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「人生のどん底から救い出してくれたのは、理科大サッカー部だった」・4年MG 小林唯華

平素よりお世話になっております。
理学部第一部物理学科4年の小林唯華です。

同期の引退ブログも、今回で最後です。

みんなの文章を読んでいて、
こんな癖が強すぎる人達と、よく4年間も一緒にいたなあと思います。
自分で自分を褒めたいです。


嘘です。大好きです。



このサッカー部で書くブログとしてふさわしい内容かはわからないけれど、
いつか言葉に残しておきたいなと思ってたことを、ダラダラと書いてみました。

時間と元気があったら、読んでみてほしいです。



大学2年


私にとって、部活に参加することの意味が大きく変わった時期。

コロナ禍が始まり、授業は全てオンラインに。
部活動も活動停止になり、1日のほとんどを誰にも会わず家で過ごす日々。

そんな中、私の人生を大きく変える出来事がありました。
それは、大好きなお父さんが亡くなったこと。


2020年の夏、大好きな父が自ら命を絶ちました。
おそらく最期に会話したのは私、
そして変わり果てた姿を最初に見つけたのも私でした。

突然の出来事を受け入れられなかった私は、
毎日のように1人で泣いていました。
自分を責め、お父さんと同じ場所にいこうと、何度思ったか。

そんな時、私を思いとどまらせてくれたのは、12分間走をした報告をするみんなのLINEの通知音でした。
活動再開を信じて頑張るみんなに、私は何度も救われました。


そして数ヶ月後、先輩達のおかげで活動再開が決まりました。

しかし当時、起きている間のほぼ全てを泣きながら過ごしていたため、
そんな状態で練習に参加できるか不安でした。
案の定、グラウンドに向かう電車の中でも泣いてばかりで、
みんなの姿だけ久しぶりに見たら帰ろうか、
なんて考えていました。

けれど、遠目からグラウンドで準備をしているみんなを見ていたら、
いつのまにか涙は止まっていました。

練習前の集合で
「マネージャーも練習来てくれてるから」
と先輩が言ってくれたとき、
こんな自分にも居場所があるみたいで、すごく嬉しかったです。

部活が再開してからは、泣いている時間も減ってきて、
気づけば部活が私の生き甲斐になっていました。



大学3年


自分を救ってくれたサッカー部に、なんとか恩返しがしたい。
その一心で運営委員を自ら志願して、仕事に励みました。

1,2部の他大学のスタッフの人数は、私達よりも多いところがほとんどで、
チームが1部を目指すなら、私はスタッフ5人分の貢献をしてやると心に決めていました。

ここで、マネージャーとしての私の数々の偉業を書き連ねようと思いましたが、
嫌な奴だと思われたくないのでやっぱりやめておきます。
(本当は書いて自慢したいです)

何はともあれ結果は2部残留で、
それに少しでも貢献出来ていたのなら嬉しいです。


大学4年


今年2022年の夏、
またしても自分にとってつらいことが起きて、
苦しいなと思う時間が増えてしまいました。

それでも前向きでいれたのは、
やっぱりこの部活で出会えた人たちが
暖かくて、一生懸命に頑張る姿を見せてくれるからです。

この部活に入ってよかったと、
本当に心からそう思っています。


最後に


今年度のリーグ戦では2部4位という成績で終わる事ができ、ほっとしています。

今年の試合で印象的だったのは、20節の東大戦です。
選手達の頑張りあってこその大きな勝ち点1でしたが、
運営委員の憧子ちゃんを含めた後輩マネージャー達中心に、有観客試合を運営したことも大きかったと思います。

私は特に2年の時から、
マネージャーであっても自分の熱意や戦略が、チームの原動力になると信じて行動してきました。

それは20節の東大戦で、改めて強く認識しました。
試合の始まりは、キックオフの瞬間ではなく、
試合会場を決める段階からと言っても過言ではないと思います。
だからこそ、大変で仕事が増えてしまうにも関わらず東大戦で有観客試合の運営を決断してくれた憧子ちゃんには感謝でいっぱいです。


理科大サッカー部の財産

マネージャーのみんなへ
サッカー部に入ってくれて本当にありがとう。
2年前、マネ1人で朝練や試合に行っていたときとは比べ物にならないくらい、みんなといると楽しかった。
来年1部でマネージャーできるなんて羨ましい!!
春休みにはみんなで旅行行こうね♡


こんなこと書いてよかったのかわかりませんが、
最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。

これからも、理科大サッカー部の応援をよろしくお願いします。


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