見出し画像

海外進出のタイミングはいつ始めても遅いということはないこと

2023年2月に3年ぶりのインド訪問をしました。

プネにあるSri Balaji University訪問の様子

3年前はコロナ禍がちょうど始まる前で、インドから帰国したらもう海外になんていける雰囲気ではなくなっていたのを覚えています。

そのときは僕はベトナムにも3ヶ月に一度ほど行っており、インドもこれからこれから頻繁に行こうとしているタイミングでした。正直3年もブランクがあって、3年後の2023年にインドに行く前は「インド市場なんて成熟してしまって今から始めても手遅れだ」と思っていたのですが、3年のブランクを経っても訪問しても、インドはまだ今からいろいろ頑張っても遅くない(むしろ今でも早い)という雰囲気でした。

僕はいつも海外で何かをしようとするときに「早く動かないといけない」とか「この 1年で結果を出さないと終わりだ」とか衝動にかられて動こうとする風潮があります。

2000年代は中国でビジネスをしようとしていて、 2010年以降はシンガポールで何かをしたいと思っていました。その頃は 「2015年にシンガポールにいっても僕と同じような日本人がいっぱいでもう何をしても遅い」という気持ちで動いていました。正直ある意味ではこれは正しいと思います。1990年代に中国語を勉強をしたいた身からすると今更自分の中国語能力がそんなに特徴があるとは思っていませんし、中国でビジネスをするのであればやはり 2000年代初頭に現地にいっていたらよかったなと思います。

2013年(10年前)の上海の様子

ただ、 3年のブランクを経て 2023年の 2月にインドに行ってみると、別に遅いという感覚はなく、むしろ「今からでもまだまだ何かができる」という感覚でした。つまり何を言いたいかというと世の中の「これからは〇〇だ」というような風潮に煽られず、いつ何を始めて遅くないし、むしろ「今始めてももう遅いからもう始めない」という選択肢自体がよくないんじゃないかと思いました。

例えば僕が主戦場とするプログラミングやウェブ業界では「これからは AIがプログラミングを書くのでもう勉強しなくていい」とか「英語は自動翻訳できるので英語は勉強しなくていい」とか「これからは〇〇だら、〜〜したほうがいい」とか「これからは〇〇だからもう遅い」とかそのときどきのタイムリーなキーワードに惑わされて焦ったり、諦めたりとかそういうことが多々あるなと今回のインドに行って思いました。つまりいろんなことをタイミングのせいにしてやってないことがあるなということです。

もちろん時代にあった需要とか流行り廃りはありますが、 3年ぶりに行ったインドは 3年前のインドの熱気で、まだまだ僕もやることがたくさんあるんだな感じたインド訪問でした。ということで結論としては自分が時代の流れに惑わされすぎているなあという話でした。

3年ぶりのムンバイも同じく同じNikeの店がありました

今後も時代のキーワードに惑わされがちですが、やりたいことをやりたいタイミングでやっていければいいなと思っています。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?