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【コラム】推し活で学ぶNFTアート:NFTとか仮想通貨とかブロックチェーンとかよく分からない人がエンジョイするための日本一わかりやすい内容(当社比)


この記事で書いてあるオチ(先に結論)

・NFTアートは気軽に買える
・買っても売っても推しにお金が入る
・割とお得に買えちゃうので買ってみてね

1:推し活としてのNFTアート購入を『鷹の爪NFT』でやってみた

気になっているため追いかけていたNFTアートに対しての理解というか、タイミング的に推せる! っていう時点になったので、買ってみました。

結果的にメチャメチャ楽しい体験をしたのですが、もしかしたら困る人がいるかもしれん、ということもあったので、鷹の爪団NFTの『公式二次創作祭』という2024年05月20日までのからのキャンペーンをサンプルに説明していくのがこの記事です。

※必読【トラブルシューティングを含む記事です】

購入で困ったり悩んだした時の回避法も筆記しておりますが、これは購入者側のミス、かつ回避可能で、運営側の問題ではありません。先んじて明記しておきます。

とはいえ、分かってさえいれば困らない、というのは世界共通なので、まあ気になる人の便利なメモだと思ってお読みください。


1-1:NFTアートってなんやねん

『非代替性トークン』の略称がNFT、それを使った作品がNFTアートとなります。すごい雑に表現すると、「複製できないデジタルアート」という理解で大丈夫です。

例えばイラストとかの物理販売とかでナンバー入り限定品とか目にしたことがあると思いますが、あのノリでイラストをオンラインで購入できる、という仕組みです。

1-2:売っても買っても推しにお金が入ります、やったね

推しの作品を買って推しにお金が入るのは物理と一緒ですが、買ったNFTアートを売ったとしても、推しにちゃんとお金が払われるというのが大きなポイントです。このあたりにNFTとからんだ技術の話があるのですが、それはまた後の方で書きます。

1-3:普通に買うのと、今回買うのとでお得なポイントがあった話

今回のNFTアートの良かったところは
・そもそも鷹の爪団が好きなので推し活ができた
・面倒な手続きを回避できた
・普通に買うよりかなりお値段がお得だった
・推し活をきっかけにいろんな知識が得られた結果、そこから新しいことを     楽しめるようになった

となります。順番にお得なポイント(ファンとして/NFTアートの購入として/などなど)をこのあとお伝えしていきます。

2:鷹の爪団NFTがやってることの解説と利点

シンプルに、
・鷹の爪団が好き
・推しのNFTアート購入したいけどよくわからない
という人はここの下の項目をお読みください。

NFTアート持ってるけど何ができるの?
という方は3の段までワープしてください。


購入したもののスクショ。この記事は非営利なので現物を使っても良いのですが、
要確認事項かもなので一時的に。オリジナルはサイズが3000*3000です。

2-1:鷹の爪団NFTの今やってること説明と、伝えたいお得要素

鷹の爪団の説明は割愛。有名だしリンクは埋め込んだので各自堪能して欲しい。

で、鷹の爪団が創作クリエイターが集まる「foriio」という「ポートフォリオ作成したりクリエイター支援するサービス」の会社さんとコラボをして、『公式二次創作祭』を開催してる(2024/4/11~2024/05/20)のです。なおこの記事の投稿日は5月9日、みなさん急いで拡散したり見に行ったりして。

リンクここから!:https://nijisosaku.takanotsumedan.com/


177人(!)のクリエイターが『鷹の爪団のキャラを使って二次創作しましょう、テーマは世界平和』っていう世界征服(?)計画のもとにNFTアートとしてイラストを限定販売してます。


個性的で魅力的なイラストレーター様のアプローチを見て回るのも大変楽しいので、ぜひ。


で、このNFTアートを買うと、以下の権利がついてきます。
・鷹の爪団が渋谷駅周辺に掲示する大型ボード広告に名前が載る
・鷹の爪団の今後の二次創作際イベントへの参加資格を得る
・劇場版『秘密結社 鷹の爪』の35mmフィルムが抽選で当たる

公式的な権利の提示としては、以上なのですが、これだけではないのです。

筆者はこれ以外にメチャメチャお得要素としてデカいと思っているのが

・NFTアート買うときのとっつきにくさがない
・普通の方法で買おうと思ったら8000円ぐらいの値段がするのに、5500円で買えちゃう
・気に入ったクリエイターを見つけられたし、推せた

の3点になります。以下に「成功例」「失敗例」を踏まえて、こうやって買えばいいよ、ここは気をつけてね、をふんわり優しくお伝えします。

なお公式動画ではこのように案内しているので、こちらも参照されたし。
https://youtu.be/Ag_BVWiqupg?si=_K0Qt109f6rhsfOo


2-2-1 ちゃんと買えたときの手順(PC版)

