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ゆとり

1年くらい前に、キックボクシングをはじめました。

きっかけは地域のキックボクシングジムのチラシを見ただけで、特に誰かに憧れたわけではありませんでした。むしろ那須川天心くらいしか知りませんでした。

新しいことはじめるの大好きマンなので、ジムへ見学に行ってすぐ入会しました。毎週同じ時間に習い事をするという経験は、塾を除けば小学生の水泳以来だったので、なんだか子供のころに戻ったようでした。

周りは歳上が多く、競技志向というよりは健康促進的な意味合いが強いジムでした。音楽に合わせてキックやパンチをするクラスや、基礎的な動きを練習するクラスで比較的楽しくトレーニングしていました。

キックボクシングをはじめて良かったことは2点あります。

1つ目は運動習慣がついたことです。
毎週同じ時間にクラスがあるので、少なくとも1週に1回はしっかり運動する機会があるということになり、それまではほぼ運動していなかった僕にとっては運動をはじめるいいきっかけでした。
筋肉がついたり体重が落ちたりするとパフォーマンスが変わってくるので、そういった指標としても良いものになっていたと思います。

2つ目は気持ちの余裕が生まれたことです。
何か揉め事があった際、どちらかというと穏便かつ理詰めで考えを進める僕ですが、最悪殴って解決するという選択肢を得られたことで、心に余裕が生まれました。「喧嘩になったら多分勝てるけどな」というマインドを持った状態で、諸々の会話ができるのは体感としてかなりラクです。転職活動にもそこそこの影響があった気がします。

といった感じで書いてきたのですが、先日引越しをしたのでキックボクシングをやめました。最強に近づくために他の何かをはじめたいなあという気持ちです。柔術とか実践的で良さそうだなあ、なんて。


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