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「こうゆうっ♪」オリジナル官能小説

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★た〜こいずの処女作「こうゆうっ♪」が、マガジンで登場しました!! ーーあらすじーー 真奏寛二(まそ・かんじ)。 日本屈指の進学校『私立下音田(しもおんだ)学園』に入学し…
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#官能小説

(R18)「こうゆうっ♪」第10話 溢れ出る牡(オリジナル官能小説)

(R18)「こうゆうっ♪」第10話 溢れ出る牡(オリジナル官能小説)

「下の子、かわいそうだね……出したげよっと」

 彼女の細い左手の指が、ズボンのファスナーをゆっくりと下げてゆく。

「あ、待って……」

 僕の絞り出すような声も虚しく、抑えの効かなくなったそれは勢いよく雄々しい姿を晒した。

「うわぁ~……えっち……!」

 ズボンの穴からそそり立つモノに見入り、女生徒は悪戯っぽく笑う。

 またしても見られてしまった……
 それも今度は、知らない女性が他に二

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(R18)「こうゆうっ♪」第9話 夢のような……(オリジナル官能小説)

(R18)「こうゆうっ♪」第9話 夢のような……(オリジナル官能小説)

 トイレで自慰をする、異様な美人女生徒。

 その姿を目撃した僕は、彼女に誘われて学園に取り残された古い物置小屋へと足を運んだ。

 彼女の成すがまま建物に招き入れられた僕は、外観からは想像もつかないような淫靡、極まる、光景を目にした。

「あっ、そこ……!んん、ぃい……」

 二人の全裸の女性。
 やや褐色肌のツインテール女子は、クッションに横たわり大きく股を開いている。

 もう一人、色白で黒

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(R18)「こうゆうっ♪」第8話 開かれた扉(オリジナル官能小説)

(R18)「こうゆうっ♪」第8話 開かれた扉(オリジナル官能小説)

 女生徒に渡されたメモを元に、やってきた学校の一角。

 人目につきにくく、周りに誰もいない。

 そんな場所を後にしようとした最中、再びあの女生徒に出会ってしまった……

 僕と彼女だけの空間。
 数秒が何時間にも感じられる。

 緊張とも不安とも、興奮ともつかない動悸がした。

 何も言わずに立ちすくむ僕に、彼女は静かに近づいてきた。
 目の前まできた彼女がまた口を開く。

「せっかく来たんだ

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(R18)オリジナル官能小説「こうゆうっ♪」第7話 校舎裏の再会

(R18)オリジナル官能小説「こうゆうっ♪」第7話 校舎裏の再会

「うーん……ここ、だよな……」

 色褪せた壁のペンキ。
 錆のついた扉。
 少しでも風が吹けば飛びそうな屋根。
 僕は今、どう見ても廃屋のボロボロの物置小屋の前に立っている。

 先程のトイレといい、どうして今日一日だけでこうもボロいものに縁があるのか……
 僕がこんなところを訪れているのには、理由があったーー

 ーー(これは……地図?)

 ガイダンスを聞きながらも、僕はトイレで女生徒から渡

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(R18)オリジナル官能小説「こうゆうっ♪」第6話 誘われて

(R18)オリジナル官能小説「こうゆうっ♪」第6話 誘われて

 口元に手を当てクスクスと微笑む女生徒。

 それから彼女は、徐に胸の谷間へ指を入れる。何かを探っているらしい。

 ちょうど僕の目線の高さから、制服の中身が見えそうな体勢だ。思わず身を乗り出す。
 しかし残念ながら、何かが見える前に彼女の体勢が変わった。

 彼女は胸元から小さな紙切れを取り出し、真っ直ぐ僕に目を向ける。
 垂れた髪を軽く掻き上げ、その紙切れを僕に手渡した。

「放課後、ここに来

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(R18)オリジナル官能小説「こうゆうっ♪」第5話 辱めと悦び

(R18)オリジナル官能小説「こうゆうっ♪」第5話 辱めと悦び

 自慰に溺れる女性、それを眺めて同じく自慰に溺れた僕。

 マスターベーションが呼んだ快楽のさざ波。
 それが瞬時に一転した。

 荒波と厚く垂れ込めた雷雲を、眺めるような気分だ。

 女生徒と、ついに目があってしまった。
 我慢できずに溢れ出した、僕の情欲のせいで。

「……」

 彼女は何も言わず、眉一つ動かさない。
 こちらに目を向け、体勢はそのまま。

 ほんの数秒のことだろうけど、それは

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(R18)オリジナル官能小説「こうゆうっ♪」第4話 ふぁーすと・こんたくと

(R18)オリジナル官能小説「こうゆうっ♪」第4話 ふぁーすと・こんたくと

 僕の手はズボンのファスナーを下ろし、無理やりパンツの隙間から、硬くなった男根を引き摺り出す。
 そのまま手で思い切りそれを掴むと、夢中でしごき始めた。

 ちなみに、僕は普段右利きなのだが、何故か自慰の時だけ左手を使う。
 始めた理由は、よく覚えていない。

「んん……ち◯ぽ、ちん◯好きぃ……」

 女生徒の肉欲に溢れたワードが、僕のしごく手を捗らせる。
 カッチリと硬くなった竿に、一回、また一

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(R18)オリジナル官能小説「こうゆうっ♪」第3話 リアルを目撃

(R18)オリジナル官能小説「こうゆうっ♪」第3話 リアルを目撃

「んっ……あぉ……」

一人の女生徒の小さな嬌声が、冷たいタイルの壁にこだまする。
ここはトイレの中……それも、男子トイレだ。

(なにこれ……?)

僕、真奏寛二(まそ かんじ)は混乱していた。

高校入学初日。
ガイダンス時点でこれからの学園生活に不安を感じ、落ち着くため、一旦トイレへと向かった寛二。

しかしそこで待っていたのは、自慰に耽る女生徒の尻だった。

「嘘でしょ……」

それ以上言

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(R18)オリジナル官能小説「こうゆうっ♪」第2話 出会ってしまった

(R18)オリジナル官能小説「こうゆうっ♪」第2話 出会ってしまった

ーー「うう……やっぱり、自信ないな……」

チャイムの余韻を背に受けながら、トボトボと廊下を歩き独り言を呟く。

入学式は何事もなく淡々と進んだ。
進学校の、それも初日なのだから、当然といえば当然。
他人と違うことと言えば、父母が来なかったことだろう。
仕事が忙しいというが、これについては中学の卒業式も同じだった。気にはしていない。

問題はそのあと。
各教室に分かれてのガイダンスだ。
指定された

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(R18)オリジナル官能小説「こうゆうっ♪」第1話 始まりの春

(R18)オリジナル官能小説「こうゆうっ♪」第1話 始まりの春

 4月1日。
 柔らかい風が、道を吹き抜ける。
 朝のニュースでは、3月初旬並の気温と言っていたけれど、心なしかもっと暖かく感じる。長い冬を越したからだろうか?

 そう、今年の冬は特に長かった。
 間違いなく、人生で一番。
 何を隠そう去年は、僕の勝負の年。
 受験の年だったのだから。

 僕、真奏寛二(まそ かんじ)は、どこにでもいるような男子中学生だった。
 そこそこの成績で、小学校から中学

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