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" Still young "



高校を辞めて少しだけ早く
社会人になってからというもの

ずっと、何だかもの凄く
大人になってしまった気持ちで生きていたのだけど。





東京の父は、35歳の誕生日に
「 Still young!! 」と言った。


何年も世界を旅して

沢山の人や心と対話して
多くのものを見つめてきたような

私にはまだまだ遠くて
眩しいと思っているその人が

自分のことをまだ若い、と言ったこと。

そのことになんだかとても驚いて

19か20の頃の私には

目から鱗、という感じだった。







Still young...


スティルヤング...



って...
まだ若いって意味やんね… ?


と頭の中をぐるぐるしたり。





自分には何もない、まだ何も出来てない
と思って生きていると


周りにあるものが輝いて見えたり
憧れや目標になったりすることがある。



時折それでつらくもなるんだけど。




自分にないものを持っていて
強く憧れるような眩しい人も


" 今 "を生きている人間で


師匠みたいに近くて遠い人が
自身のことを" Still young "と言った。


それがずっと私の中で何気に深く刺さっていて








「 あの三次元版の悟空みたいな超サイヤ人が
Still youngということは、

私は更に Still young なのでは....... ?

なんか人生諦めモードみたいな雰囲気出してるけど

私、Still still young !!!  .....なのでは....?!! 」





みたいな。






少しだけ

" 等身大 " という言葉の意味が
なんとなくわかったような気もする。



まだまだ、出来ることが沢山ある。

そんな余白を見つけて

今の自分自身でいるのが楽しくなってきたら

こんな毎日も愛おしく、心軽く生きれる気がした








やりたい事に手を伸ばしてみたりだとか

人生は、諦めなくてもいいんだなって



そんな風に思えたら


人と違ったっていいんじゃない?
生き方がヘンテコでもいいのよって

自分にも、人にも思えたから。





なんだか、そんなかんじ。




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