1歳児 手足口病になる
土曜の昼のことだった。テン様(息子のあだ名)の裸を見て、気づく。
「湿疹が出てる」
太もも裏やお尻、腕、口の端などに湿疹が現れていた。
6月なのに気温が30度超えというふざけた日だった。汗疹かな?と思って、とりあえず様子見をしていた。
湿疹が出始めると同時に、熱が上がりはじめた。38度。
もしかしてアレルギー?と思ったが、該当する食べ物が思いつかなかった。昨日、さくらんぼを初めて食べさせたけど「さくらんぼアレルギー」ってあんまり聞いたことがない。(調べるとシカラバ花粉症の人がアレルギーが出やすいらしい)
日曜は様子見をして、そして本日、月曜日。
めっちゃ湿疹でとる。
「こりゃ保育園には行けんわ…」と会社に欠勤連絡をして、病院へ連れて行くことにしました。
月曜の小児科、激戦すぎる
9時から開院だったので、ちょうどピッタリに行きました。
ピッタリに行ったはずなのに、番号は8番目。そして小児科の待合室は満員!
ナメてた……月曜日の小児科をナメてた……!
予約優先で呼ばれる中、待ち続ける。結論だけ言うと3時間待ちました。
キツかったです。大人でもキツイのにテン様が待てるわけがない。
待合室のソファに立ち上がり、眠いのかずっとぐずり続け、素足で床に降りようと奮闘する。「はやく〜〜はやく名前を呼んでくれ〜〜〜!」と祈りながら待ち続けました。
特効薬、なし!
3時間待ち続け、ようやくテン様の名前が呼ばれた。
げっそりしながら診察室に入り、症状を伝えたところ、
「手足口病だね〜。しかもこの子、結構ひどい方だね」
マジすか。
感染経路は飛沫感染、接触感染などです。うん、保育園ですね(知ってた)
「喉が腫れててしんどそうだね。よだれがいっぱい出てる?」
「あ、出てます」
「かわいそうだけど、手足口病って特効薬がないんだよね」
なん、だと……
「手足口病、今日だけで20人くらい来たよ(笑)」
「流行ってますねぇ……」
そんなに流行っているのに特効薬がない?
こんな医療が発展した令和の時代に??
インフルエンザのように毎年変化するタイプなのか??
疑問がぐるぐると巡り、頭を抱える。とりあえず痛み止めだけ出してくれた。口から飲むタイプだと痛がる可能性があるので、座薬タイプになった。
最後に恐ろしいことを言われる。
「今週は保育園、行けないかもねぇ」
ひいっ!
保育園でも大流行り!
その後、提出書類があったので保育園へ向かう。
保育士さんに、テン様が手足口病だったことを伝えると、
「今朝ね!たくさんのお子さんが発疹出てお休みしてたのよ」
みんな感染しておる。
そりゃあの密集した空間で、おもちゃを共有してたら流行るのも時間の問題だよなぁ。頷いていると保育士さんが恐ろしいことを言ってきます。
「大人にも感染するので気をつけてくださいね」
「え」
「感染すると歩けなくなるとか」
「えええ」
怖すぎ。
そんな恐ろしい病気なんですか、手足口病。頼むから一刻も早く特効薬を発明してください頭のいい人。お願いします!!!
6月は半分も通えていません
今週いっぱいも保育園をお休みする可能性が出てきました。乾いた笑いしか出てこない。
6月は半分くらいしか保育園へ行けていません。リモートだから仕事はできる。私の腰とメンタルを壊しながらですが……。
育休があけて2ヶ月しか経っていないのに、ある仕事を1人で任されそうになっていて、めちゃめちゃ鬱になっています。その仕事が、神経使うルーティンワークという、もうマジで最悪な仕事です。ヒューマンエラー発生しまくる作業なくせに、スキルがあまり身につかないという、割と白目剥きそうな内容。
テン様の看病をしながら、神経使わないといけない仕事をする……。心が折れかけています。
私「仕事やめていい?」
主人「口調がマジなんだよなぁ」
主人は在宅しながらテン様を診てくれることもあるし、
リモートのおかげで有給を消化しなくてもいいし、
仕事終わりにキャッチアップが必要なほど難しい業務を振られているわけでもない。
恵まれているのは分かっている。分かってはいるんだが……くっ……。
あと副業の方で月に20万くらい入ってくる(売上に左右されるから今後は減るけど)から、そっちに集中したい気持ちもあります。コードではなく文章を書いていたい。
だけどここで仕事をやめてしまうと後悔してしまう予感もするのです。ここが踏ん張りどころだよ!ともう1人の自分が叫んでいる。
嫌なことからは基本逃げてきた人生なので、一回くらいは頑張ってみるかぁ…と励ましながら明日もお仕事、頑張ろうと思います。
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