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そして、「再生」という言葉が浮かぶ

こんばんは、卯月螢です。
自分の感覚と向き合いながら、絵や詩や文章を制作しています。

絶賛、腑抜けてます。
9月に剥けた制作はしているのですが、暑さからくる疲れのせいかあまり進んでいません。
しかし、それだけじゃないんだろうとも感じます。
線を描いている時に、全体を見て輪郭を直したりしていると
「去年と違うな・・」という違和感があります。
心持の問題だとおもいますが、でも悪い感覚ではないと思います。

たまに通勤時にアプリのフリーボードというモノに思いついたものをメモしたりしています。
今日もバスを待っている時に不意に「再生」という言葉が浮かんで、すぐ書き込みました。その言葉に意味をつらつらと考えていたのですが、腑に落ちる風景が思い浮かんだりしました。

何年も手今にしてきた事が
一瞬で焼け野原になり
何も残らない事がある
詩画集で半年間「孤独」を拾い集めて形にした。
もう数年前のイメージでは描けない事を再確認できた。
さて、どうしようと掲載あとに浮かんだ言葉やイメージを形にしながら考えた。
『消失からの、再生』という文章が浮かぶ。

Threadsで覚書がてらに書いた文。
何年もかけて自分は孤独であるという問いや過去でできた密林にあって。
世間的な孤立感や介護などで焦燥感など溢れるマイナスな思いで不安定な日々を過ごし慟哭し、燃え盛り心がこと切れた。
毎日泣き腫らし、何時しか心も鎮火して
親を見送った後に振り返るとそこには何も残っていなかった。
燃え糟を集めて形にして、もう元には戻らないんだと確認した。

そんな風景と言葉が浮かんで
「嗚呼、そうか」と制作が進まない違和感に納得しました。

大変だろうな・・と思います。
草さえ生えてない所から、木を育てるように制作するのは。
でも、なんとかできるんじゃないかと
・・イメージが浮かんで何とか形に出来ているので。

夏バテの今ですが、何とかやる気になりました。

詩画集「孤独の樹海」

ウェブショップにて掲載作品を販売しております。
掲載終了後は展示や販売の予定はありませんので、気になった作品があればこの機会にご利用ください。

掲載作品「深淵」短編


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