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TV Bros.note版

新規登録で初月無料!(キャリア決済を除く)】 テレビ雑誌「TV Bros.」の豪華連載陣によるコラムや様々な特集、テレビ、音楽、映画のレビュー情報などが過去記事のアーカイブ含め月…
「TV Bros. note版」は、月額500円で最新のコンテンツ読み放題。さらに2020年5月以…
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2020年6月の記事一覧

【6月号 目次】TV Bros. note版

【6月号 目次】TV Bros. note版5月号目次はこちら 次号、7月号目次はこちら ●TV Bros.からのお知らせ「TV Bros. note版」2020年6月の全コンテンツが無料で楽しめるキャンペーン実施決定!(2020年5月29日配信) 「TV Bros. note版」のご案内(2020年5月13日配信) ●連載松尾スズキ&河井克夫『チーム紅卍の電気じかけの井戸ばた会議』第2回「ないない」 風間俊介『ダンスはうまく踊れない』念のためですが Perfume

【今週の星占い】6/29~7/5の運勢【ありえ~る・ろどんのWebでも星に聞いてくれ!】

<プロフィール>ありえ~る・ろどん●主にタロットカードを使う占い師。ピンポイントで怖いほど当てるが、ありえ~る本人は占い結果を覚えていない。趣味はギター。悪い”気”が溜まるとギターで追い払う。パワーは主に出雲大社で充電するが、近所の居酒屋でも充電できる。 6/29(月)から7/5(日)の運勢はこちら!

天下御免の向こう見ず『不夜城』『大島だよ!』【6月号 爆笑問題 連載】

<文/太田光>不夜城 その部屋の窓からは大東京の夜景が広く見渡せた。ばらまかれたような光の粒が宝石のように美しい。  女性は一日の激務の終わりにこうして窓際に立ち、世界有数の大都市を見下ろす時間が好きだった。昼間は嫌でも目に付く汚れがこうして夜になれば見えなくなる。  39、35、29、31、55……。  この街の感染者だけが何故か横ばいで推移して、なかなか減らない。まるで自分をあざ笑っているように感じる。  女性は苛立ちを感じ、一箇所だけぼんやりと滲んで浮かび上がるように

『ランボー ラスト・ブラッド』『SKIN/スキン』映画星取りコーナー再始動!【6月号映画コラム④】

テレビブロス本誌で恒例だった「映画星取りコーナー」が、劇場の復活とともに再始動! 週末の映画選びのお供に、今後ともよろしくお願いいたします。 (星の数は0~5で、☆☆☆☆☆~★★★★★で表記) <今回の評者> 渡辺麻紀(映画ライター) わたなべ・まき●大分県出身。映画ライター。雑誌やWEB、アプリ等でインタビューやレビューを掲載。押井守監督による『誰も語らなかったジブリを語ろう』『シネマの神は細部に宿る』『人生のツボ』等のインタビュー&執筆を担当した。 近況:自粛期間に2

鋭いコメントで注目される小原ブラスとは何者なのか!?

『とくダネ!』『アウト×デラックス』(フジテレビ系)、『5時に夢中!』(TOKYO MX)などにコメンテーターとして出演し、鋭い視点で世相を斬る姿が注目を集めている小原ブラス。ロシアで生まれ、5歳から兵庫県で育ち、関西弁を操るロシア人タレントという独自のパーソナリティーを活かし、YouTuberとしてもチャンネル登録者数13万人を超えるなど、各方面で人気を集めている。そんな彼にアフターコロナのメディアについて感じたこと、YouTubeの課題、ロシアの現状やプーチンへの本音、今

まさに彼女らが”ベストフォー”! フィロソフィーのダンスインタビュー

アイドルファンのみならず、音楽ファンからも注目を集めてきたフィロソフィーのダンスが、結成5年目についにメジャーデビューを発表! この5年間の思いから、最新曲『シスター』についてもたっぷり教えてもらいました。(この記事はテレビブロス2020年3月号に掲載されたインタビューを再構成したものです) 取材&文/吉田可奈 撮影/池田博美 ――2020年にメジャーデビューすることが発表されましたね。 十束おとは 結成して5周年のタイミングでメジャーデビュ―というのは、ライブアイドル

