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チョコレートプラネット×ミキ SPECIAL CROSS TALK

コント師として漫才師として、それぞれ得意とするジャンルで面白さを究めているチョコレートプラネットとミキ。ミキの上京から拠点を同じくして活躍する2組の対談が実現した。
※「OWARAI Bros.Vol.2 -TV Bros.別冊お笑いブロス-」(2020年10月7日発売)に掲載されたインタビューの未公開内容と一部加筆修正したショート版です。長編は本誌でご覧ください。

取材・文=高本亜紀 撮影=大槻志穂 
企画・構成=竹村真奈

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――最初に言葉を交わしたのはいつですか?

昴生 初めておふたりと喋ったのは、『有吉の壁』(日本テレビ系)の収録ですね。大阪から来てたのが僕らだけで、行きの車の中で誰とも喋らんまま現地に着いて。

亜生 コンビって普通はバラバラに座るのに、行きのバスでお兄ちゃん、隣に座ってきましたから。よっぽど寂しかったんやと思います(笑)。

昴生 到着してからも僕と亜生はみなさんの会話に入れなくて、大広間の隅っこに座ってたんです。そうしたら、おふたりが「大阪から来たの?」って喋りかけてくれて…ほんまに泣きそうになりました。

松尾 駿(以下、松尾) それ、箱根でロケだったときだよね? 俺、地元だから気が大きくなって、ようこそ箱根へ!って気分で話しかけたんだと思う。としまえんだったら話しかけてなかったかもなあ。 

長田庄平(以下、長田) そのときのことはまったく覚えてないけど、それこそミキとは地元が京都っていう共通点があるよね。

昴生 長田さん、どこなんですか? 僕らは左京区なんですけど。

長田 上京区。

松尾 どっちが上なの?

長田 俺! だって、京都ヒエラルキーで一番上よ? 御所があるんだから!

昴生 いやいや、こっちは銀閣寺を保有してますからね!

亜生 ほんまにそう!

長田 そんなんダメダメ! 金閣寺ならまだしも。しかも、銀じゃないしさあ。

昴生 …京都人同士はね、こういうケンカになるんですよ。

松尾 神奈川もそうなるよ。横浜の人が一番上だと思ってるから。愛県精神はまったくない(笑)。

――チョコプラさんと昴生さんは芸歴が2年離れてるんですよね。

松尾 そうですね。ただ、大阪と東京は喋るまでに壁があるんですよ。

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