0歳児を連れて、北海道へ旅行してきた〜反省会〜
生後6ヶ月を迎えたテン様(息子のあだ名)。
そろそろ離乳食もはじまるし、荷物が増える前に旅行へ行きたい!と親のエゴ満載で、北海道へ行くことにした。日曜・月曜の1泊2日の旅行である。
目的地は「エスコンフィールド北海道」
知らない方のために簡単に説明すると、
2023年3月、「Fビレッジ」という広大な土地に「エスコンフィールド北海道」という新球場が建った。私が応援している日本ハムファイターズのホームである。
テン様を見せるために祖母のいる仙台へ行ったことはあったが、車だったため、自分たちのペースで行くことができた。
今回は電車や飛行機など、時間がきっちりと決められている。
色々と不安があったので、計画表をノートにまとめておいた。
何号車に乗ったらエレベーターが近いか、コインロッカーはどこか、授乳室はどこか……などなど、「こんなに細かく書く必要あるかな?」と思いながらメモしていたが、結果、大正解だった。行動一つ一つが無駄なくいける。慌てなくていいのでストレスも溜まらない。
なんなら、「この情報も調べておくんだった!」とさえ反省がでる結果に。同時に「この選択はよかったな」と頷くこともあった。
今後の備忘録として残しておこうと思う。
エレベーターの位置をメモしよう
家から空港まで向かうときのこと。
電車から降りる
↓
エレベーターに乗り、駅構内へ
↓
乗り継ぎの電車へ向かう
ここで問題が発生。
どこにエレベーターがあるか探し回るハメになった。
電車が到着するホームのエレベーターの位置はメモしていたが、駅構内のエレベーターは書いていなかった。小さい駅なら問題ないが、ターミナル駅など、大きい駅になると探し回ることが多かった。
乗り継ぎの時間に余裕を持たせていても、エレベーターを探し回ったり、見つけだしても、なかなか乗れなかったりするので、駅構内のエレベーターをメモするのも大事だなと反省。
スカイライナーは車いす優先の席に
成田空港へ向かうのにスカイライナーを使う人は多いと思う。
ベビーカー連れの人にオススメなのが、車いす優先の席。この席、前にスペースがあり、車いすやベビーカーに人を乗せたまま停めることができる。
車いす優先の席を、ベビーカーが使ってもいいのか?と疑問が湧いたが、予約時に「車いすやベビーカーを使用しない方の利用はお控えください」と表示されるので、ベビーカーでの使用も想定されているのだと判断した。
普通の席だとベビーカーは入らないので、ベビーカーは畳んで、子供を抱っこする必要がある。成田空港まで1時間近くかかるので、膝の上に乗せるのは避けたかったので助かった。
車いす優先の席は、4つしかないので早めに予約しちゃうのがオススメ。キャンセルも200円と良心的だ(日程を間違えてキャンセルした)
荷物の預け入れは必ず発生する
次は飛行機の荷物預かりについて。
どんなに自分の荷物が少ないと思っていても、子連れは荷物の預け入れが発生するものと考えて行った方がいい。
私は国内線で荷物預かりを使ったことがない。着替えしか持っていかないので、機内持ち込みだけで完結する。
化粧水やらシャンプーやらはホテルの備え付けで全然良い。なかったらなかったで、「まぁいいか」と割と適当に流せるタイプである。
主人も同じようなタイプだったので、テン様の着替えやオムツが増えたけど機内持ち込みでいけるっしょ!の精神で行ってしまった。
ダメだった
私たちが使ったPeachは1人7kgまで機内持ち込みできたのだが、ふっつーに超えた。家で計りなさいよ……という正論はやめてください。
空港で慌てて預け入れの手続きをすることになった。
3人で荷物合計14kgは多分、無理です。
ベビーカーは預けることになるので、結局は預け入れの手続きや、荷物返却を待つ手間はかかる。無理にすべて機内持ち込みにするメリットはないのかなぁ、と反省した。
LCCで行くならPeach
今回、LCCであるPeachで行くことにした。航空券比較サイトを見ると、JetstarやSpring JAPANなど他の安いLCCもあるが、私はPeachをオススメする。
理由は、成田空港第1ターミナルで完結するから。
成田空港は第1〜第3までのターミナルがある。無料バスは運行しているが、ベビーカー連れとしてはなるべくバス移動は最低限にしたい。
さらにほとんどのLCCが集結している第3ターミナルはJRが通っていない。そのため第2ターミナルから第3ターミナルまで移動することになるのだが、徒歩で15分かかる。お金がない大学生の頃に使ったが、あれは体力持ってかれる。
行きならまだしも、旅行帰りにキャリーケースを押しながら15分歩くのは、20代前半の私でもしんどかった。アラサーで、かつベビーカーを押しながらだと、疲労度は倍増するだろう。(なおテン様が泣いてたらセットボーナスで疲労度3倍)
そのため第1ターミナルか、第2ターミナルから搭乗できる飛行機がオススメ。お金を持っている人はANAかJALにしましょう。
Peachのファストシートがオススメ!
Peachにはファストシートなるものが存在している。
+1600円かかるのだが、これはかなりよかった。次回も利用したい。
メリットは2つ。
まず最前列のメリットは、搭乗してすぐに座れる!
一番前なので悩む必要がない。通路でテン様を抱きながら立ち往生する心配もない。
一番よかったのは、搭乗時間ギリギリに乗り込むことができること。
飛行機内で待つより、空港の待合室で待ったほうがストレスが少なかった。
あとは、トイレに行きやすい!
160センチを超えた私でも、両足を伸ばせるくらいの広さがある。通路側に座る人に「すみません、すみません」と足をどかしてもらう必要がない。
通路側の席をとればいいのでは?という意見もあるが、席で授乳をしたかったので通路側は避けたかったのと、窓からの景色を楽しみたかった。
次に、荷物の優先返却のメリット。
すべて機内持ち込みの人はあまりメリットを感じないだろうが、ベビーカー連れは必ず預ける必要が出てくる(ベビーカーの預け入れは無料)
飛行機を降りたあと、荷物受け取りのためベンチに座り、「まだかな〜」と待つのは中々しんどい。膝の上でテン様がおとなしくしてたらまだしも、ぐずってたら尚更である。
このシートに座った人の荷物は真っ先に返されるので、待つストレスがなくてよかった。パッと受け取って、すぐに出発できるので、時間短縮にもなる。
赤ちゃん連れでも旅行できる
色々反省点はあったものの、「赤ちゃん連れでも旅行できるんだなぁ」と自信がついた。もちろん旅行できるのは、エレベーターが完備してあり、ベビーカー優先席を作ってくれたり、ベビーカーを無料で預かってもらえたり、企業努力の上に成り立っているものだ。感謝しかない。
あとは「大学生の頃みたいな貧乏旅行は無理!」ということ。
人が1人増えるのだから、当たり前なんだけれど。旅行する前は、連れて行くのは0歳児だし、大学生の頃と同じ感じで旅行できる!と思い込んでいた。
やろうと思えばできるけれど、たぶん、2日は寝込む自信がある。疲労で。
節約しては行くけれど、お金をかけるところはかけて、自分との体力と相談しながら旅行するのがベストだなぁという結論に至った。
色々と勉強になった旅行でした。テン様もお疲れさま。一緒に旅行してくれて感謝やで。
楽しかったエスコンレポ↓
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