見出し画像

強度行動障害 30歳女性①

障害者支援員として12年働いてきました。

障害者支援の仕事は面白い!
そして、日々大変!!(笑) 
こんな時どうする?悩む事いっぱいあるけど、躓きながら最適解を集められたらもっと楽になるんじゃないかな。



強度行動障害のある女性

強度行動障害って、障害名ではない。
知的障害や身体障害に掛け合わさる行動面の障害


今回例にあげる方は、
他害と脱衣、異食のある方

他害:自分以外の人を攻撃すること

脱衣:衣服を脱いでしまう。女性だから、同性介助原則

異食:食べ物以外のものを口に入れ飲み込む。食べ物か否か認識あるはず。


強度行動障害が発動する条件ってあると思います。
しかし、彼女の場合は常時他害のある人
・爪を立てて人を掴む(手、首筋)
・髪掴み(掴んだ手を引くこともあります)
・ズボンやパンツを脱ごうとする
・ズボンを下げてナプキンをちぎり口に入れようとする。
・靴を噛む


何か1つに対応しようとすると、別の行動を起こす。行動障害×行動障害の戦い

参考にした動画です。


現場で動いていると、研修すら受けられない。それでも、2回聞くと行動できるようになりました!いい時代!!

重度知的障害を伴うASDの医療

ここでとても参考になったのは、
医療は住む場所を与えない=地域生活を支える為の逃げ場(表現は不適切かも。。)

問題行動を強化しない=問題行動+過剰反応のサイクルを止める

楽しみを増やす=趣味を増やす、できれば一人で取り組めるものが良い



また更新させてください!


今回紹介した女性もとても改善されました。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?