【6月号 大橋裕之 連載】 漫画 『大橋裕之のテレビ』  ル・クプルとホフディラン

ル・クプルとホフディラン

クラフトワーク、ディーヴォ、YMOから考える”文化”としての音楽

STAY HOMEによって、図らずも十代の頃に聴いていた音楽と久々に向き合い、その音楽と成り立ちに改めて刺激を受けました。その中から、今の筆者に欠かせない3曲を紹介しつつ、音楽の“文化”について考えてみたいと思います。 文/布施雄一郎 ふせ・ゆういちろう●音楽テクニカルライター。テレビブロスではサカナクション特集などで執筆を担当。https://twitter.com/MRYF1968 音楽に関連する取材を書いてきた筆者も、ご多分に漏れず、コロナ禍の影響でパッタリと仕事

Rachelはゲーム実況、Mamikoは謎の魚のぬいぐるみと戯れる。そんなchelmicoの日常

3カ月ぶりのchelmico連載「キスがピーク」。「2人で会うことも全然なかった」ということなので、今回は「ここ最近何してた?」というお題で、WEBでもますますキュート&ちょい毒な雑談をお届けいたします! 取材&文/高木”JET”晋一郎 撮影/横山マサト ごはん食べて、Netflix観て、本読んで、ゲームやって、寝てただけ! みんなと同じだよ〜(Mamiko) ――ということで「キスがピーク」の取材でございます。 Rachel:久しぶり! Mamiko:元気だっ

タイBLの沼は底無し! Bright&Winのインタビュー感想戦も。2020イケメン戦国時代、ネクストブレイクは誰?

テレビブロス本誌でも活躍中の、エンタメ業界に詳しいライターのおふたりに、注目のコンテンツや昨今のイケメン事情を語り尽くしていただきます!タイBLから、ネクストブレイク候補、なぜか「白線流し」の妄想キャスティングなど、止まらないイケメン語りをどうぞ!(ちなみに今回も、文中に出てくる人物名は親しみと敬意を込めて敬称略で表記させていただきます)。 文/吉田可奈 よしだ・かな●エンタメ系フリーライター。著者本『うちの子、へん?』『シングルマザー、家を買う』(ともに扶桑社)が発売中

「ターゲット層に私はいない」【6月号 戸田真琴 連載】

好きな人の真似ばかりしているときがわたしにもあった。 教科書に載っていた宮沢賢治のことばがうつくしく、白んだ雲のうちに一筋さす黄桃色の光のように胸にしみて、しんみりと大事に思いながら帰って来た日にだって、晩御飯のあいだにそのことを話すと、あんなよくわからないこと書いているひとは馬鹿だから読むのはやめなさい、と恥ずかしげもなく言う家族の中で育ってしまった。感性の、腐った死体が目の前にぶら下げられているみたいで、そのときに流れていたテレビのバラエティごと気持ちが悪くなり席を立った

【今週の星占い】6/22~6/28の運勢【ありえ~る・ろどんのWebでも星に聞いてくれ!】

<プロフィール>ありえ~る・ろどん●主にタロットカードを使う占い師。ピンポイントで怖いほど当てるが、ありえ~る本人は占い結果を覚えていない。趣味はギター。悪い”気”が溜まるとギターで追い払う。パワーは主に出雲大社で充電するが、近所の居酒屋でも充電できる。 6/22(月)から6/28(日)の運勢はこちら!

“誹謗中傷”を考える映画【6月号映画コラム③】

SNSの普及によって、特にメディアに登場する人物には、誹謗中傷を受ける可能性が常に付きまとう現代。正しい行いのはずはないが、それでも誹謗中傷は後を絶たない。そのような、人間に危害を加える“誹謗中傷”を映画ではどのように扱い、描いているか。過去の作品を振り返ることで、それはSNS隆盛以前からはびこる人類の営為だったことが見えてくる。 誹謗中傷で町おこし 『サレムの魔女』 文/柳下毅一郎(映画評論家) <プロフィール> 柳下毅一郎(やなした・きいちろう)●映画評論家・特殊翻訳

雨にも負けず、コロナにも負けず【藤田菜七子 6月号 連載】

新型コロナウィルス禍の対策として、JRAが無観客レースに踏み切ったのは2月29日のことでした。 このとき私は、落馬事故で負傷したケガのリハビリ中で、先輩たちに話を聞きながら、「無観客で開催される競馬って、どんな感じなんだろう?」と、あれこれ頭の中で想像していました。 なんと言っても初めてのことなので。 レースに復帰したのは、3月20日です。実際に体験した無観客のレースは、そんな私の想像をはるかに超えていました。 馬の息づかい。 土を、砂を蹴る音。馬具の軋み。 いつもは、ス