栄養のことはよくわからないけれど
栄養に関する知識が自分の中で体系化されていない。大学で「栄養学」の授業はあったものの、当時は特に必要性を感じておらず知識として蓄積されることはなかった。いまは断片的な情報をいくつか持っているが有機的につながっている感覚が全くない。
最近は試合〜試合のスパンで大枠(五大栄養素的な)を押さえつつ、どれだけ体にいろんなものを入れれるか実験中。これが結構むずかしいのだけれど。
どれだけ頑張っても自分の体内で作れないものは作れない。作れるものでも材料がなければ合成できない。だから、微量でもいいから多くの食材を体に入れておく。あとは自分の体に任せる。過信は良くないけど、自分が思っているより人間は凄い。何とかなる。そんな感覚がある。
正直、一つひとつの栄養の成分なんで覚えられないしあまり覚える気がない。大事なことは練習中/試合中に身体が動くことで、毎日楽しくご飯を食べることだと思ってる。サプリだけで栄養を取ればいいってもんでは決してないし栄養素の数字だけを追って満足しても何か大事なことが抜け落ちてそうな気がする。
最近気になっているのは何かの記事で読んだ「まだ見つかってない栄養素があるかもしれない」ということ。食べ物も当然生き物だから食べ物間の相互作用なんかもあると思う。だから同じ食べ物だけ食べて必要な栄養素をクリアするよりも、同じ栄養素でも多くの食材を取り入れていくことで自然と自分に必要な養分は入ってくるのかなと。考えすぎないのもダメだけど、栄養の問題は一生続くし長く続けるために程よい緩さを保つことも必要だと思う。
自分の中での読書もそうだけど、とりあえず脳に一回入れておく。そのあとはどうなるか自分から何が出てくるか任せる。寝かせる、熟成させる、発酵させる。
それらのワードは料理や食べ物、特に調味料なんかにはピッタリとくる。だから最近は醤油、味噌、酒は専門で扱っているところで買ってみるようにしている。それぞれの良さはわからない。でも何か感じるところはある。そうゆうところに魅力を感じてしまう。人間としても選手としてもそんな風になれたらいいな。
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