1:公式販売ページでアカウント作成

ここで同意するを選択。そのあとメールアドレスの認証などがあるので、手順に従えば大丈夫ですが、怖がらずに進めましょう。無の境地が大事です。

2:公式販売ページの右上をクリックして「メタマスクでウォレットを作成」する

このウォレットを介して、クレジットカード(デビットカード)で決済するので、紐づけが必要です。ログインパスワードはブラウザなどで記憶できず、後でログインしよう……とか言う時に覚えてないと『詰む』ので、ウォレット設定時のシークレットリカバリーフレーズはコピペしてメモ帳とかに「「「必ず」」」保存しましょう。筆者はこれがなかったら買えなかったです(安全性が高い証拠でもあります)。

公式動画からの引用。登録時のシークレットリカバリーフレーズは絶対にメモしましょう。

3:NFTを買うために必要なサービスをブラウザ(クローム)に設定する


メタマスクと連係できている場合、クロームの拡張機能としてこのように表示されます。ここの連係が切れるていると購入できないので注意。

4:購入ボタンを押す

気に入った作品を購入したときの流れをこちらで説明。クレジットカードorデビットカードで決済するだけ。他の方法で買えるなーとか思ってはいけない。無心。
左だけみてクリック。右は見なかったことにすること。
ウォレットは先ほど設定したメタマスクを選択……というか右にもメタマスクしか使えないよ、と書いてあるので実質は左のキツネ一択です

5:クレカかデビットカードで決済

クレカ情報を登録すれば、あとは決済するだけで購入手続きは終了。無事にNFTアートをゲット。

6:めでたくゲット!

購入履歴もあり、きちんと自分は権利者として紐づけされる。


きちんとサイトにも反映されて、自分が限定枚数所有者の1人であるというのが表示される。めでたしめでたし。

7:買ったあとに作品を堪能する方法

購入したアートは、オープンシー(https://opensea.io/ja)というNFT管理と売買が可能なサイトに保管されています。先ほどのメタマスクと連係するだけなので、サイトに飛んだら以下の通りに進めましょう。


ログイン→メタマスクをクリック、でOK。パスワードは忘れずに。忘れたときはシークレットリカバリーフレーズ!


このように自分が所有していることも確認できますので、安心。アート作品ですのでサイズもめちゃめちゃでかいです(3000*3000ピクセル、350dpi、24ビット)。


2-2-2 ちゃんと買えたときの手順(スマホ版)

スマホで簡単に決済! というのも可能ですが、PC版とは若干操作が異なるので、こちらでサポートしてきます。

1:事前準備
その1:メタマスクのアプリをダウンロードして、さきにウォレットを作成する必要がある。
その2:クレジットカードによってはワンタイムパスワードが必要。

2:サイトにジャンプ(https://animap.io/)して、アカウント作成

スマホ版の画面でアカウント作成が必要。ここまでは前述のとおりです。

3:購入ページでウォレットアイコンをタップ。

※かならず購入ボタンを押す前にクレジットカード情報を入力しておくこと。そうしないとシステムとして正しく買えないことに注意しよう!

画面にテロップを入れるぐらい重要要素なので、マジで注意。

4:クレジットカードの登録の有無で分岐!

◯:クレジットカード情報を入力済みなら購入!
✕:そうでない場合、購入ボタンを押すと「ウォレットコネクト」という画    面が出てきて決済できないので、「クレジットカードの登録」を先に済ませること。

スマホ版のクレカ登録画面。ちゃんとスマホ仕様なので見やすい。

5:アイテム購入の際の決済システム画面が出るけど怯えずに

“このアイテムの購入リクエストを出すには、ウォレットの署名が必要です”と表示されるので「次へ」をタップしてメタマスクを起動する。 少しビビりながらもメタマスクを起動させる。
メタマスクにて“このメッセージに署名しますか?” ⚠リクエストが安全でない可能性があります エラーが発生したため、このリクエストはセキュリティプロバイダーにより確認されませんでした。慎重に進めてください。 とか言ってきて、「キャンセル」「署名」があるので、「署名」をタップ。実際ビビっているけどここで署名を押しても確認画面でるので安心して!
使用するクレジットカードの情報と共に、購入商品、お支払額が表示される。 下部の「購入リクエストを申請する」をタップする(カード会社によるが、ワンタイムパスワードの入力を促されるので、ワンタイムパスワードを画面に入力する)。このあたり面倒な分、セキュリティしっかりしている、という見方を持つと安心感がプラスになるのです。

5:購入したあとは一定時間すると所持欄に反映

スマホからは微妙にシステムが変わるせいか、情報反映が遅れる場合があるので、2時間ぐらい待ってもらえれば情報が反映されるので、安心しましょう。


推したら相互フォロワーになっていただいたイラストレーターのキューラビ様自らスマホ版の情報を提供していただきました、ありがとうございます!サイン入り!

