に連れて行ってくれたのです。

え?そこまでしてくれるの?こんな朝早くから?
と、とても申し訳なく思っていたのですが、

「いやいや遠くから来てくれてるんだから~」となんだか
親戚の子どもが来るみたいなテンションな電話でした。(母と同じくらいな年齢の女性の方)


徳島市のは、市役所が関わっているので、働き方とお金の面ではシビアでした。
ちゃんと労働力として見られたし、8時間きっちり働きました。

でも休む日は自分で決められたので、交通費宿泊費がプラマイゼロになるように自分で働く日数を決めました。

15日~18日、20日~24日に働くと決めて2つの保育所でアルバイトをしました。

2つの園は雰囲気も働いてる人や子どもの感じも全く違くて新鮮で楽しかったです。

1つ目の園は、東京や神奈川とあんまり変わらなそうな、でもどこかあったかい雰囲気がある園で、2つ目の園は、私が想像していたような田舎な園でした。

2つ目の園が楽しすぎて、ここで働きたいと思ったくらいです・・。

なにがいいかというと、
外で遊ぶことを大事にしていて、よく園庭に出て遊んでいる。
園長先生が若くて元気ハツラツだから、その雰囲気が園全体に蔓延していて良い風ふいてる感じがする。

田舎の親戚の家に来たのかってくらい居心地が良すぎました。

すごく遠いというわけではないのに、地域によって人柄や子育ての考え方が違うみたいで、
2つ目の園は、昔から地域みんなで子どもを見ようという考え方が強くて今でもその伝統は受け継がれているという感じで、それが当たり前という感じでした。

ふるさとワーキングホリデー第一号の私は、子どもと遊んでいる様子だったり、インタビューされて地域のニュースや新聞にのってしまいました。笑

働き方はこんな感じでした。


地域や徳島のことを知るために観光をする必要があります。

地域交流移住センターの方が本当に良い方で、
私の宿の近くで勤務しているので毎日のように退勤後話に行っていました。
今日こういうことがあって、こんなことをしたんですよ!ってもう
母親すぎました。本当に感謝です。私の徳島の母です。

その方が、色々なところに連れて行ってくれました。
徳島の名産物やら伝統工芸やら色んな事を教えてくれて
藍染、人形劇、阿波踊りに仕事後だったり、私の休みの日に合わせて
一緒に行ってくれたり、感謝感謝です。

徳島市で泊まったゲストハウスは、本当に1泊、2泊だけっていう人が多い印象でした。

今回の助成金が出るのが徳島市内でのみだったのですが、気になりすぎたゲストハウスがあって、行きたすぎたので、自腹で行ったところがあります。

美馬市という徳島駅から汽車に乗って行ける場所にある駅に行き

そこのADLIVっていうゲストハウスが楽しすぎたの。

私が泊まった1日目は、他にお客さんいなくて、スタッフも夜は帰るゲストハウスだったから本当にそこに一人暮らししてるみたいでくつろいじゃいました。

そこのゲストハウスは、元々印刷工場だったんだけど、近代では儲からないから兼ゲストハウスにしたり、2階は講師を呼んで講演会をしたり、色んなことをやってるゲストハウスでおもしろいなぁと。

ここではずっと1人で寂しいのかなと思ったけど、
田舎の人との繋がりすごすぎて、移住センターの人がゲストハウスのオーナーと繋がるようにしてくれて、そこから近くの観光地でお店やってる人と繋がって、次の日にそこのお店に行ったら、私がもう一つ行きたいと思ってたゲストハウスのオーナーさんがたまたまいて繋がって、
夜にパーティーやるからおいでよということで、行って
そこでまた色んな人と繋がって、次の日忘れ物したから取りに行ったら
のんびりしちゃって、そこに泊まってた人と近くのカフェに行くことになってー。。。。。。とか

自分のフットワークの軽さと、周りの人たちのフットワークの軽さに少し驚き、でも美馬市って移住者が多い町だから、自分に似てるような人たちがいるなぁと思いました。

王道じゃない生き方をしている人たちの話を聞くのが本当に好きで
勇気をもらえるし、自分の周りに王道じゃない生き方をしている人がいなすぎて刺激になるし、色んな生き方があっていいんだって自分を肯定できます。

こうした方がいいとか、それだとちょっと・・・とか否定的な意見とか
心配とかもあると思うけど、自分の人生だし、後悔するのも自分だし
後悔したと思ったたらそこからまた違う道探すのもありだと思う。

徳島市の眉山という山を結構の険しい道を一人で登って、同じ道を下るのは危険だと思い、帰りの道を探したのだけれど、迷子になってしまったので
たまたまいた人たちに聞いたら一緒に下ってくれると言ってくれた人たちがいたのです。
自分のお父さんとかと同い年の人が「俺は人生の迷子だよ~」って何回も言っていて
その年になっても、今のままでいいのかなとか思うんだって思ったし、
絶対他にもやりたいことがあるのに、色んなことを考えてしまってできないんだろうなと思うと、
20代の人は絶対に”今”やりたいと思ったことは少し考えてすぐに行動した方がいいと思ったの。


徳島でもたくさんの出会いがあり、色んな生き方を知って
1人でも色んな挑戦をして、どう生きようか考えて

結果、東京で会社に入って色んな大人と接して社会にもう少し揉まれようと思いました。

今回の徳島旅で、徳島に3か月くらい住みたいなって本気で思いました。
家探したり、家貸してる人を探しに行って会いに行ったりしたけど

実際に東京でやったことないこともたくさんあるわけで
こっちで挑戦できることはたくさんあると気づきました。

地方も好きだけど、夜は街頭なくて怖いし、誰かに会いたいときにすぐに会える距離じゃなし、少し寂しいなって。私には田舎はまだ早いかなって思いました。

でも、また何年後かしたらすぐに恋しくなると思います。
地方の人はあったかいし、方言聞くと親近感湧いて大好きだし、
私はとっても居心地が良い。


またいつか、ふるさとワーキングホリデーができたらいいな!


クルーズ船 驚きの¥300
徳島は大きな吉野川があって、周りは川ばかり
美馬市の「ADLIV」の一部 素敵な暖炉
「うだつの町並み」江戸時代。重要伝統的建造物群保存地区☆人がいなすぎて自分だけタイムスリップしたみたいになる。



次は東京戻って就活の話~☆






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