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「鬼滅の儀式」

地元の由緒ある神社様にて、毎年恒例の「立春招福巻 限定1500本」の神事が2021年1月24日(大安)に無事完了いたしました。

鬼の金棒を見立て丸かぶりする巻寿司の海苔に「家内安全」「新願成就」のご祈祷をしていただいてます。毎年緊張感のある境内で一枚だけ許可を経て撮影させていただくのですが(ブレブレで恐縮です。)宮司さまの目の前にある段ボールが1500本分の海苔となっております。

寿司酢から全て手仕込み。
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縁起モノの食事をご用意する基本の1つは、陰陽五行の習いに従う事です(彩りを含め全ての具材にはそれを使用する意味があります)
陰陽とは、森羅万象、宇宙のありとあらゆる事物をさまざまな観点から陰(いん)と陽(よう)の二つに分類するという考え方で、天地、昼夜、男女、明暗、動静、興奮と抑制なども陰と陽に分類されます。

また五行は、木・火・土・金・水の5種類の元素からなるという説です。5種類の元素は『互いに影響を与え合い、その生滅盛衰によって天地万物が変化し循環する』という考えが根底に存在します。

食に関することで言えば、五味【酸、苦、甘、辛、鹹(塩辛い)】
五色【青(緑)、赤、黄、白、黒】をさします。

昔ながらの知恵として、これらの色と味を含んだ食材をバランスよく食べ、体内に取り入れることによって健康が保てると考えられてきました。

このような教えに従い、昔ながらの具材を昔ながらの調味料で丹精込めて柔らかく、歯切れよく、後味良く仕込んでいきます。お子様からご年配の方までストレスなく丸かぶれる、少し細身の口径ジャストサイズも魅力。

同じ具材でも、毎年少しづつ深化する”意識高い系オールドファッションロール”。こちらは愛媛県南予地域にある店舗のみのお渡し品となっております。