【🇳🇿NZワーホリ】語学学校に通わない英語の挑戦を振り返る

「振り返る」と言いつつ。
2ヶ月経った今でも、Kiwi(ニュージーランド人)の方々の英語が聞き取れないし、言いたいことを上手く伝えられない。涙
みんな、どれくらいで英語を喋れるようになるんだろう。
とりあえず英語の勉強を続けていますが、そんな苦労を綴っていこうと思います。

⬜️自身の英語力について

前回のnoteにはちらっと記載しましたが、10年程前に受けたTOEICで650点、中学校の時に確か英検3級を取得した気がします。

あと実は英語の教員免許（中学生・高校生）を持っています。ただ厄介なのは当時は英語の実力が無くても免許は取れたんですね。

私の出身は国際学部で教育学部ではありませんでした。決まった単位を取得し教育実習に行けば誰でも免許を取れるシステムだったので、免許の取得にあまり英語力は関係ありませんでした。

さらに私は教員免許の取得を目指す学生の中でもドベ級に不真面目で、忘れ物や欠席、遅刻、課題不提出などもあった中で全ての単位を取得するのにやっとでした。

（教員採用試験と免許の取得は全く別物です。実際に先生をされている方々は免許の取得に加え英語力はもちろん採用試験をくぐり抜いてこられた方々なので本当に尊敬します！）

そんな感じなので全て全然当てにならない資格ですが、大学生の時にフィリピンのとある地域を支援するサークルに所属しておりフィリピン人とはさほど問題なく日常会話ができていました。

その経験があるので、日本人の中ではわりかし英語が喋れる方なんじゃないかと思っていました。ニュージーランドの英語はクセが強いと言われていますが、ある程度英語の基礎はできていると思っていた（し貯金もそんなになかった）ので、語学学校に行くことは全く頭に無く、kiwiのいる環境に挑戦してとにかく慣れまくるしかない！と思っていました。

⬜️英語の困難①日常会話

まぁそんな書き出しで既に予想できるかと思いますが、ちゃんと苦労していますよ、ええ。笑

まずkiwiの方々の英語はイギリス英語が基本なので、アメリカ英語で聞き慣れている私にとってはkiwi訛りとか関係なく難しい、、、。
現にイギリスから来たワーホリの方とも話しましたが、全然聞き取れませんでした。

あとネイティブの早さについていけていないのも実感しますね。
とある日kiwiの方と話した中で何と言ったのか聞き取れず3回くらい聞き直し、ようやく「I'm glad to see you」と言っていることがわかった時は自分に愕然としましたね。自分は挨拶すらも聞き取れないレベルなのかと。

そんな感じなので、長く会話が続きません。涙
本当はもっといろんなことを聞きたいし、yesやgoodのような表面的な感情じゃなくてもっと自分が深く思っていることを伝えたいのに！英語よ、出てこい！！

そんなこんなで、私以外の人たちはみんな会話の流れが分かって楽しいのに私一人だけみんなに合わせて笑ったり頷いたりする、みたいな状況が続いています。笑
また英語についていけていない私のために気を遣って簡単な話をしてくれる時は、とてもありがたく嬉しい反面申し訳なさも感じます。

ただバッパーに宿泊したときに気付いたのは、私たちと同じようなノンネイティブの英語はとても聞き取りやすいということ（それでも聞き返すこともありますが）。
「あ、これ教科書とかで見たことあるな」というような言い回しをしてくれるし、話すスピードもネイティブほど早くないし、ちょっとつまづいても勉強している者同士の苦労を知ってくれているので安心感がありました。

⬜️英語の困難②仕事

まずは仕事探し。
仕事にアプライすると電話で返事が返ってくるところもあります。その電話口で、何を言っているのか全くわからない。
特に私はCVに「国際学部」だの「英語の免許を持っている」だの「フィリピンでのボランティア経験がある」だの、、、「英語喋れる風」な経歴だけは一丁前にあるので、電話をする側ももちろん英語が喋れるもんだと思って普通に話してくるわけですよね。

まぁでも数分の会話で英語力なんてバレるので、「あ、もう大丈夫です」みたいな感じでトライアルに結びつくこともなくお断りされたところばかりでした。

またベトナム人の経営しているとあるカフェで面接があったときは、ベトナム人オーナーの英語がとても聞き取りやすくスムーズに会話が進んで。
ちょっと自信を持ったのも束の間、その後のトライアルでkiwiの方々の英語でコテンパンにやられ、トライアルは10分で終わりその後連絡が来ることもありませんでした。涙
良いカフェだったなー。

あとは仕事が決まった後ももちろん苦労しています。
店内でのお客さんとのやりとりは業務に慣れてくると「あ、これのことを言っているんだな」というのが分かってきますが、電話の応答は本当に難しい。私の働いているレストランはtake awayがあるので、電話での注文も多々。イレギュラー注文をされた日にゃもう大混乱です。

早く英語に慣れて、もっと気の利いた返事ができるようになりたいな。

⬜️英語の困難③自分の英語力について指摘を食らう

自分のワーホリのスパイスになるような、そんな経験でした。自分の英語については海外の数人の方々から指摘をもらいました。

一番ショックだったのはオークランドのバッパーに宿泊していた時のこと。
その方はオーストラリア在住の外国人で、ニュージーランドには旅行で遊びにきていて同じバッパーに宿泊していました。

