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ジャニーズ長男の近藤真彦が退所
“ジャニーズの長男”でお馴染みの近藤真彦が2021年4月いっぱいでジャニーズ事務所を退所した。退所の引き金となったのは2020年の秋に報じられた不倫問題。報道後は長きにわたって芸能活動を自粛していたが、ついに退所してしまった。
2016年のSMAP解散以降、多くの所属タレントが事務所を退社している。独立が相次いでいる理由の一つとして公正取引委員会がジャニーズ事務所に対して独立禁止法違反の恐れがあるとして注意したことが挙げられる。
これまでは大手芸能事務所を退社もしくは独立をすると、一定期間は活動が制限されたり、今まで出演していたテレビ番組に出演できなくなるといった“干される”ケースがあったが、2019年に公正取引委員会が芸能人にも独占禁止法を適用すると見解を示してからは干されるリスクが減り、独立がしやすい環境となった。
今はテレビ以外にもYouTubeなどネット発信できることが大きい。インスタグラムを通じて新規の仕事を獲得できたり、YouTubeで再ブレイクを狙うこともできる。しかし、フリーランスで活動していると、いざスキャンダルが起こった際に守ってもらえないリスクがあるが、SNSで自由な活動を行うことができる。
2013年09月:田中聖(KAT-TUN)
2014年02月:赤西仁(KAT-TUN)
2014年03月:森本龍太郎(Hey!Say!JUMP)
2016年03月:田口淳之介(KAT-TUN)
2017年09月:稲垣吾郎・草彅剛・香取慎吾(SMAP)
2018年05月:山口達也(TOKIO)
2018年09月:今井翼(タッキー&翼)
2018年12月:渋谷すばる(関ジャニ∞)
2019年09月:錦戸亮(関ジャニ∞)
2020年03月:中居正広(SMAP)
2020年06月:手越祐也(NEWS)
2020年10月:山下智久
2020年12月:錦織一清・植草克秀(少年隊)
2021年03月:長瀬智也(TOKIO)、岩橋玄樹(King & Prince)
2021年04月:近藤真彦
2021年11月:森田剛(V6/予定)
筆者が印象に残っているのは2016年に退所した田口淳之介(元KAT-TUN)。通常はマスコミ各社にFAXで書面を送り、それがニュースとして取り上げられることが多いが、生放送の音楽特番でグループの脱退と事務所の退所を電撃発表。ジャニーズのアイドルとしては前代未聞の脱退宣言でとても驚かされた。
元SMAPの稲垣吾郎・草彅剛・香取慎吾が退所したあたりから続々と目立つようになり、ここ数年で一気に世代交代が進んだ。90年代〜00年代に活躍していたグループが解散し、2021年の秋にはV6の解散を控えている。オリジナルメンバーでのパフォーマンスが見られなくなるのは残念だが、ジャニーズは長い歴史があるため歌い継いでいくことができる。若手グループたちは先輩たちが歌っていた名曲を継承してバトンを渡していってほしい。
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