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【展示】個展「Unpredictable X」10/9-10/20@アトリエ三月

さて、タイトルの通り、この度個展を開催します。
場所はいつもお世話になっている、大阪・中崎町の「アトリエ三月」さんです。

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新村葉月 個展
「Unpredictable X」
10/9(金)-10/20(火)
平日15:00-19:00 、土日祝13:00-19:00(水木休み)
アトリエ三月 1階 
https://www.sangatsu.net/
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【statement】
「unpredictable=予測不可能な」
制作活動において日頃から予測不可能な事象を取り扱っていますが、予測できないことやコントロールできないことは日常にも様々に溢れているのだと強く再認識させられた半年間でした。社会、仕事、人生、そしてこの病渦の行く末等々。
予測できなさがわたしに不安感をもたらすとき、現実世界の些細な変化を拾い続ける行為が、自分の存在を確かなものにしてくれると感じています。
新村葉月

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以下余談。
展覧会名の「Unpredictable X」について。
私はタイトルというものをつけるのが本当に苦手で、展示の度に毎回毎回必死にひねり出している。(作品名に関してはだいぶ前に諦めて「texture 1」「texture2」みたいな感じで連番にしてしまっている程…)
今回も思いあぐねる毎日を過ごす中、聴いていた曲の一節が頭にずっと残っていて、その一節から単語を拝借した。

It's something unpredictable, but in the end is right,
I hope you had the time of your life
-Good Riddance (time of your life)/Green Day

わたしは英語が壊滅的に出来ないので歌詞の意味は全然理解できずに聴いているけど、メロディーの美しさは勿論、MVがめっちゃ良い。
仕事している時、子どもをあやしている時、カフェにいる時、部屋で過ごしている時、、、ふとした一瞬にあんな顔する時ある。人生の何たるかについて意識が立ち止まるような。特に深く考え込むでもなく、長いか短いかもわからない人生の、これまでとこれからの時間に思いを馳せて、第六感的に何かを知覚するような、ちょっとセンチメンタルになるような瞬間が。
街角には、生きている人々の数だけの人生とストーリーがあることを感じさせてくれる。よかったら上のリンクから見てほしい。

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当たり前だが、先のことはわからない。人生だけでなく、社会もこのコロナ禍の行く末も。わたしたちは予測できない未来の「わからない」を抱えながら、不安を心にしまって普通の顔で生活している。
「Unpredictable X」—予測不可能な何か。
このコロナ禍は、そんな皆のあらゆる不安が全部溢れ出てしまったように感じる。
予測できないこと、コントロールできないこととの付き合い方を、各々考えるべき時に来ているんじゃないかと思う。

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展示期間中、新村は土日在廊予定です。
作品以外には今年撮った壁の写真のZINEとかを販売してます。
情勢的にはまだまだ予断を許さない状況ですが、よろしければ是非お立ち寄りください!

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