ファンズはぜんぜん儲からない
前回はnoteの売上報告記事を書いたので、今回は主にファンズの売上について書いていこう。生臭いゼニカネの話、第二弾である。
そもそも「ファンズって何?」という話だが、要は「ツイッターと連携して毎月一定額を支払う支援者にしか読めない記事をタイムラインに流す」という課金ファンクラブ型SNSだ。
おれがファンズで記事を更新すると↑こんな感じでツイートが表示される。
いち早く結論からいうと、7ヶ月で24000円強であった。月平均で3000円と少々である。2020/03/11時点で支援者数は16人。noteより更新頻度は遥かに高いのに収益自体は非常にショボい。
要するにファンズはとっても金にならないサイトである。とはいえもちろん支援者の皆さんには感謝しきりであるが。
踏まえて、ファンズのダメなところを列挙してみよう。
1.そもそも不人気サイト。よって集客も難しい。
2.まがりなりにもフォロワー5000人を抱えるおれでも、ファンズの支援者数は16人なわけだから、そもそもツイッターでフォロワーを増やせない人にはさらに難しい。
3.サイト自体がとにかく使いにくい。アプリも全然だめ。サーバーもなんか重いとき多いし。
4.支援金を受け取るのためにストライプという決済サイトに登録する必要があるが、その方法がとにかく分かりにくい。海外サイトらしいのだが日本語マニュアルが微妙にカタコトで読みにくい。払う気あるのか。noteなら銀行口座を設定するだけで振り込まれるのに。
5.ピンハネ率がひどい。支援者一人あたり330円/月支払うのに対し、おれが受け取る額は210円。実にピンハネ率は37%。noteは10%-20%程度。
こんな感じなので全くおすすめできない。
唯一褒められるところはそのコンセプトくらいで、ツイッター連動型会員制ファンクラブSNSというものは、おれの知る限り他には存在しない。
もしあるならば是非教えて欲しい。ファンズより使いやすかったら乗り換えを考えたいからである。それくらいオススメできないのがこのサイトだ。
したがって、ファンズに関しては趣味95%:マネタイズ5%くらいの力の入れ方でしかやっていない。
とはいえファンズにはサイトの性質上、おそらく自分のコアなフォロワーしか居ないと考えると、のびのび書けてしまうのでストレスになることもない。
おれのファンズの立ち位置はこの通りで、よくも悪くも「身内的」というか、プライベートなことからツイッターに書くと多数に怒られそうなことばかりを書いている。
それに、ツイッターのような文字制限も無いため、思いついたことをあまり推敲せず、勢いで書き上げて考えを整理するツールとしても使いやすい。
「思考整理のためだけだったらオフラインのメモ帳でええやん」と突っ込まれそうな話だが、おれの場合「多少人に見られるところに書かないとなんかやる気が出ない」という変態じみたところがあるのだ。
かといって、勢いそのままにツイッターやnoteの無料記事に書くと少しの間違いも絶対許さないマンからマサカリが飛んできたりするし、ちょっと怒られそうな内容だった場合、通報ラッシュで凍結されかねないのである。ていうか実際一度凍ったしな。
したがって(あくまでおれの場合は)「少数の支援者にのみ見られている空間」というものはなんだかとっても書きやすいのだ。
そのため、ファンズは同じ長文ツールであるnoteよりも更新頻度は高いものの、やや粗が目立つはずである。
要するに「支援者の懐広さに甘えつつ、noteより若干クオリティは落ちるものの、更新速度で欠点を補完していきたい」ということなのだ。
最初に書いたようにぜんぜん金にはなってないんだけどね。「のびのび書けて考えがほどよくまとまる」という充分なメリットをすでに受けている以上、それでも構わないのだ。
☆おまけ:前回記事の売上の話
ファンズの話はいったん終わるとして、ここからは「前回記事がいくら売れたのか?」という話をしたい。
実を言うと、前作はおれの中でやや実験的な記事であった。
一部の読者は気づいたかもしれないが、おれの有料記事の中で「480円」という価格設定はやや高い。いつもは200-350円くらいで販売することが多いのだ。しかし、そのぶん文字数は「5400字」とかなり多めである。
要するに【いつもよりも「文字数多め+お値段お高め」の記事をリリースした場合、売上はどのように変化するのか?】という実験を含んだものだったのだ。
これまた結論から言うと
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