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心の奥に生きている【うみまち交換日記 vol.10】

こあちゃん、こんにちは。
今日は違うことをしていたら、こあちゃんのことが浮かんだのでお返事を書きます。

今、窓からやわかな光と風が差し込んで、カーテンが揺れています。きれいだなと思います。




前回のこあちゃんの日記は、私はくるものが多い気がして、読むまでに時間がかかってしまいました。

こあちゃんの日記にあった「動き出していた矢先に現れはじめた違和感。これを、今の私には見て見ぬふりできなかった。」と言う一文がじんわり残っています。

実は私も今年同じようなことがあったなと。
今年の3月に3年関わった地方行政との委託契約が終わりました。その時に、より多くの地方の女性に「大人の学び直し」と言う概念を届けることができたらと思い、起業しようかと考えました。

私も実際に取り組んでみたものの、すぐに違和感を感じました。起業するとなるとどうしてもお金のことを考えないといけないのですが、資本主義の循環の上で考えると私もクライアントもその先にいる女性たちも、全てに自己犠牲が入った労働になり、そのお金の循環が正しいのか、お金だけの循環が良いのか、そして何よりこの淡い思いが私に馴染んでいない状態で向かっていいのかわからなくなりました。

今は、こあちゃんやこあちゃんのお友達のように、焦らず今は今を大切にしようと思っています。

こあちゃんは今の状況を「やめるとか、始めるとか、続けるとか。今の私にとって、正直どれでも、なんでもいいんだなと思います。」と言っていましたね。
私もそんな気分です。




先日、ライフログスクール2DAYSに参加しなおして分かったことがあります。私には意思決定がないんだと思います。
今回はなんでこれを覚えているんだろうと思うことを糸を探るように書いていきました。私はこの出来事があったからこうしたい!こう決めた!と言うよりは、いろんな出来事を自分で時間をかけて咀嚼して、周りのざわめきも聞いて、呼ばれたらそれをやっている気がします。

私にはやめるとか、始めるとか、続けるとかはないんだと思います。人生は緩やかに繋がっていて、繋がらないこともたくさん起きる。気がついたら、そこに立っている。そんなタイプだなと。

だから、無理に決めるのをやめました。
人生で絶対これを成し遂げたい!そう思ってがんばるよりも、今を大切にして、私と周りが笑顔でいればきっと向こうからやることはやってくるし必ず繋がっていく。


反する言葉かもしれないけど、あきらめたわけではないし、火が消えたわけではないんです。
ただ、無理をせず、私らしい方法できっと叶う気がする。

叶えないと言う選択をするかもしれないけど、どっちでもいいかなって思ってます。

宣言してしまったら、撤回することは恥ずかしいけど、でも正直に生きたいですね。


そんなことを思っていたら、タイトルの「心の奥に生きている」と言う言葉がふってきました。

人生はきれいな一本道じゃなくてもいいですよね?

心の奥にはたくさんのものが生きているから出てきたら真っ直ぐにそれに答えていけばいい。

ゆるやかに、手元のことをしっかりとやっていきたいですね。

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