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家族団らん

一時的なことだと分かっていても、働き方が変化して
家族が顔をあわせる時間が増えた。

世間的には新型コロナウイルスへの不安でいっぱいなのだが。

もちろん医療崩壊に繋がるかもしれない。

そうなったとしたら
自分や家族が発症したとしてもどこでみて貰えるのだろうか?という心配もある。

現場で働く人たちにこれ以上の負担を強いることになる。

だから長期化しないことを祈る一方で

自分の中で今までにない家族の団欒が生まれて
不謹慎ながらも少し嬉しく思っている私がいる。

主人は昔から平日は帰宅が遅く
仕事がハードだったからなのか
任されるとこなすから仕事が増えるのか
やってくれと言われると断らないのか
わからないが
とにかく帰宅はいつも11時を過ぎる。

平日はフル回転で
その分休日はくたくた。

休日でも出勤か、自宅に仕事を持ち込むか疲れて泥の様に寝ているか、
家族との時間はほとんどない人だ。

子供たちが幼い頃
単身赴任していた。

こちらから遊びに行った時に(それこそGWやお盆の頃)
遊びに出掛けたくらいしか団欒の思い出がない。

彼は決して私たちをないがしろにしていた訳ではないのはよくわかるのだが。

私も私で、職場が遠いので子供が幼いうちは平日は実家に子供たちを預けていた。

私は仕事から戻ると
息子たちをお風呂に入れに実家に行き
寝かしつけまた帰宅する日々だった。

小学校に上がってからも
学校からのプリントを読み、
書かなくてはならない書類を書き、
用意しないとならないものを把握しながら、学校の様子を聞いていた。

息子たちと一緒の家で暮らすことが出来たのは、
次男が中学受験をして実家より我が家が近いことと、
実家の両親が高齢でそろそろ息子たちの世話がしんどくなってきたからだが、
一番手のかかる頃によくやってもらったと今でも思っている。

私が仕事を続けられたのは実家の協力がなくては成立しなかった。

さて、話を戻す。
不謹慎ながら家族団らんで平日に食事が取れる機会が増えて嬉しい。

息子たちや主人がどう感じているのかはわからないが、たまたま先日全員が家にいる平日があった。

私も主人も在宅勤務だったのだ。

もちろん家に仕事を持ち込んでいるので、 
主人は
「1時から会議だから昼食っていい?」
と聞いてくる。

いいんだけど、あなたが勝手に食べても息子らは結局私がいると
私のご飯を待っているので

ひとりでもふたり分でも同じだなと思い

昼の準備にかかる。

家にいるのも案外とめんどくさい。

それでも、みんなで揃って食事をするのはいいなと感じる。

新型コロナで家族の時間が増えたことで、改めて家族の大切さを自覚した。

終息してもこの団欒は終息しないで欲しい。

まだまだたくさんの記事を書いていきたいと思っています。私のやる気スイッチを押してくださーい!