【つれづれ】たんたん【よもやま話】
たなかゆうすけです。
私は、淡々としていると言われることがあります。
淡々としている自覚はあまりないのですが、診察中は努めて中立的であろうとしているため、淡々としている印象を受けることが多いかもしれません。
あまりに入れこみすぎて一緒にドツボへはまり込んでしまうのは、双方にとって全く良いことではないよね、と思っているので、ある程度の線引きはするようにしています。
まあ、こう書くと淡々としているのかも知れませんね。
努めて淡々としている
診察以外の、子宮卵管造影や子宮鏡、採卵、胚移植などの検査、手技中は特に淡々としていると思います。
手技や検査などは、なんか痛くてしんどいものというイメージが蔓延している印象です。
『しんどい治療や検査を頑張って乗り越えたね』というのもありなんですが、どちらかと言えば『なんかよくわからないけど、知らないうちに終わってた』という方が良いと思っています。
皆さんはジェットコースター乗ったことありますか?
落っこちる前に、割りと長いことコースターが上がって行きますよね。
あの間にテンションがどんどん上がって行きますよね。
検査や手技を待っている間は、コースターが上がって行ってるのと同じようなものと思っています。
当日検査台に座って待っているだけでなく、自宅にいるときから、前日から、検査をすると決まったときから、ずっと上がり続けているコースターに乗せられている感じでしょうか。
検査や手技の直前に高度とテンションがマックスになり、そこから落っことされるのは、それはそれは疲れると思います。
さらに痛かったりしたら最悪でしょうね。
なので、検査や手技の時には、努めて淡々としています。
『今からやりますけど、まあさらっと終わりますので』とか、
『いつも通りなんで、まあ大丈夫です』とか、
そんな感じでやっています。
テンションマックスで今から検査するのに、
痛いけど頑張ってねって言われたりとか、
自分のよくわからないところで何か起こってるっぽいとか、
医者が首傾げてるとか、『アレッ』って言ったりとか、
なんかブツブツ言いだしたとか、
不安が限界突破しちゃいますよね。
ですので、そんな素振りは絶対出しません。
ちょっと難しいときがあっても、気合でさらっと終わらせるよう努めます。
患者さんの方が何倍も不安なのに、医者が不安になっちゃあダメですよね。
『もう終わりましたので、大丈夫です』
実に淡々としていますね。
上がりきったテンションが空振りするくらいが良いですね。
そのために、日々技術を磨いています。
終わりに
検査や手技は、淡々と終了するように努めていますという話でした。
検査や手技を、『受けたくないなあ』と思っている方の気持ちが、少しでも軽くなればと思います。
妊娠を希望される皆様が、幸せな結末へたどり着けますように…
たなかゆうすけでした。
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