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7・8月

君たちはどう生きるか 吉野源三郎

みんな見てるよくわからない映画とは中身が違うらしい。時代が少し前なので、それは古くないか?という価値観もあったが、読むことに価値があると思った。私が普段考えている世の中のことに関して、新たな答えが増えたような気がした。

8月

麦本三歩の好きなもの 住野よる

文通相手が少し前に読んでいたので読んだ。日常寄りでふわふわしてそうだったが、深刻なものに向き合う章もあった。

人のセックスを笑うな 山崎ナオコーラ

映画を見たことがあった。急激に盛り上がって離れていくところが、映画よりも正面から感じた。19歳の大学生視点でよかった。そしてこの小説は才能がたっぷりでズルいと思ってしまった。

流浪の月 凪良ゆう

誘拐犯と大人になって再開した話。こんなに大事ではないが、他者にはわからないでしょうという日常で現れる感覚を思い出した。

世界で一番素晴らしい俺 工藤吉生

短歌集、世界の見方が少し似ている部分があって、共感した。人の思いの塊である短歌集は一気に読めなくて、ゆっくりになった。

正欲 朝井リョウ

電車旅行の間に東京で買った。世界がだんだんとつながっていく。こうゆう読んでいくと世界が狭かったね、小説が多いな。これも私たちの気持ちはあなたには一生わからないね、小説でした。人とのかかわりを求めてしまう。

明け方の若者たち カツセマサヒコ

実家で買った。先輩に映画より良かったと言われたので読んでみた。良かった。これも男性視点の恋愛小説で、切なくなった。人生が輝いている一瞬のようでまぶしかった。

汝、星のごとく 凪良ゆう

これも恋愛小説。読者からだと、ここがくっつけよというのが最後までかなわなかった。視点が変わるので、さらにもどかしい。なんでわからないんだろう。でも私たちも自分たちのことになると下手になるんだよな、という
こと。

星の王子さま

何度も読んでいるけど、毎回よくわからない。大切なことは目に見えないという事なんだろうな。こどもと大人の境で変わってしまう自分のことを考えた。

以上、9冊だった。


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