【私的論考】アメリカ大統領選に見る「民主主義と感情」

この話題はあんまり触れる気はなかったんやけど

一応「勝利宣言」出たのでやろうかな、と。


アメリカ大統領選、バイデン前副大統領が勝利。


まあ、郵便投票に不正の可能性、とか

開票に共和党の監視員が近づけない、とか

197歳が投票してる、とか(笑)

いろいろとまだ揉めそうな状況ではあるけどな。


上記の件は、マスコミが否定してるようだ。

(と言っても、審議がはっきりしてないので

このあたりの話は裁判所判断になるやろうな)

そこを無視して、ワイが思ったのは一つだけ。


トランプ、よほど嫌われとったんやな(笑)


そもそも4年前、トランプ氏が大統領になったとき

みんな思ったことは

「なんであんな好き勝手する奴大統領になってるねん」

やったと思う(笑)

とはいっても4年間は大統領やし

実際、経済的にはアメリカの経済は回復したので

文句もあんまり言えんかったんやろ。


で、大統領選。

決定的にトランプ不利になったのはやっぱり

「BLM運動に端を発する、トランプの国軍派遣発言」

やったと思う。

黒人はもちろん、いわゆるリベラルも

共和党支持者も

「それは言ったらあかんやろ」ってなったんやないかな。


そこへバイデン氏が

「国民目線で話をしたこと」で一気に人気に火がついて

今回の結果につながった部分はあると思う。

フェイクニュースだとさんざんトランプ氏に言われた

マスコミもそこに乗っかる・・・


結局さ・・・

「あいつ大統領再選なんてふざけてるから入れたくない」という

感情論で動いたんやないかな。

そこに「実績」なんか関係ないのよ。


バイデン氏の勝利宣言というのも

「これからは対立を捨てて、団結で」なんて言ってたけど

これも完全に「いい人」になってるもんな。


つまりはね・・・アメリカ人ってええかっこしいなんちゃう?


トランプって、今思えば

「すごいワンマンで独善的な経営者」的にアメリカを

動かしてたねんな。

これは「現実的」だし、経営者として見たら

わからんことはないねんけど

そんなん言う人より「貧しい人を助ける」的な事言ったら

そら「ええ人」って思うやん。

つまり「こいつは悪いことせえへんやろ」ってなる。

副大統領候補のハリス氏も黒人で女性ということで

もちろん優秀な人なんやろうけど

「感じがいい」って思ったんやろな。


つまりは

「あんなおじいちゃんや黒人女性副大統領を選ぶ俺達って

正しいよね」

ってええかっこしてるように見えなくもないわけで。


重要なのはこれからの「実績」

どんなにいい人でも、「実績」が出せなかったら

また人は不満を持つ。

なんでそんなこと言うかと言えば

日本でもあったのよ、「民主党政権」が(笑)

それができてどんなことになったか(笑)


日本としては、どんな影響があるかわからんけど

決まった以上は、その人と付き合っていかざるを得ないので

注視していくしかないねんな。


ちなみに思ったんやけど。

前大統領のオバマ氏は「アメリカ初の黒人大統領」

ハリス氏は「アメリカ初の黒人女性副大統領」

そしてバイデン氏は「アメリカ史上最高齢の大統領」


民主党、はじめて好きか(笑)

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