見える資産、見えない資産、変換機
「見える資産」と「見えない資産」ってあるよね。
「見える資産」は金品とか不動産とかわかりやすいもので「見えない資産」は知識とか経験とか人脈みたいなものだ。美しい外見などはその中間的なものといえるかもしれない。
「見えない資産」はそのままでは使い勝手がよくないため、しばしば「見える資産」に変換する必要がある。
1.見える資産
2.見えない資産
3.その二つをつなぐ変換器
こういう感じでおれは資産の概念を整理しており3.の例は会社やインターネットが挙げられる。
知識や経験は会社等に属して仕事にすることで、換金性を帯びてくるわけだな。もちろんフリーランスで活躍する人もいれば、最近はインターネットから情報発信することで換金を図る人も増えている。YouTuberやブロガー、有料noterなんかもそれに当たる。
「資産」というと1.しか想定しない人が多くて、すぐに金にならなくても2.を蓄積したり、3.の効率性を上げるべく工夫してる人はまだまだ少ないと思うんだよね。
また2.を蓄積することには積極的だが、3.を確保することが頭にない人も多い。それだと単なる「物知りで顔の広い人」で終わってしまうのだ。
それはそれで豊かなことではあるのだが「人脈や知識を金品に替えたい」と思うならば、変換機のこともしっかり考えないといけない。
それを考えぬまま2.の蓄積のみに必死になるのは非常にもったいない話だ。ちゃんと努力をしているのに、自分の求める結果がなかなか出てくれないことで嫌気の差すこともあるだろう。
色々ふまえて、長い目で見れば2.も3.も多くの場合において1.の蓄積に大きく関わる要素であるため、少しずつでも気を払っていったほうが、人生はずっとスマートになるとおれは思うのだ。
(了)
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