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良し悪しは置いて影響を受けた

やほ。僕木之元。挨拶は簡素なほうがいい。嫌われない為にね。ruggirlのベースの上田って奴が好きな音楽について語ってて良いなと思ったから僕も好きな音楽、影響受けた音楽について書こうと思う。ボーカリストとしてのパフォーマンス面では、David Bowie,Iggy pop,Mick Jagger,Marc Bolan,Brian Connolly,志磨遼平といった、みんなが思う通り「いわゆる」細くて女々しい動きの人達からモロに影響を受けたのだが、今日は音楽や作曲で影響を受けたミュージシャンについて書こうと思う。

UNISON SQUARE GARDEN

一番影響を受けたバンドと言って過言ではないだろう。高校生の頃、一時期ユニゾンだけを聴いていた時期があった。もっと言えば作曲を勉強しだした頃に妄信的に田淵智也氏の書く曲を聴いていた。

高校生は演奏が難しい曲が好きになる時期がある。その時期にどっぷりだったのだが、曲が難しいとかよりも、なんせメロディが良すぎる。
コード進行に対してメロディが非常に綺麗で、
コードワークもメロディもよく動く。
その進行でそれ以上のものはないのではと思わせるものが多い。僕の進行はかなりユニゾンの影響が大きい。dimやハーフディミニッシュ。これはユニゾンの影響である。

ユニゾンだけでなく、田淵智也氏が提供していたアニソンもよく聴いていた。特にエゲツなかったのはDIALOGUE+の「はじめてのかくめい!」という曲だ。作詞作曲は田淵智也氏が担当し、編曲をこれまた大好きな田中秀和氏という僕に分数augの美しさを教えてくれた人だ。是非くらってほしい。

覚悟して聴け。特にサビの進行とメロディの良さ。


ハヌマーン / バズマザーズ

二つ目はなんと言っても山田亮一先生だろう。
これは誰にも文句言わせない。僕は世界一山田亮一を愛している。これまた高校時代に狂ったように聴いていた。音源も買い漁った。

ハヌマーンはかまいたちみたいなサウンドも特徴的だが歌詞の叙情的なこと、この上ない。
「星屑の点を線で繋ぐようにあなたとの日々も意味を持つかな」とか「どうして?の問いに愛してるって答えになってないぜ兄さん」とか芸人のあるあるネタに近しい、「痒い所に手が届く」感じがする。
全アルバム全曲詩もメロディも上等。

バズマザーズには、歌詞の文学性に加えてアレンジの凄みが加わった。せんちょー氏、重松氏のプレイヤーとしての技量がそこには出ている。そして、ハヌマーンよりもかなりポップになっているし、プログレっぽいものもあり、コミックソングっぽいものまで書くようになり、なんせ幅が広く聴ける。
是非聴いてほしい。それと、山田亮一氏をいつかぶっ倒したい。

THE BEATLES

もうウンザリされたら仕方ない。言い過ぎた。
ビートルズに関してはもう僕が良さについて語るのも野暮な気がするが、初期のロックンロールのときからポップセンスが隠しきれていない。
ジョンレノン氏のロックンロールセンスと、ポールマッカートニー氏のポップセンス、そこに追随するジョージ氏の遊び心や、リンゴ氏のスウィングしているビートが本当に綺麗に混じっていて、常に挑戦の連続。当時の音楽史では考えられないようなアレンジや、ジャンルのミックスというのとを、常に開発し続けて、7年半という短期間で200曲以上もリリースした。その中にはたった数週間で書き上げたアルバムも存在する。恐ろしい。

未だに、色んな人とビートルズっぽい進行について話したりするくらい。遊びの余地があり過ぎる。

あと普通に関係性や人格、それに基づくエピソードが可愛かったりあざとかったりで興味深い。
ポールマッカートニー氏がオーケストラの指揮を萎縮しながら取ったり、それに余計な提案をするジョンレノン氏がいたり。全てが愛しい。僕はいつかビートルズみたいなバンドになる。規模じゃなくて。

超有名曲オールマイラヴィングが一番好きなのだが、せっかくなのであまり有名ではない曲を貼ろうと思う。それもあまり有名ではないver.の。

稀代の名曲。心して聴け。短いからマジ聴いて。

私の音楽的に影響を受けたバンドでした。

ほな。聴いてね。おすすなので。

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