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『父、夏のおもてなし』田舎で一人暮らし

夏になると、実家の窓から見える景色や匂い、カモメの鳴き声、カラッとした夏の空気を思い出す。

私の地元は海が近く、夏はあっちこっちで昆布が干されていて、町のどこにいても磯の匂いがする。

一緒に住んでいた祖母と、前浜から拾ってきた天草でトコロテンを作ったり、畑に行ってトウキビをもいだりしたのもいい思い出です。
前浜で海水浴をしたついでにアサリを採ってきて、夜ご飯のお味噌汁の具材になるのも定番でした。

実家の台所は日当たりが悪く、夏でも台所の床はひんやりとして気持ちよかった。台所の床に座って、すりこぎをおさえたり、トコロテンをニュル〜っと出すお手伝いをした。

そんな実家には今、父が1人で住んでいる。

一人暮らしの父の家に遊びに行った日。
たくさんのとうきびを茹でてくれました🌽
そんな夏の1コマです🌻🍉🎐

父はとても優しいひとで、昔から娘の私が何かをお願いすると答えは「YES」。娘には甘いです。


父には自分の子供よりも若い年齢の友人がいて、ボウリング、ゴルフ、登山、スキー、家庭菜園。いろんな趣味を楽しみながら、アルバイトまでしてる。全ての事を楽しみに変えながら生きていて毎日楽しそう。


父の人への接し方・生き方は見習いたいところ。

まだまだ父に教わりたいことがある。

会える時は、父にも会いに行こう。

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