見出し画像

『ぼくらの転機〜ココロオドル仕事との出会い方〜』#5 ゲスト:前田裕二さんを見て再確認した自分の結婚観

「シゴトでココロオドルひとをふやす」ための就活・転職支援サービス、「Wantedly (https://www.wantedly.com/projects)」が企画する、『ぼくらの転機〜ココロオドル仕事との出会い方〜』の第5回目をたまたま見ることとなった。この回では、言わずと知れた有名人・超努力家の前田裕二さんがゲストで登壇していた。努力の実績だらけの前田さんが放つ言葉は、どれも説得力を帯びているが、その中でも印象に残った言葉があった。

質問:ココロオドル仕事に出会うにはどうしたらいいですか?
前田さん:とことん内省して自分の軸を決めること。そして、そこまで内省して選んだ仕事は絶対に「正解」になる、(自分の)選択を「正解」にする、というマインドを持つことですね。

この回答を聞いたとき、改めて結婚と就活は似ていると思った。

婚活をしている友人から「どうやって運命の人を見つけたのか?」と聞かれることがあるが、私は運命の人などいないと思っている。それか、少なくとも私には、運命の人センサーというものが搭載されていない。結婚とは、その人を死ぬまで愛するという覚悟を決めること、だと思っているし、言い換えると、(努力によって)その人を自分の「運命の人」にする、と決めることだと思っている。

「運命」という言葉は、どちらかというと直感的で、自分の意思とは別にすでに決まっているもの、というようなニュアンスがあり、「努力」とは対極にある言葉かもしれない。しかし、結婚後、さらなる愛を育み・維持していくには、多大な努力がいることを、夫・妻を持つ人だったら共感してくれる人は多いと思う。(ディズニー映画のように「結婚してしあわせに暮らしました」と終わるストーリーだったら本当にしあわせだろうなあと思う)

私が今の旦那の girlfriend になったときも、fiance になったときも、運命の人センサーは作動することなく、それらのプロポーズをただ「断る理由がなかったから」という至極消極的な理由のみで受け入れた。多くの友人からブーイングをくらった理由だが、私たちはしあわせに暮らしているし、この人(夫)と結婚してよかったと思えている。

婚約当初の、私と夫の結婚に対する温度差はとてつもなかった。しかし、「この人を自分の『運命の人』にする」と決意して以来、相手のいい部分がだんだんと見えるようになり、それらを信じられるようになった。

運命の人はいないが、努力と覚悟によってその人を運命の人にすることはできると思っている。宝くじで当たりを当てるようなドラマチックな運命の出会いでなくとも、「一緒にいても不快ではない」くらいのやんわりとした関係が、のちの「運命」になることもあるのではないだろうか。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?