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さようなら!変な人

 暑い。暑すぎる。この場を通して言いたい事、世間の方々に伝えたい事は他に何も無い。暑すぎる。思考が儘ならない。外気温が37℃の環境で思考が儘になる人間がいるわけがない。いたら教えて欲しい。「いや、でもあなたの部屋には冷房が付いてるんでしょ?」と疑問に思う人もいるだろうが、冷房を付けると寒くなるんですよ。冷房を止めたら今度は暑くなる。古内東子の「誰より好きなのに」のサビと同じ状況です。

古内東子/誰より好きなのに

 こんな不安定な精神状態下で充実、豪華絢爛、活力に満ち溢れたみたいな感じのおもしろ文章を執筆できる筈が無い。その場で思い付いた事をやけくそで書く以外にやれる事が皆無です。自分はもうこのnoteの更新が最早マネタイズすらどうでも良くなってしまい、ただただ執着だけで続けているのだ。あの、自分は漫画のネタバレを書くのが嫌なので詳細をぼやかしますが、いろんな道具を出すロボットが出てくる漫画で、それの初期に、いじめられっ子がいじめっ子に戦いを挑んで無理矢理勝つエピソードがあるじゃないですか。あれと一緒。「にがさぬぞえ」みたいな一般常識から逸脱した気概だけでこのnoteの更新を続けている。ずっと。延々と。狂った様に。終わりなく。解決方法も見えないまま。某漫画の感動的な喧嘩のシーンと同じ状況下で奮闘している筈だったのに、ふと気が付いたら蔵馬と戦った時の戸愚呂兄と同じシチュエーションになっていた。そういうこともある。
 今「漫画のネタバレを書くのが嫌」と明言したばかりなのに、幽遊白書のショック描写についてのびのび言及するのはどういう事?と思われるだろうが、幽遊白書のショックシーンの残虐さは、それから後の様々な漫画によって、明確なイノベーションと共に洗練されている、から、別に今更ネタバレも無いかなと…まず、冨樫義博自身の幽遊白書以降の作品がもう悲惨さや陰惨さを幽白より大きく上回っている訳で。もう"残虐な漫画"というジャンルのクラシックなんですよ、幽遊白書は。「ももたろう」と同じ。ももたろうにネタバレは存在しないじゃないですか。でも、ロボットの漫画のエピソードは、今、2024年になっても、初見で読んだらかなりの確率で涙するに違いない、年月による風化とか関係無い、永遠にフレッシュな、エバーラスティングな新譜だから、あんまり内容について語りたく無いんです。

 このnoteに「いいね」を付けた時に出るお礼のコメントも随時追加されてますんで、皆さんもお気軽に、もう人が住んでない廃墟に飲み終わったジュースの空き缶をポイ捨てするくらいの気楽さでね、「くらえ!」とか喚きながら。そのくらいの溌剌(はつらつ)さ、アオハルさを持ってしてね、どしどしいいねを押していって下さい。頼むよ本当に。写真のイラストは、幽遊白書の事を書いてて「そういえば俺、小学生の頃にポールマッカートニーからサイン貰ったなあ…」と思い出し、慌てて押し入れから引っ張り出して来たマニア垂涎の逸品です。ポールが空港で迷ってたんで"May I help you?"って声掛けてタクシー乗り場までの道教えて。お礼に貰いました。"Cool as The Wings.(ウイングスくらいいいじゃん)"と言ったら「ありがとう!肉は食うなよ!」と叫びながらタクシーに乗ってどっかに消えていきました。
 こんな写真挙げてて何だけど、自分はビートルズの良さが未だによく分からない。「町内会のゴミ拾いに嬉々として参加する爽やかな青年達」が作った曲、みたいな印象を殆ど全てのアルバムから受けて「なんかなあ」という気分になる。もちろん本人達がそんな単純なキャラクターだった訳が無く、あんなバンドを続けていたら精神は追い詰められて殺伐を極めてはいたのであろうが。やっぱり個人とかバンドの音楽から感じ取りたいのって、その人がどの様に自分の属している世界を嫌悪しているのか、憎悪しているのか、どの様に皮肉を言うのかとかじゃないですか。爽やかなもんとか微塵も聴きたく無いですよ。Jポップのラブソングだったら別だが。自分が属している世界とは一切関係無い天上界の音楽と認識して聴くので。いや、でもやっぱJポップも、失恋とか、彼氏が浮気ばっかりするので人類史に残るくらいにむごたらしく殺したいとか、そういうテーマの曲の方が自分は好きですね。

ARIA/浮き草〜Faded Dream〜 

 だからビートルズもホワイトアルバムはとても好きなのですよ。この世に対する生々しい苛立ちみたいなのがアルバムのそこかしこから溢れ返ってるから。「ああ〜年取ったら体のどっかが痛くてたまらねえ〜!腹立つわ〜!」みたいな怒りの波動を感じるから。妄想ですが。やっぱねえ、中年の表現活動っていうのは、長く生きていろいろ知りすぎて、どんな概念にも己を振り切りにくい、過激さに振り切れる事も出来ず、爽やかさ100%でやってける訳も無い、だからといって物分かり良く生きれるのならそもそも表現なんかに興味を持って無い、という感じで、若い頃よりかは中途半端なキャラクターになる人が大半なんでしょうが、でもその中途半端さこそが真のREALなんだ、その中途半端に生きている事自体へのフラストレーションこそが真にRAWなのだと自分は声を荒げて主張したいですね。それとは関係無く、一曲好きな曲を貼ります。ホワイト繋がりで、ホワイトフラッグというバンドの"kill yourself"です。

