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最近の卵かけごはんは美しすぎる


陶器の茶碗に、一粒一粒が立った真っ白なごはんが盛られている。ふかふかごはんの中央に鎮座した艶めいた卵の黄身。茶碗の上空では小瓶が傾き、蜘蛛の糸のように一筋、醤油が注がれている。

どこから見ても美しい。しかし待て。あの卵かけごはんだぞ? 「腹へった、でも作るのめんどくせえ」を端的に解決してくれる料理ではなかったのか。

数年前は「卵がけごはんってシンプルだけど美味いよな」「わかるw」みたいな、ちょっと見下していたやつが意外とポテンシャルを持ってるみたいな語られ方をしていた気がする。しかし最近は「シンプル、だからこそーー奥深い」みたいなテンションで語られることが多くなった。

しかし私は思う。卵がけごはんのハードルを上げるなと。空腹で限界だが、料理する気力もない。そんな時、キッチンでごはんと卵を混ぜて、カッカッカと10秒くらいかけ込む料理だろう。※個人の見解です。

というわけで今回は、私の卵かけごはんをご紹介。

・卵
・ごはん
・しょうゆ
・Ajinomoto
・韓国のり
・たべるラー油


作り方は画像を見てもらった方が早い。こちらです、ドーン!


右上は息子の離乳食の残骸



鳥インフルエンザで卵が値上がりし、1パック200円以上という値段しか見なくなった。そんな時に現れた、1パック136円の激安卵。迷わず2パック買った。

手のひらで持って気づいた。めちゃめちゃ小さかったのだ。息子(0歳8ヶ月)の手のひらより小さい。思わず「ちいさ!!!」と叫んだ。

ごはん
ふるさと納税でもらったお米。昔はステーキ用牛肉やシャインマスカットなど、普段食べないご馳走を頼んでいた。ここ2年は米や鶏肉など、生活必需品しか頼まなくなった。これが大人になるということ。

しょうゆ
しょうゆです。

Ajinomoto
魔法の粉。主人から「卵がけごはんには絶対かける」と聞いてかけるように。英語表記にした意味は特になし。

韓国のり
細かく刻まれているものがベスト。香ばしさをプラスしてくれる。


食べるラー油
全てをジャンキーにしてしまう魔法の調味料。いまだに私の中ではブーム。大きな声では言えないが、単体でも食べてしまう時がある。


これらをごはんにエイヤーっとぶっかけて終わり。韓国海苔と食べるラー油のそれぞれ違った香ばしさを楽しみ、そこに卵のまろやかさが加わって大変おいしい。ほのかに効いたしょうゆと、Ajinomotoのうまみもポイント。調理時間5秒なのも嬉しい。

やっぱり卵かけごはんは、ちょっと汚く食べるくらいがおいしいんだ!と改めて感じる。

自身が出した答えに納得いきつつも、持っていたカメラで卵かけごはんを撮影してみた。



そこそこ映えた写真が撮れて満足。

美しい卵かけごはんもいいもんだな。
(手のひらくるっくる)



おわり


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