第五回ツチノコ探検!活動報告!!!!活動日(2024/1/13/土曜)
挨拶
皆様、初めましての方は初めましてツチノコ研究会。通称ノコ研です。
この記事をご覧になっている皆様、新年あけましておめでとうございます!!今年のお正月は皆様どうお過ごしでしたか?今年は正月から石川県で震災があったり飛行機事故があったり……何とも波乱の年明けでしたね。つらく暗いニュースばかりが流れる世の中ですがそんな時だからこそ楽しく、明るく、元気よく生きることが大切ではないでしょうか。
前置きはこのくらいにして………今回の第五回ツチノコ探検は福島を代表する山、信夫山に行ってきました!もう前置きはいいや!!
それでは記事に入りたいと思います。
探検!!!!!
今回ツチノコ探検に集まってくれた人は私含めて6人で、そのうち二人はツチノコ会員ではなくゲスト参加を申し込んでくれた子たちでした!!
開会式も終わり我々は六人で信夫山を登ることになりました。そもそも信夫山とは何ぞや。という読者の方がいらっしゃるかもしれません。はい、説明は第三回ツチノコ探検の記事で説明していますので、是非お読みください!無料なのでね、是非。ぜひ。
さて、我々六人は信夫山を登ることになったわけですが、ツチノコ会員は実は今回で三回目の信夫山調査。正直三回も探検してるのでいないと思いますがやはり新年一発目、信夫山以外はありえない!!そう思い信夫山を登る山に定めたわけです!
しかし、新年一発目だろうと何も浮いた気持ちで登ったわけではありません。我々はあくまでもツチノコ研究会。山登り同好会ではありません。ツチノコ発見を目標にしてるわけですから、道中真剣に道路横の土を見ながら登りました。
しかし信夫山の山道は石がゴロゴロ転がり危険でした。さらに落ち葉が滑り剤のような役割になっているため気を抜いてしまうとすぐ転んでしまいます。とても危険な山道で我々会員は山登りをやめようと思ったくらいです。しかし我々はやめませんでした。そう、我々は危ないから。なんて理由で足を止める団体ではありません!ツチノコ発見。それを成し遂げるまで山でも探します。川でも探します。丘でも探します。町でも探します。夢半ばであきらめる団体ではありません!!!
しかし、そういった思いとは裏腹、ツチノコは一向に我々に姿を現せようとはしません。思っているのに姿を現さないツチノコ。会いたいと願っているのに会いに来ないツチノコ。我々会員は悲しく悔しがりました。しかし悔しがってもツチノコは現れない。そう思っている間についに我々は山頂についてしまったのです。
山頂から
山頂からは渺々たる福島盆地が見えました。その景色はまさに偉観。形容すべきものはありません。しかし会員にとってこの景色はどうでもいいものでした。ただ会えないことが悲しく悔しかったのでした。ついに会長が哀号をあげました、その哀号は喨々と福島盆地に広がりそのあまりにも悲しい会長の叫びに我々は涙を隠せませんでした。
山頂、目の前には渺々と広がる福島盆地。風が冷たく我々に当たる。その冷たい風は我々の心にしみました。さらに山頂周囲に植わっている松から鳴る松籟もなんだか我々への慰めの音楽のように聞こえ悲しくなりました。
ああ悲しきかな悲しきかな。会えない悲しみと会いたい苦しみ。これはまさしくツチノコへの愛でした。その愛は重く苦しく我々の胸に宿痾のごとくあるのでした。
しかしいつまでもこうして山頂にいるわけにはいきません。この悲しみを次に生かさなくてはいけない。我々会員は涙がこぼれぬよう上を向き山頂を後にするのでした。
神社と優しさ
我々は山頂を後にしました。山を下りた時には我々会員は疲れ果てていました。しかし疲れ果てて終わってはいけない。せめて神社にお祈りをして帰ろう。そう思い我々は蹌踉として信夫山のふもとにある神社「護国神社」にお参りしました。お祈り内容は決まっています。いうまでもありません。
お祈りも終わりさて帰ろう。その時でした。我々は屋台のおじさんに呼び止められました。「これもらってって」そういい渡されたのは玉こんにゃく。「え、いいんですか!?ありがとうございます!!!」そう我々はいうしかありませんでした。なぜおじさんは玉こんにゃくをくれたのか。それはわかりません。しかし我々はツチノコよりも大事なものを見つけてしまいました。そう、それは人の優しさ、人情です。きっとあのおじさんは意気消沈している我々の姿を見て励まそうとしてくれたのかもしれません。人をみて悲しそうだったら手を差し伸べる。この人を思う気持ちはツチノコをよりも大切なのではないでしょうか。
かくして今回の探検はツチノコは見つかりませんでしたが人の優しさは見つけ終わりました。
終わりに
ここまで読んでくださりありがとうございます。我々は今回もツチノコ発見には至りませんでしたが我々の探検はまだまだ続きます。
そう、ツチノコが見つかるまではね。
それではまた次回の探検でお会いしましょう。ありがとうございました!!
いいねしてね!!よろしく!!
記事:副会長なべぇ
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