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「たった1回」の面談に魂を込める

こんにちは。
会社つつおです。

先日参加した勉強会で考えたことをメモしておきます。

現在、私はキャリアコンサルタントとして、中学生や高校生と面談する機会があります。彼/彼女らは思春期と呼ばれる、子供から大人へと向かう過渡期で、不安定な時期を過ごしています。

私はそんな子供たちと面談し、彼/彼女らの不安や悩みを聞いています。
中にはさまざまな家庭事情を抱えている子供もいます。

そういう子供と面談をしていると、時折、諦めや無力感のような感情を表現する子たちがいます。

「どうせ進学は無理だから」
「〇〇学校は目指せないから」

進路選択においても、学力面に起因するものだけでなく、家庭背景の絡みを感じることもあります。



絶対的貧困と相対的貧困


所説ありますが、日本の子ども(17歳以下)の貧困率は約13%。つまり、7人に1人の子どもが貧困状態に陥っているとも言われます。その文脈で語られる貧困は相対的貧困と呼ばれる子を指しています。

私が日々面談する子供たちは、外見からは普通の中学生や高校生と見分けがつきません。普通に学校に通い、アルバイトをし、スマートフォンやタブレットも持っています。しかし、それぞれが様々な問題や困難を抱えています。「貧困は目に見えない」と言われますが、私はそのことを日々感じています。

キャリアコンサルタントとして、たった1回の面談では出来ることには限界があると思います。実際、何もできないこともあるかもしれません。

それでも、今は何も変えられなくても、将来的に不利益の連鎖を断つ一助になるかもしれません。


「たった1回」の面談を、どれだけ有意義な面談に出来るのか。
そのために引き出しを増やしたり、知識技術を向上させる必要があると思います。自己研鑽が大事。


これからも「たった1回」の面談に私は魂を込めたい。

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