というわけで、
PCでもスマホでも、今回のお祭りには参加できるので、ご安心ください。

2-3 普通に買えなかったりしちゃった時の注意点

(という名前のNFT購入するときの基礎知識)

2-3-1:ウォレットと仮想通貨の話

世界各国の通貨を、NFT購入可能なお金に変える必要があるのですが、このお金を「仮想通貨」「暗号資産」と呼びます。

NFTを買うときは、仮想通貨を買うときの相場(円ドルみたいなもの)や、仮想通貨に変換するときの手数料(”ガス代”と呼ばれる)を上乗せしてお支払い、というのが本来の流れです。

なので「仮想通貨で払うなら、仮想通貨を買わないといかんな」という知識がある場合、うっかり鷹の爪団二次創作祭の想定していない手順で買いそうになるのでご注意ください、を説明します。

2-3-2:メタマスクで仮想通貨を買っても鷹の爪団二次創作祭のNFTアートは買えない(正確には変えるだろうけど割高ですよ)の話

ブラウザ拡張機能にメタマスクのウォレットがあるのですが、ここで買い(Buy)のボタンを押すと、NFTアートを購入する前の暗号資産(仮想通貨)を取引できてしまいます。ほかに仮想通貨を使う予定があれば良いですが、特に無いならBuy/Sellの項目は無視してください。

鷹の爪団NFTアートの今回の購入で必要なのは
・メタマスクと連動してますので登録
・ウォレット(カードで払うための口座)ができます
・カード払いでお得にNFTアートが買えます
という設定だけなのです。

筆者は中途半端な知識があったので失敗する寸前まで行きました。
真似しないでね!

2-3-3:教訓としてうっかりやりそうになった失敗ルート(画面つき)

失敗1:メタマスクで暗号資産を購入して決済しようとした(クレカ払いを選ばなかった)

この画面に来てしまったあなたはすぐにブラウザを閉じて公式ページにいきましょう。ここでは暗号資産を購入してからNFTアートを買う、という今回の「鷹の爪団」のフェスとは関係がない世界なのです。ここで「なんとかなれー!」はおすすめできない。

画面にある通り、本来は5500円で買えるはずなのに、表示されているのは7665円で暗号資産を買えますよ、の文字。
この時点で引き返すのです。
異変です。

筆者は「暗号資産チョトワカル」みたいなバカだったので、自動入力金額ではなく、暗号通貨を公式ページで表示されているギリの数字に調整して買おうとしました。本来の価格よりも1000円高いうえに無駄な手間なので、バカの見本としてここにさらしておきます。

脳内では「対応できちゃう俺かっけー!」とかこの瞬間思ってましたが、ただのバカである。今回のプロジェクトがこんな面倒なことを広めるはずがないのだ……。

発生問題:デフォルトで購入すると価格が割高な計算なのか、微調整して日本円と暗号資産の数値を調整して……あれ、カードによっては暗号資産すぐ決済できない……?

解決:バカが頑張ろうとして無駄な時間を過ごした(END)

とか本当に虚無でした。
成功ルートなら5500円ポッキリ!
失敗ルートだと7500円ぐらい!
(結果的に使えばよいので失敗ではないかもですが)

逆説的に、鷹の爪団NFTの今回のイベントは「お得に簡単」なうえに「リターン」がすごい、ということが証明されました。

3:NFTアートに関してのプラス要素と、理解したうえでの購入と運用

3-1:NFTアートってどういうもの?

複製可能なコピーデータではなく、電子的に「これはコピー品ではないよ」と証明されている限定生産の芸術作品です。

今回は鷹の爪団の二次創作祭ということで、参加されている150人以上のアーティストの中からきゅーらびさんのイラストを購入しました、はいドン。

フィリップくんの勇姿がかっこよくて一目惚れでした。


こちらは購入したデータをメチャメチャリサイズしたうえでweb上で見られるようにしたもの。もちろん著作者はキューラビ様なので、常識の範囲内で楽しんでください。

2024年5月時点では、前述の通りOpenSeaでの国内外売買も可能ですが、「商用利用以外で使っていいよ」という権利を購入者が所持している状況です。
鶴岡の場合は、購入した時点でキューラビさんにお金が入りますし、他の人が「あっこれイイね!」って思って公式から買ってくれて渋谷に推しのイラストが物理でバコーン! って飾られたりしてほしい、という愉悦を得ています。

NFTアートを売り買い以外で堪能する方法はコレクター的な要素の延長ですが、自分のコレクションを飾った美術館的なサイトやVR空間を設定して自慢する、という愉悦もオススメです。所有権を持っていて、買ってもいいよ? っていう画廊プレイはお手頃に石油王プレイできて満足感が高いです。

他の人に自分の所有権を売る、つまりNFTアートの売却をしたときも「推しにお金が入る」のが物理絵画との大きな違いなのですが、NFTアートは暗号資産と情報が紐づけされているので、売買の数だけ確実に推しが儲かる、という安心感があるので、価値観が大きく変わる人もいるでしょう。


まとめ

そういうわけで絶賛キャンペーン中な上に、タイトルからして第2弾も絶対あるよねこれ、な公認二次創作祭の盛り上がりをぜひ体感して欲しいなー、というのをしたためました。

ちなみに締め切り迫っている中でゲーマーとしてふわっと有明で開催されていたEVO JAPANで現地を見学していたのですが、スポンサードに名を連ねているソニー銀行さんが来場者にNFTアートのプレゼント企画にアクセスできるQRコード付きのフライヤーを配布していました。サブカルチャー界隈✕NFTアートの大きな流れは、さらに広がっていくでしょう。

なのでまずは記事をきっかけに、「鷹の爪団NFT公認二次創作祭」をチェックしてみよう! おわり!



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