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バリスタに向いているなって思う人

バリスタに向いているなって思う人

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 今こうしてこの記事を読んでいる人の中にも、バリスタになりたいと思っている人、興味を持ち始めた人、そしてもうすでに長い期間バリスタをされている人、 いろんな人が居ると思います。あなたにとって、どんな人が向いていると思いますか?「自分って向いているのかな?」と不安になりながらも、なんとか自分なりに情報を入手しようと動き始めている人も居ると思います。

僕自身が考える、経験上で「こんな人バリスタに向いているよね」って思うような人を今日の記事では紹介できたらと思います。ここでは特に、これから始めようと思っている人向け! 一つでもあなた自身に当てはまればその部分を伸ばしさえすれば 自分らしさのあるバリスタにきっとなれるでしょう。もちろん、そうでなくても今からでも全然遅くないですし、あくまで僕の世界観でのお話ですのであまり気にせず参考程度に読んでくだされば幸いです。

バリスタに向いているなって思う人

飲食店で働くことが好き

まず最初に、「コーヒーが好きな人!」と言いたいところでしたが、意外にもこれはどっちでもいいと思っていて、実際に飲食店で働くのが好きであればそこで提供するものがコーヒーだったことで、少しずつ好きになってのめり込む人も多い。飲食店で働くのが好きだけで、「バリスタってなんかかっこいいからやってみたいな!」とかでも全然大丈夫です。もちろんゆくゆくはたくさんの知識、能力を身に付ける必要があるという認識と覚悟は持って挑みましょう。

お洒落な空間が好き  

僕は、正直、これだけでも十分バリスタをはじめるには申し分ないと思います。 この感覚を「お金をもらう」という立場になった上で考え、このお洒落さを追求すれば、あなたの世界観はその空間にとってきっと必要なチカラになるでしょう。 実際にはお給料をもらい、あなた自身がお店から評価されるわけなので、続けていくうちにただ単なる好きで続けるのではなく、センスやアイデアを高めること、そして情報収集に対する姿勢をプロとして常に意識高く向き合う必要があります。

目立ちたがり屋

バリスタにはもってこいの人です。高い能力でお客様に振る舞うことができれば、スターになれるかも知れません。ただし、自分の価値観で仕事をすることは絶対に避けましょう。まずはお店のアイデンティティ、行動指針、フィロソフィなどを理解してその線上で仕事をするように。これができない場合はあなたの行動はプロとは大きくかけ離れています。趣味の領域です。お金をもらうことは矛盾しています。だからこそ、小さいことに気がついたり、機転を利かせられる人になる必要があります。「目立つ」からとくに注意していきましょう。

他人を喜ばせることやサプライズが好き

コーヒーを提供する上で、たくさんのサプライズや感動を生むことができます。例えば、「これってコーヒー?紅茶みたい!」というように、飲む人にとってははじめての感動体験を、コーヒーの知識と技術によって生むことができます。スピーディーな手捌きで描かれたラテアートも、お客様にとってはかけがえのない一杯になります。そして僕のように、それがきっかけで「この世界で活躍したい」と、奮起し、人生そのものを変えてしまうほどの一杯になることだってありえます。あなたが日々お客様に喜んでもらいたいと思っている価値観は、技術と知識が重なり合いとても大きなものへとなります。時には人の人生そのものを変えてしまいます。ただし、「なんとなく楽しければいい」くらいの生半可な気持ちからは早く卒業しましょう。最初は全然それでも大丈夫。これも前述と同様、お店らしさを理解しプロとしてのアプローチが大切です。「私のこの行動は世界を平和にできる!」くらい大きな野望でもいいので、その行動が大きなものを動かすくらいの意識で取り組むことが重要だと僕は考えます。

競うことが好き 

コーヒーの世界には、さまざまな大会があります。僕が世界選手権で優勝した、 「ラテアート世界選手権」(世界的に有名な大会として、WLACCOFFEE FESTというものがあり、僕は後者の、COFFEE FEST での優勝。日本では他には澤田洋史さんや山口淳一さんなど、数名が受賞している)

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コーヒーフェスト in Chicago 2015

や、WBC(エスプレッソ、カプチーノ、アレンジの加えられたシグネチャー ドリンクのカップクオリティやプレゼンテーションで競う、バリスタとして総合力が最も求められる競技・日本人ではただひとり、井崎英典さんが2014年に世界一に)、その他にも焙煎やブリュワーズカップ(コーヒーを手動で抽出する技術やサービスを競い合う競技・2016年に粕谷哲さんが世界一に輝く)、カップテイスターズ、、とても多くの競技が存在します。日本一を決めたり、世界一を決めるような大きな大会もあれば、地域のコーヒーショップなどで開催される「LATTE ART THROWDOWN」や「抹茶のラテアートコンペティション」「オンラインのラテアート大会」「エアロプレスチャンピオンシップ」などというように、気軽に参加できる競技もたくさんあり、多くの有名バリスタはこういった大会で結果を残して自身の価値を高めていった人も多いです。人と競争することが好きな人もバリスタにはとても向いていると思います。ただし、注意しなければいけません。人と競うことは、争うことではありません。相手を負かすことではありません。自分が評価されることです。勘違いしてはいけないのです。職場で少し技術が高くなりはじめたりすると、技術のない人に対して、マウントをとってしまったりしてしまう人が沢山います。冷静になって相手の能力を覗き見してください。きっと、自分にはない能力がその人にはあります。そういう人を仲間として、チームとして一緒にお店やコミュニティを盛り上げることが重要です。ここのセンスが高いことであなたの成果が評価され世界を変える源になります。技術を持っていて、仲間を助けることができる。そんな能力は誰からも好評価に繋がるのではないでしょうか。競技者として突き進む上では論理的に広い視野を持って取り組む必要性を忘れないように!

 挙げ出したらまだまだありますが、清潔感があったり、めちゃくちゃお洒落だったり、手際がとても美しかったり、綺麗好きであったり、作業効率がよかったり、、それらの能力はとても評価されるでしょう。それだけでなく、「計算が得意」「カメラが得意」「映像が得意」「外国語が話せる」「経理ができる」「DIYが得意」「Webが得意」「リーダーシップに長けている」「レシーブ能力に長けている」 「デザインができる」「絵が得意」「施工関連の知識が高い」など、コーヒーをはじめる前から持っていた能力が仮にあったとして、または興味があった場合は、その能力を自分らしく高めることでプラス1のチカラになります。このプラス1ははっきり言いますが、この世界で生き抜く上では必要不可欠だと僕は考えています。ただ、美味しいコーヒーが淹れられる。それだけでは無理。日々の生活の中で、少しでも自分の能力を高め、それらを自分の個性(パーソナリティ)として体現していくことが重要ではないでしょうか。

自分の能力や価値をデザインできれば、必ず一人前のバリスタになれる!

この世界をもっと盛り上げていきたいですね!

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行動を続ければ必ず何か返ってくる!

今日もしなやかな1日を!

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