彼と話していた時に言われたことは、
「僕の英語はあんまり上手じゃ無いけど、君の英語はもっとひどいね」
「ニュージーランドもオーストラリアも人脈社会だから何のコネもなく仕事を見つけるのは難しいし、君の英語力じゃなおさらだよ」
「Hospitality(接客)がしたい？何回も聞き返してくる人に接客されると、お客さんも迷惑だよ」
などなど、、、。

耳を塞ぎたくなるようなことをたくさん言われました。
その場に居合わせた他の友達がおそらく気まずく感じたのか、「そろそろ寝る時間だね！」と言ってくれ、話が終わりました。

話を聞いている時は「まぁ確かに」くらいに思って話を聞いていましたが、後日パートナーに電話で話をした時には涙が止まりませんでした。

悔しい、悔しい、悔しい。

その3文字しか頭に浮かびませんでした。

この時、絶対に仕事を見つけて喋れるようになってやる！と心に誓いを立てました。
その後も自分の英語力について何人かにいろいろ言わたこともありましたが、この経験と誓いがあったので、何とも思いませんでしたね。

ありがとう、あの時のあの人！笑

⬜️英語の苦労から私が学んだこと

「英語が話せる」と言うにはまだまだなので、効率的な英語勉強法とかについては話せませんが、それでもこの2ヶ月の経験で学んだことがあります。

英語が喋れる風を装う

仕事にアプライした会社から電話をもらって撃沈した時。
トライアルで英語が分からずコテンパンにやられた時。
CVの情報だけを見て「英語喋れるんですね」と言われた時。

CVに英語喋れる風な経歴を書いたことを何度も後悔し、何度もCVからその経歴を削除しようと思いました。

でもこれを無くしてしまうとまじで自分のアピールできる部分が無くなるし、そもそも自分がワーホリに来た目的の一つに、「英語力を上げる」と言うこともあったので。

語学学校にも行っていない私は少しハードルの高い環境に身を置かないと英語力は伸びないだろう、ということで雇用側には申し訳なさを感じながらも、「絶対に英語力を伸ばしてやりますので、どうにか！」という気持ちでCVの経歴はそのままに、アプライしていました。笑　

詐称をしているわけでは無いので。。。

また私が英語を聞き取れない時や喋れない時は自信の無さによる時も結構あって。
気心を知れた友人には自然と出てくる英語も、初めて出会ったネイティブには身構えすぎて会話できなくなってしまう、て感じですかね。

仕事の時はできるだけその心の壁をぶち破るために、ゆっくりでもクリアに大きめの声で話すことで自分を落ち着かせて自信を保ちながらお客さんとコミュニケーションできるように頑張っています。

そんなことをしている一方で、同僚には正直に「ぶっちゃけ英語が聞き取れない」という悩みも話しています。

私はジャパレスで働いているので、デメリットで言うと英語の挑戦の機会がローカルに比べて減ってしまいますが、メリットで言うとみんな私と同じように苦労した経験があるので、おすすめの英語の勉強法などを教えてくれます。

でもローカルのお店にも挑戦したいな！

自分の英語に自信がない人ほど他人の英語に口出ししたがる

あくまでも「私の経験から感じたこと」として聞いてください。

自分の英語についてはバッパーだけでなく他にも複数の方から指摘を受けたことがありましたが、彼らの言うことはまさにその通りだと思っています。
だからこそ悔しいんですよね。

もっと英語が聞き取れたらみんなの会話を止めなくて済むのに。
もっと英語が喋れたら深い関係を築けたかもしれない。

彼らが芯をついてくるのは、彼らもきっと同じような苦労をしてきたからなのだろうなと思いました。

一方で自分の身の回りのネイティブの方々はすごく優しくて、
「英語、喋れてるよ！これから慣れていけばもっと上手くなるよ！」
「私が話す日本語より、あなたの英語の方がはるかに喋れるから大丈夫よ」などの前向きな言葉をかけてくださる方々が多かったです。
（もちろん本心は違うかもしれませんが。笑）

もちろん全員が全員同じようなことを言ってくるわけでは無いと思います。

ノンネイティブの方でも前向きな言葉をかけてくれる人はたくさんいたし（むしろそんな人の方が多かった）、逆にネイティブだからこそ多言語学習の苦労を知らず指摘する方もいるのかもしれません。もしかしたらそれで苦労されている方もいるのかもしれません。

ただ自分の経験から言えることは、
「彼らも同じような経験をしてきたからこそきっと何かしら言いたいだけ」と思うことで少し気持ちが楽になるし、悔しさもモチベーションに昇華しやすい、と言うことです！

なので自分の経験したことが全てだとは思っていませんし、別の記事でも書きましたがワーホリの苦労も経験も人それぞれなので、今回はあくまでも自分と同じような状況にある方に自分の経験をシェアできればいいなぁ、と思っています。

ここまで長々と読んでいただきありがとうございました！

英語を喋れるようになって、「やって良かった英語勉強法３選」みたいな記事を書きたい。笑

半分冗談ですが、とりあえず英語の勉強をマイペースに毎日コツコツ続けていきます〜！

おすすめの英語勉強法や面白い英語コンテンツなどあったら教えていただけると嬉しいです。