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上坂すみれがあざとくて何が悪いの?【3日間連続すみぺ特集】

謎のペースで突如として公開されるテレビブロス上坂すみれさん企画です。3回目となる今回は、上坂さんに「あざと女子」と「K-POPガール」をイメージしたスタイリングに挑戦していただきました。全3回にわたってお届けします! まずはあざとくてかわいい大人な「あざと女子」からスタート♡

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<前回の特集はこちらから>

撮影/飯田エリカ スタイリスト/佐野夏水 ヘア&メイク/北川恵(クララシステム) 【衣装協力】LIP SERVICE

――今回は「あざと女子」と「K-POPガール」をイメージしたスタイリングに挑戦していただきました。まずは「あざと女子」に変身してみた感想を聞かせてください。

いままでの撮影の中で、ポージングなどを含めて、1番難しかったです。写真集「すみれいろ」のときもポージングに苦戦しましたが、久しぶりにあの感じを思い出しましたし、体幹がぷるぷる震えるのを感じました。私には到底できない、フリーアナウンサーには絶対になれない、と思いました。

――大丈夫、もうすでに立派な声優さんですから(笑)。上坂さんは「あざと女子」に対してどんなイメージをお持ちでしたか?

うーん、チョレギサラダを食べてる? コントレックスを毎日2リットルくらい飲んでる、ちっちゃい水筒を持ち歩いてそう。

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――言いたいことはわかります、チョレギサラダ以外は(笑)。なんとなくチョップドサラダとか食べてそうなイメージですけど……。

私と正反対の位置にいるのが「あざと女子」さんだと思ったんですよ。チョップドサラダは私も好きなので、「あざと女子」のかたが食べそうなサラダは何かなと考えたところ、チョレギサラダが出てきました。私なんて、今日のお昼ごはんはコンビニの二郎系ラーメンでしたからね。絶対に「あざと女子」さんは食べないことでしょう。っていうくらい周りにいないので、撮影のときもイメージを掴むことに苦労しました。

――たしかに上坂さんの周りにもいなさそう。こういう取材とかで会うメディアの人でも「あざと女子」は見かけないですもんね。

そうですね、今日着させていただいたようなお洋服を着てメディアのお仕事をされてる方ってお会いしたことがないかもしれません。私の中の「あざとい」イメージって、おニャン子クラブとか、コリン星人(by小倉優子)みたいな感じだったので、メイクをしてもらっている間にググってみたら、全然違いました。私が思っていた「あざとい」はいわゆる「ぶりっ子」で、いま言われている「あざとい」は「あざとくて何が悪いの?」(テレビ朝日系)に代表されるような、モテるために全てを掛けて努力している人、みたいな感じなのかなと理解しました。

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――そもそも上坂さんのあざと女子のイメージがかなり時代を逆走してる感がありますが、なんとなくは理解してもらえたみたいでよかったです。たしかに、努力の人っていうのはすごく感じますよね。

なんか「あざとい」って少し不当な評価をされがちですけど、実際にやってみると、尊敬の気持ちを抱かざるを得なかったです。赤ちゃんや子供や動物は生まれながらにして身につけてる「あざとさ」ですが、それを大人になってからもう一度、努力で取得されてるわけですからね。インタビューなどでは「特別なことはしていません。ストレスを溜めないことが1番です(笑)」みたいなことをおっしゃるじゃないですか。でもきっと、裏ではお風呂に5時間入ったり、鍛えたい部位によってジムをハシゴしたり、水を大量に飲んだり、定期的にファスティングしたり……みたいな相当ストイックな生活をされていそうで。テスト勉強してないよーって言いながらサラッと良い点数を取る人たちのような美学を感じます。撮影のときも常に腹筋に力を入れてないといけなかったし、緊張感がすごかったです。「あざと女子」って検索してみても、出てくるのは体脂肪率5%くらいの人ばかりですもんね。本当に尊敬です。

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――お洋服に関してはいかがですか? ちょっと新鮮なスタイリングでした。

普段あまり着ないテイストですが、チャイナ服などのタイトなシルエットのお洋服は好きなので、形的にはとても好みでした。リブニットやヒールもかわいかったです。私はいわゆる骨格ストレートで、骨組みがしっかりした体型だから、ふわっとしたお洋服より、タイトなほうが体のラインがきれいに見えるんですよね。

――トレンドのビッグシュシュでまとめたヘアスタイルも素敵でした。

シュシュが大きいので、頭が小さく見えていいですよね。ただ、声優のお仕事でアフレコをするときって服の衣擦れ音がNGだから、ビッグシュシュはしていけないかもしれません……。

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――たしかに。でも、あざと系のお洋服はタイトだから衣擦れもしなさそうじゃないですか?

そうですね、意外とアフレコに向いてるのかも! 購入しても着ていく場所がないかも、と思っていましたが、買ってしまうかもしれません。でも、私のように適切なぽっちゃり感のある人が着ると、どうしても高収入バイト感が出ちゃうというか(笑)。

――ふふふ、どこかの大富豪に見染められそうなゴージャスな雰囲気になるからですかね(笑)。

もし機会があるなら、このお洋服を着て港区のムーディーな照明の焼き鳥屋さんへ行ってみたいです。東京カレンダーごっこがしてみたい(笑)。

――ぜひやりましょう(笑)。

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