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今の日本がまるわかり! 爆笑問題連載「天下御免の向こう見ず」note版の歩み

TV Bros. note版スタート時より好評連載中の爆笑問題連載「天下御免の向こう見ず」は、9月までに4回分を配信中!(連載自体はTV Bros.で1995年9月よりスタート)
この連載では、太田光さんが小説を執筆し、田中裕二さんが紙粘土を制作、公開するというもので、この形式が紙の時代から25年以上も続いています
太田さんの小説は、その時々の話題から着想して物語を描き(名前は出ないものの、おそらくあの人物! という予想も読みどころの1つ)、田中さんの紙粘土も最新の話題を意識して作成しています。
本記事では毎号苦心の末に生み出される爆笑問題の連載の読みどころを改めてご紹介します。


<特集>無料記事
爆笑問題が考える「TV Bros.がWebですべきこと」
「TV Bros. note版」スタート記念企画①

TV Bros. note版がスタートしたことを記念し、まさに最初の特集として登場したのが爆笑問題のお2人。「(90年代後半)当時のブロス編集部は、パソコンで書いた原稿をFAXで送れって言うんだよ!」という太田さんの叫びと共にTV Bros.でのこれまでの紙の連載を振り返りつつ、TV Bros.がWebですべきことを指南いただきました。

①  5月号(無料)
太田光「外へ」
田中裕二「黒川の手帖」

ステイホームが叫ばれる5月末、太田光さんはある事象をモチーフに、ウサギネコを登場させます。「ケケケ、紙の世界からネットにきたけど、やっぱりこっちは酸素が薄いニャぁ。狭苦しくてしかたニャイ…」…これはまさか!?
田中さんの紙粘土は、賭け麻雀で話題のアノ人が。

②  6月号
太田光「不夜城」
田中裕二「大島だよ!」

一日の終わりに窓から大東京の夜景が広く見渡す女性。目障りなウイルスのことを思うといらだってしまう彼女だが、不意に現れたウサギネコが口にした「競争」という言葉にたじろいでしまう。
田中さんの紙粘土では、タイトルそのままの人を再現。間違えて本名で話を振ってしまった時のエピソードも。

③ 7月号
太田光「舟」
田中裕二「TOKIOアラートや~」

100年前の名作「高瀬舟」からヒントを得た1作。今年7月末当時、まさにこの作品と同じような事件が起こっていたのです。100年を経ても答えの出ない問題を、太田さんはどう結論付けるのか。
田中さんの紙粘土は、長瀬智也が来春ジャニーズ事務所を退所することから、”リーダー”を作成。「似せるのが難しそう」と悩みながら作りましたが、意外にも似てます。

④  8月号
太田光「共生」
田中裕二「犬神家と機関銃の復活の証明」

あるウイルスの感染を警戒する田舎で、東京者に悪意のある書き込みをした男の苦悩が描かれます。ウサギネコの見解やいかに。
紙粘土では角川映画のファンである田中さんの、角川春樹最後の監督作『みをつくし料理帖』への期待を表します。いろんな名作が一堂に会した本作は、必見です。


爆笑問題の連載は毎月月末配信で、次回(9月号)は9/30(水)配信です!
今の日本を爆笑問題がどう見ているのか、どうあってほしいか、お2人の慧眼が光る連載「天下御免の向こう見ず」を、お見逃しなく!

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