「自分の居場所」とは(2021/3/14雑記)

・最近Twitter見てたら「自分の居場所を作らなきゃ」「しんどい人とは付き合わない」といったツイートを見る。仕事や活動を通していろんな人と出会い、心を砕いて疲れてしまってそういう思いに至るのだろう。

・翻って自分はというと実はかなり昔から「自分の居場所」を大事にしてる。もちろんきっかけは他人や流行であることは多いけど、自分の行動は自分で決める。競馬を始めたのも自分、推しのタレントのイベントに行きだしたのも自分、推しのSNSにコメントを始めたのも自分。そしてその行動は「自分の居場所」の中で完結させている。そういう「自分の居場所」は多かれ少なかれ誰でも最初からあるものだ。で、大事なのは「自分の居場所を主張しない」ということだ。

・「自分の居場所を作らないと」とか「しんどい人とは付き合わない」とか「好きな人とだけ繋がりたい」とかなぜ思うのかというと、「自分の居場所を他人が侵害してくるから」であって、「他人の居場所を大切にしすぎてるから」だと思う。自分が自分自身の居場所を大事にしたいと同じく、他人が他人の持つ「自分の居場所」を大事にさせてあげたいから、心を砕くのだろう。

・また「好きな人とだけ繋がりたい」というのは下手をすると「その人が嫌いになったら切り離す」ということでもある。好きな人がずっと好きである保証なんてないのに。冷たいようだけど「自分の居場所を作るためには、人のことをあまり考えない」ことになるのかもしれない。

・じゃあ、お前は自分の嫌な奴いないのか?と問われたら・・・もちろんいるよ(笑)でもそういう人にはそういうかかわりをすればいい。自分の居場所がはっきりしてれば、他人の居場所は「そういうもんなんやね」とも思えるし、どうしてももやもやするなら「ツッコミに変えて笑いにすればいい」とすら思う。

・「人は人、自分は自分」と思えば、「たとえ人が違う考えでも、自分はこう思う」で済むし、「あなたの考えはそういうことなんですね」で済む。SNSとかでいちいち噛みつかなくても、それはそれで自分の考えを述べればいい。

・結局人付き合いって「それぞれの居場所を侵害せずに共存すること」なんだろうな。

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