White Flag/Kill Yourself

 あと昔「あ〜俺はビートルズを好きになれないから結婚出来ないんだ!」と謎の強迫観念に責め苛まされ、取り敢えずポーズだけでも好きなフリをしてみようと思って描いた、自分のTシャツにBEATLESのロゴがプリントされているエッセイ漫画を再録しておきます。



 最近ですね、街を歩いてたらなんかオアシスのロゴとビートルズのロゴが半々になってるやつが印刷されてるTシャツを着てる人を見かけたんですよ。こんなのあるんだと思って。説明が難しいんですけど、画像がありました。

 で、自分はこういうデザインだったら何と何の組み合わせのやつが欲しいだろうかと考えまして。やっぱりほぼ何も関係無いバンドを合わせたいじゃないですか。で、出た結論が、アナルカントとクイーンが半々になってたらかなり格好良いだろと。いや、もしかしたら同性愛者の差別を目的としてそんなもんを着てるのかと責められるかもしれないけど、そんな事は無い!!純粋にバンド同士に何の関連性も無くてただバカなだけだから着たいの!!それだけ!これは衝撃的過ぎてその頃やってたブログにも書いたんですが、昔駅で凄い人を見まして。50歳位の眼鏡掛けたおっちゃんで、着てるTシャツが、アイアンメイデンの新しいCDのジャケのやつなんですよ。多分。詳しく無いけど。それで、帽子に付いてるバンドのロゴがBURZUMなんですよ。「その発想はなかった」でしょマジで。震えたよ。

 あと今思い出したんだけど、昔、原発事故が起こった次の日くらいに、もちろんドン底の気分で中野ブロードウェイに行ったんですよ。他に行くとこないから。そしたら当時存在してた3Fのレコファンの店頭で「ブラックメタルのロゴとかジャケがプリントされてるパーカー大売り出し」っていう謎のセールがやってて。暗〜い気持ちでなんとなく見てたらBURZUMの教会の焼跡がプリントされてるパーカーが580円で売ってて一瞬「ええ?!!!!!!!!マジ!?」となったんですが、普通に考えて、こんな事故が起こってしまった時にわけのわからない人達の強迫観念で放火された教会の焼跡の写真が印刷されてるものなんて買えるかよ、と思ってそっと商品を棚に戻しました。あの出来事は何だったのだろうか。あんなセール後にも先にも無かったしな。あと、ここまでグダグダ書いてて何だけど、昔のBURZUMそんな好きじゃない。女性の裸のジャケのやつとかは大好きですが…

BURZUM/VALEN

 最近自分はアナルカントを凄く聴き直したくて、でも既にCDは手放してしまって、イヤーエイクから出てるやつとか中古で売ってても絶対にプレミア付いとるに決まってるし、そもそもディスクユニオンのどのコーナーを探せばいいのかも分からない。「グラインドコア」のジャンルがディスクユニオンの棚から無くなってしまい、じゃああの音楽は何になるのか、デスメタルでいいのかとか考えてそこらへんの棚を見るのだが、そもそも売ってない。おじさんは貧乏だけど2000円までなら出そう、いつ剥離が始まるか分からないCDに2000円だぞ太っ腹だろ、と思いながら店内をうろつくのだが、本当に売ってない。まさかユニオンでアナルカントを探す様な中年になるとはね。何だかんだで自分は観葉植物が置いてあるタワマンに住んでコニャック飲みながらボサノバとか聴いてると思ってたよ。かすってすらねえよ。汚部屋に住んでディスクユニオンでアナルカント探してるよ。好きなボサノバ…ノエル・アクショテがメンバーにいたリサイクラーズ位しか思い付かない。

The Recyclers/Suguxhama

 あと、酒を飲んで云々とか書いてて思い出したけど、好烏龍って飲み物あったじゃん。あれ何で販売停止になったの?!あれは全てのジュースの上に君臨する真の王ですよ。俺は好烏龍が近所のスーパーから無くなった時本当に悲しかった。千年は続くと思っていた王国の崩壊を目の当たりにして。

RIP

 あと最近誰からも「マズい!」と嫌われてるフリスクのジュースを飲んだけど、俺はおいしいと思いました。

 そういう感じで、いつも以上にまとまりの無い文になったのですが、なんか最近Xで、もう本気も本気の汚部屋で女性がカレー作ってる(自分で撮影して自分でネットに挙げてる)動画を見て、本当に部屋を片付けようと思ったね。格が違ったよマジで。部屋の壁をゴキブリの大群がずんたたずんたた歩き回ってるのよ。スーファミの「ポピュラス」思い出したね。野球のストレートに例えたら160kmは出ていた。俺はもう草野球でいいです。身の程を知りました。まともな部屋に住みます。という訳で、最後に一曲好きな曲を貼ります。スーパーミルクというバンドで「ゴキブリ天国」………が、残念ながら公式の配信サービスに有りませんでした。ので、代わりにスーパートランプの「グッドバイ・ストレンジャー」を貼ります。アナルカントにも「お前の好きなバンドはスーパートランプ」って曲が有るしな。確かにな。俺はスーパートランプが好きだよ。

SUPERTRAMP/Goodbye Stranger (2010 Remastered)

 こんな感じでイケイケに夏を満喫したいものですね。では、また来週〜!

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