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「反応しない練習」を読み終えて

確かに当然のことと思うことが書かれているが、実践するとなると大変難しいのではないかと思う。

承認欲、ルサンチマン(妬み、恨み)、競争に勝ちたいなどは全て他人との比較であり、妄想に過ぎない。

それらが自分のやる気につながるのであれば、持っていても問題はないが、他人との比較による敗北により、それらが執着となってしまうとささいなことに反応してしまい、他人に怒る、悲観的になるなど自らを苦しめてしまうこととなる。

大切なことは「慈、悲、喜、捨」の心を持つこと。相手のことを慈しみ、相手と同じく悲しみ、喜ぶこと。そして執着を捨てること。これが私にとっては一番難しいと感じた。

どんな時も「私は私を肯定する。」 そして目の前のことに集中する、今やるべきことをやる。

自分自身の苦悩は、自分自身でしか解決できない。(他人に救いを求めることでは解決しない。)

まずは目を閉じ、呼吸をして、自分の心、感覚と向き合い、正しい道、方向へ導くように自らの力で進んでいくしかないのではないかと感じた。

なかなかすぐに実践することは難しいが、これらのことを忘れずに「反応しない練習」をしていきたいと思う。